止めてほしいなんちゃって日本食レストラン! ニューヨークのレストランの傾向 | megmanhattanのブログ

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ニューヨーク、マンハッタン在住ならではの情報

 

   

 

 中華のレストラン、もう、20年ぐらい前から飽和状態で、韓国人も中国人も日本食のレストランを出すようになっている。アメリカ人から見ると、違いが判らないので、日本人が経営者の日本人シェフの日本料理レストランと信じている。都市部ではそうでもないが、未だに多くの人が、日本と中国と韓国の違いがわかっていない。なので、多くの日本のヒット曲も中国のものだと思っている人が多いし、この前なんて、「ハローキティは、中国製だよね!」と言われ、勢いよく怒ってやった!

 もう高齢になる知人は、ニューヨークに来た当初の50位前、エレベーターで、白人女性に、どこから来たの?と聞かれ、Tokyoと答えると、「Oh! そうなの? それって中国のどの辺にあるのかしら?」 と言われたそうだ。そのころは、大田舎に行けば、日本人は、ちょんまげを結って、腰に刀を差していると思っている人もいたかも・・・ 

 

 話を振り出しに戻すと、飽和状態中華レストランは、価格設定も安いし、乱立していてもうからないので、日本食にどんどん進出してきている。 ある調査によると、日本食レストランは、全米に23000軒位あるそうだ。 そのうち、日本人経営、または従業員が日本人というのは、 3000軒未満だという。ということは、なんと、2万軒が、なんちゃって?! 近所にも、いかにも、なんちゃってがある。大体ネーミングからして、日本人なら絶対つけないという店名、「Mama Sushi」とか・・・ 日本人なら、小っ恥ずかしくて、とてもそんな名前つけられないよね?

 さっき歩いてたら、日本語で、イザカヤと書いてある店発見。えっ!

私の知らない居酒屋が?と一瞬思うが、いかにもなんちゃって!まだ閉店だったが、覗いてみると、ドアの前に立っている着物着たフィギュアの看板が、中国娘が、着物着て、ニンハオ!という感じ。日本人ならこんなのを置かない。メニューも、○○バオとか、中華がたくさん。それに、箸も、中華レストランの箸。それなのに、日本語で、「イザカヤ」って書くな‼ と言いたい!

 そういえば、先日、ニューヨーク証券取引所に上場して、世界に、700店だか800店だかあるという、中国の雑貨屋、もろ日本のコピー。見かけは、サンリオストアのようで、ロゴは、無印とユニクロにそっくり。なんと、中国国内では、くまモンのぬいぐるみまで売っているという。それに、商品のタグに、日本語が書いてある、日本製でも日本人デザイナーでもないのに、勝手に、日本語書いていいのだろうか?

 彼らの、倫理観欠如の行動は、ニューヨークでも、わかっている人たちには、結構嫌われているけどな~