ねぷた集団『がほんず』 | スチャラカでスーダラな日々

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故・植木等氏の御冥福に因んでkeiのスーダラな日々を紹介します。故人の映画のようにスイスイと軽妙な人生を送りたいものです☆彡

ねぷたの御囃子に特徴がある、ねぷた集団『がほんず』を紹介します。2005年8月に撮影しました。特にノリが良い若者が多く参加しています。数少ない女絵師がねぷたを描きました。この方は、毎年ねぷた集団『がほんず』のねぷた絵を描いています。

ねぷた集団“がほんず”

ねぷた集団“がほんず”
ねぷた集団“がほんず”

源 頼光 女郎蜘蛛を斬る(鏡絵)
源 頼光 女郎蜘蛛を斬る(鏡絵)"

地獄太夫(見送り絵)
地獄太夫(見送り絵)

がほんずとは元々津軽弁に、ほんず〈間抜け・浅はか・思慮を欠く・常識がない〉と言う言葉がありますが、それに輪をかけて“ほんず”だと頭に“が”が付いて「がほんず」となります。がほんずの赤い半纏が人目を引きますね♪

ねぷた絵師の数は約50人ほど居て、そのうち女性絵師が3人います。
一人目は先代斎藤北明(ほくめい)が亡くなって、その奥さんが二代目北明を継ぎました。1994年の某国営放送に特集されましたが、見た方は少ないでしょう。
最初は先代のネタでねぷた絵を描いていたのですが、どうしても線が細くなって『男が書いているように線を太くしよう』として人気が出た絵師です。今では“北明ねぷた”が出陣しています。二代目の師匠は、故・長谷川達温先生です。

二人目は、がほんずを描いている棟方華澄さんです。2002年あたりから、がほんずのねぷたを描き始めています。2005年(ここで紹介したねぷた)は、上手く描けていました。結構若手の美人絵師で、独学で絵を描いています。昨年は、津軽サイトの掲示板に色々とコメントを戴きました↓

『ねぷた絵師って、みんなに喜んでもらわなきゃ意味がない!!技術はまだまだまだ・・な私ですが、でもせっかく書くんだから、技術的には下手でも、せめて何か、心に響く様な絵を描きたいんですよね。ねぷた絵は、技術うんぬんより、心が大事だと私は思ってます。もちろん、技術も磨き成長はしたいですけど』
ハイ、華澄さんのねぷたに対する熱いハートは充分伝わっていました♪

三人目は、茂森町のねぷたを描いている山谷寿華さんです。この方は割と線が太い絵を描きます。2005年から茂森津軽ネプタ愛好会のねぷた絵を描いてます。三人の中では、一番若手の絵師です。