来年の今日は皆既日食 | スチャラカでスーダラな日々

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故・植木等氏の御冥福に因んでkeiのスーダラな日々を紹介します。故人の映画のようにスイスイと軽妙な人生を送りたいものです☆彡

Next year Eclipse city

次回の皆既日食帯と雲量予想図
2008年8月1日の雲量予想図
2008年8月1日の雲量予想図

画像はクリックすると拡大されます。上の図はあくまでもこれまでの統計で、確率的に晴れそうな場所が分かるだけです。当日は天気予報を検索して確実に晴れる場所へ行きましょう。
図の中央にある巴里坤(パリコン)は天山山脈の盆地にあり、標高は1000mを超えます。更に東へ行くと大きな盆地があり、そこを皆既日食中心線が通過します。そこではちょうど2分間の皆既日食が観測できます。現地のGPSは北緯44度30分 東経93度30分です。

2008年8月1日の皆既帯地図
2008年8月1日の皆既帯地図(画像はクリックすると拡大されます)

7月と8月の平均雲量図この地域は既にユーラシア旅行社がツアーを販売しています。7泊8日で“天山北路を極める ~ハミから天山山脈を辿り伊寧へ~”と言う旅です。同じコースで皆既日食ツアーが出ないものでしょうか?日程を短縮出来ればサラリーマンの方にも参加しやすいツアーになるので、近日中に交渉するかどうか検討中です。ツアー代金は、恐らく30万前後になると思います。成田空港から烏魯木斉(ウルムチ)まではJAL使用で、観測地までの往復はバス利用と言うプランになるでしょう。                 ISCCPによる7月と8月の平均雲量図
観測地(observation spot)に近い巴里坤にはホテルがあり、当日移動で観測地に行けると思います。ちなみに現地の太陽高度は、皆既日食の瞬間で20度です。これは1997年3月9日にシベリアで見られた皆既日食とほぼ同じ高度です。本影錐(月の影)の移動が見られるかも知れません。また烏魯木斉では、日本より-1時間の時差があります。

1997年3月9日に見られた太陽高度20度の皆既日食と本影錐(月の影)

巴里坤皆既日食ツアープラン
観測地周辺地図巴里坤滞在型
①7月30日(水)(空路)
成田空港→中国国内乗継→烏魯木斉
烏魯木斉泊(深夜到着)
②7月31日(木)(天山北路・500km)
烏魯木斉→吉木薩爾観光→巴里坤
巴里坤泊(宿に着いたら星空観測)
8月1日(金)昼食後出発(往復400km)
巴里坤→観測地日食観測→巴里坤
巴里坤泊(宿に着いたら星空観測)
④8月2日(土)(天山北路・500km)
巴里坤→巴里坤湖観光→烏魯木斉
烏魯木斉泊(巴里坤→烏魯木斉500km)       観測地の中国地図
⑤8月3日(日)
烏魯木斉→成田空港(空路)
観測日は出来るだけ観測地付近に滞在したいので、巴里坤のかわりに三塘湖へ宿泊出来るかどうか聞いてみます。
巴里坤→観測地までの道のりは、巴里坤→三塘湖→観測地となります。三塘湖からまっすぐモンゴル方面に進み、国境の約50km手前で皆既日食中心線があります。そこで観測します。天候等の下調べは、烏魯木斉のインターネットカフェで②日目の出発前にします。朝食時に参加者が揃っていれば出発と致します。
ちなみにY社のプランは7泊8日の内容で、8月は328,000円からツアーが販売されています。只今、巴里坤皆既日食ツアープランをY社に依頼中です。15名以上の参加者が集まれば、300,000円を切る旅費も可能。30名以上のツアー参加者がいれば、旅費も更に安くなるかも知れません。それ以外、新たなアイデアや御意見のある方は日食掲示板に書いてください。

皆既日食観測地
皆既日食観測地 北緯44度30分 東経93度30分(画像をクリック)

参考までに中国西北部の詳細地図を以下に掲載しましたので、クリックして御覧下さい。

中国西北部の詳細地図
中国西北部の詳細地図 中国まるごと百科事典様 より転載(画像をクリック)

ちなみにEclipse cityも巴里坤近郊と西シベリアのノボシビルスクを観測地として計画しているそうです。DATA上の晴天率は、巴里坤に軍配が上がるでしょう。

皆既日食時の空
皆既日食時の空の様子(画像をクリック)