
ものすごく感動しました
ブラッドピットは私が大好きな俳優の一人です
ミーハーな意味ではなく、面食いな理由でもなく、
ただ単に、彼の、演技と映画そのものに対する真摯な気持ちをいつも感じるからです
今回の作品は特にそうでした
私が女優として特筆したいのは、
この映画にとってキーになる
「起」「承」「転」「結」
それぞれのシーンは、
彼の演技そのものだけで魅せていたことです
派手なCGは全くなく、
むしろアナログな、
彼自身の感情表現だけで物語が進んでいきました
それに私は感動したのです
彼がまだ若手だった頃、
「デビル」という作品で彼は悪役を演じました
それに私は感銘を受け、
きっと末永く目の離せない私のお気に入りになるだろうと思いました
なぜならあの競争社会のハリウッドで、
2枚目が王道なのが絶対の世界で、
敢えて2番手の悪役を演じるなんて、
きっと勝ち負けではなく芸術を愛してしまうような、
映画の玄人に違いないと思ったからです
私の直感は的中しました
その後の彼の出演作は、
いつも個性的でおもしろかくしかもヒットしていた!
彼の作品は彼にしか創れないものに確立されていると思います
彼はいつも正直に正しく光り輝いていて、
私はいちもそれに胸を打たれます
こんな方と同じ時代を生きられるなんて幸せだなぁ
と思うと涙が流れてしまいました
この映画の内容は、
そのまんま彼の生き方なんじゃないかと思いました
「お金じゃないんだ」
と言いながら人生を選ぶ 『マネーボール』
本当に素敵な映画です
勇気と感動と、愛をありがとう


