やれば出来る子 YDK。

 

「やれば出来る」

この言葉、やばいやつです。

 

たいてい、励ましで、頑張ってもらいたい気持ちで発するんですけど

 

これで「よ~しやるぞっ」って

励まされて気分よく頑張れる子ってあんまりいない。

 

理由は2つあって

 

1つ目は

「やれば出来る」=「今は頑張ってない」だから。

 

遠回しに現状を否定されていることになるので

なんとなく、いい気分がしない。

むしろ悲しい。

 

2つ目は

「やれば出来る」可能性を残しておくため。

 

自己肯定感が低い子は特に、

「やれば出来る」と言われれば言われるほど

「もしも精一杯やって、結果を出せなかったら、、、」と

無意識にブレーキが掛かってしまう。

何も行動せず「やれば出来る」のままでいれば

少なくとも「出来る可能性」を持っていられるから、やらない!

 

だから「ちゃんと勉強すればいい点数取れるんだから!」って言うと

逆にあんまり勉強したくなくなる。

必死に勉強して、いい点数取れなかったら、、、って思っちゃう。

 

ちなみにコレは私自身にも当てはまるんですよね。

「やれば出来るのよ・・・」って思ってやらなかったこと多数!!

やらなかったら現実は何にも動かないのにね~

やれば出来るって、ただの妄想。

 

だから子供には「やれば出来る」じゃなくて

「失敗しても大丈夫だから、やってみよう!」とか

「点数で結果がでなくても、無駄にはならないから大丈夫だよ!」とか

そんな風に伝えるように心掛けています。

 

そして自分が怖気づいた時は

「大丈夫!死なない!」

「死ぬこと以外はかすり傷!」って唱える!

 

自分自身が勇気をもってチャレンジする姿を見せて

なんなら大失敗しても大丈夫な姿を見せることで

子供も思いっきりチャレンジできる子に

なってくれるんじゃないかなって思っています。

 

がんばるぞ~!!

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