早期教育と親勉について私の考えをまとめてみようと思います。
私は長男長女がまだ幼かった頃に
シュタイナー教育にハマり
TVのプラグは抜いて一切見せず
(今も平日はほぼテレビなし)
メルヘンを読み、素話を聞かせ、
蜜蝋クレヨンで柔らかい色の絵を書いたり
にじみ絵遊びや蜜蝋粘土で遊ばせたりしていました。
シュタイナー教育について、ものすごくザックリいうと
子供をスピリチュアルな存在としてとらえ
その年齢や時期に応じた関わり方を大切にしています。
模倣時期の過ごし方
子供の想像力を大切にする玩具や遊び
おとぎ話(メルヘン)の使い方
1日、1年のリズムを意識した生活
自然との関わり、子供の気質別の対応、、、などなど。
特に生まれてから最初の7年間は
反復や体を動かすこと、
身の回りの模倣から学ふのが自然であり
机に座って読み書きを教えるような
幼児教育による知的発達は
芸術的・感情的領域の発達や
体の健康を犠牲にして行われると言われています。
はい、もう講座を受けた方ならお分かりでしょう。
親勉は、そういう意味では幼児教育ではない。
体を動かし、模倣を利用して知識を増やします。
そして知識は、経験と結びつき、より深い想像力と感性を育みます。
例えば、空に光る星の色
赤いベテルギウスはもうおじいちゃんの星なんだよって声かけをしたら
子供はどんな想像力を働かせるでしょう?
県の形を動物に例えたりするのも
逆に水溜りをみて県の形に例えたりするのも
知識があるからこその想像力、感性。
知識のベースがなければ考えることは出来ません。
物知りのおじいちゃんが
遊びながらいろんなお話を聞かせてくれるのを
害のある幼児教育だとは思いませんよね?
その声かけに戦略があり
目指す目標、軸があるのが親勉。
ただし、同じ親勉の手法であっても
下手な親勉は害があるかもしれません。
アウトプットに期待しすぎてギラついたり
高いトランプ買ったから!と子供の関心無視で
無理やり色んなことを覚えさせようとしてはダメ。
メルマガ読んで、お茶会出ただけだと
下手な親勉になっちゃって
うまく続けられない人、めっちゃ多いです。
子供の興味関心をよく観察して
好きなこと、楽しいことに
上手く親勉を組み込んでいく。
正しさではなく、楽しさを教える。
また、親勉はこうみえて(?)
学歴重視の教育ではありません。
SNSの表面に見えるのは、
知識を増やす工夫だけかも知れないけれど
その根っこで目指しているのは
「遊ぶように勉強し、
遊ぶように仕事をする未来の大人を育てる」こと
ライフイズビューティフル。
どんな状況下でもそれを遊びに変えて楽しめるように。
人生を思い通りに楽しむ力を育てるのが親勉です。
遊んでるだけで勉強になっちゃう【親勉】