体験会や講座の時によくお話させていただいているのですが
私が親勉を始めたきっかけは次男なんです。
長男長女の時には躓かなかったところで躓き
「5-3=7、、、?」という。
ちょっと分からないことがあったり
悲しい気持ちになると
すぐに拗ねて、シャッターを下ろしてしまい
1+1すら分からなくなる。
小学校生活が始まった途端、
学校でもちょっと馬鹿にされはじめ
家でもガミガミ言われ
自己肯定感ドコー?!!ってなってしまった次男。
「どうせ俺なんて」「どうせ馬鹿だから」
そんな次男くんが
「俺天才!」って言えるようになったのが
私はとっても嬉しいのです。
親勉を始めてからも、
本人は賢くなってる実感は全然なくて
秀才な長女や要領の良い長男と自分を比べて
自信を持てずにいたけれど
今回、明確な目標を立てて
それを自力で達成したことによって
とうとう、俺だってやればできる!って
自信を持つことが出来ました。
それが、本当に本当によかった。
都道府県を覚えたってこと自体もうれしいけど
一番うれしいのは自信が付いたこと。
勉強だけできれば生きていけるとも思わないし
もはや学歴社会ではない。
たいていのことは検索すれば答えが見つかる時代に
詰め込みの暗記が出来たからって
将来安泰には全然ならない。
でも、日本の小学校という狭い社会の中においては
暗記が出来ないと馬鹿にされるという事実がある。
テストでも「覚えているかどうか」「知っているかどうか」を問われる。
毎日グサグサ傷ついて、どんどん自信を無くしてしまう。
逆に、「これ知ってる!」がいっぱいあると
どんどんやる気が出て、
先生にも褒められ、テストもできるようになり
なによりも、自分に自信がつく!
そして「勉強が出来る自分」というプライドがあれば
分からないことをそのままにはしないし
どんどん勝手に自分で勉強するようになる。
これはそのまま、
困難に直面した時に自分でなんとかしようとする
生きる力、精神的な自立にも繋がってくる。
まだまだ小さな一歩だけど
彼が、胸を張って「俺って凄い!」って言えるようになったことを
とても嬉しく、誇らしく思います![]()
