ヒカル達が働いていたお店っていうのは
オーナーのママさんがいて、何店舗が経営しているグループだったのね

私が一番最初にミサに誘われて行ったお店も系列なんだけど
ちょうど私が通い始めて半年くらい経ったころ閉店。

そこで働いていた男の子達が
次のお店の店舗を借りるまで間借営業をしにきたの。
程なくヒカル達がすぐに別の場所を借りて営業はじめたんだけど

ミサはここぞとばかりに両方のお店へ通いだしました。
私は毎日お付き合いの日々。
だって、ミサと一緒に居ればタダ同然だからねwww

その頃から、極力自分のお金では飲まなくなりました。
じゃあ、いかなきゃいいじゃん!って思うでしょう?
でも、もうホスト遊びが楽しくて楽しくて…状態だったの。
使える金は使え!って事でw

ヒカルの店にも適当に出入りしていたんだけど
後から来たチームの子とミサがいい感じに付き合いはじめて
何故かダブルデートをする事になったのね。
私はまたミサが適当に見繕ったホストとだった(;・∀・)

ホストとはじめてディズニーランドへ行きました。
相手は某俳優に似ているタツ
ちょっと変?っていうか天然??
かっこいいんだけど、酔うとワケのわからない発言をするw

ヒカルは面白くなさそうだったけど
口は出すけど別に彼氏でもないし
金貸してとはいうけど、別に大事にされる訳でもないし。

もちろん、タツは超優しかったよ。営業ですからw
結構カッコイイので女の子はタツを見るんだけど
私程度の女がくっついているので
「あ~アレはお客だね」と言われる始末。

でも、ホストと普通のデートってした事なかったし
帰りの車で「メグちゃんの事もっと知りたいから付き合って」
な~んて言われたらノックアウトですよ(バカ

デートが終わって歌舞伎に戻った後
なぜかタツの店には行かずにヒカルの所へ。
タツと付き合うことにしたの~」って報告すると
明らかに機嫌が悪く、店にも誘われず
「じゃあ、あっちいけばいいじゃん」と言われてしまう。

ここで、ヒカルがヤキモチ妬いているのね~と思う私(バカ
もう、ホストの思う壺になる風俗嬢がここに完成也。
当時私は、普通に働く男と同棲をはじめていた。
彼は自由業みたいな仕事だったので
私の仕事の事もホスト遊びも咎める事はなかった。

むしろ、私のお金を多少なりとも当てにしていたと思う。
彼も女遊びを止めなかったし。
一緒に暮らしているというより、荷物が共存していて
私達二人は全然心が通っていなかった。

引っ越したばかりで、いろいろ揃えるのにお金がかかり
ホストに行かなくてもそれなりに楽しく過ごしていた。

それと同時にタカシがホストを止めて
店が変わった私の送り迎えをするバイトをして
私とタカシの付き合いは「ホストとお客」から
「風俗嬢とアッシー」に変わっていた。

引っ越した先の街には
オープンしたばっかりのホストスナックがあった。
明らかにおばちゃん相手の店だったので
店にいた男はみんな結構な歳だったw

ホスト遊びというよりも、居酒屋に飲みに行く感覚で
私はそのスナックに通うようになった。
ホストに看板が変わる前はフィリピンパブの営業があるので
ホストタイムのお客は基本的にフィリピン人とかタイ人の女の子。

接客とかは殆ど無くて
みんな私の「新宿のホスト」に通っていた話に興味深々だった。

私は寝る前の2時間をそこで過ごし
4時に起きて早朝ソープで働く。
たまに気が向いたら歌舞伎町にも出たけど
ホストには行かなかった。
はじめて働いた風呂屋で知り合ったマミちゃんに連れられて
オナベやらオカマやらゲイバーに飲みに行った。

飲み代はホストに行くより格段に安かったし
マミちゃんと一緒の時はいつもマミちゃんがお金を払った。

私が早朝ソープを辞めて、歌舞伎のヘルスに戻った頃
ヒカルからまた連絡が来るようになる。
最初は出勤してくる時間と私が帰る時間が重なるから
普通にご飯だけ一緒に食べて帰っていたけど
一生懸命通っていた時期に比べて
ヒカルは確実に図々しい男に変わっていた。

「飯は○○の焼肉が食べたい」
「お金貸してくれない?2万でいいから」
「今日は店に来てくれないと俺遅刻になっちゃうよ」

その度にケンカになったが
何故か最後は私が言いなりになっていた。
彼女でもないのに…よく私がその当時吐いた言葉。
ちょうど半月ほど通った頃
ミサが働いていたぼったくり店の社長が
ミサを利用してぼったくりホストのお店を開いた。

そこで代表をしていたヤツが元々いたお店が
渋谷のお店だった。
ミサマコトとケンカして、そのお店に入り浸るようになり
私もちょこちょこ誘われて出入りするようになった。

ヒカルとはすでに「付き合っている」という肩書きがあったが
私にはホストと付き合うっていう行為がピンとこなくて
束縛されることに非常に嫌悪感を持った。
まぁ当て付けに別のお店に行くようになったのが正しいかも。

そこで出会ったのがタカシだった。
見るからにクスリが大好きそうな長身の男で
やっぱり色恋営業を仕掛けてきた。

私の中で物凄い疑問なのだが
ホストって来る客はみんな「恋」に飢えていると思っているのか?
ヒカルに飽きてきた頃だったから適当に付き合っていた。

それでもヒカルの店には1ヶ月皆勤賞で通っていた。
ヒカル程度の男でも、いろんな噂を耳にしたもんだ。
「○○ちゃんってお客さんと付き合ってる」
「あのショートの女の子と同棲している」
本当に好きになって裏切られるのが怖かったのかも。

そのままタカシとも適当に付き合っていたが
どうしても本気では好きにならない
所詮、私はお客だ。

そう思う理由は他にもあった。
どう考えても私は魅力的な女の子じゃないのは承知していた。
顔も美人じゃない。 それでも、それに気がつかないフリをして生きていた。
だから、決定打に近づくと避けた。

同時に仕事も暇になり、稼ぎも減り
お金がない女=上客ではない
見た目も悪い、お金の無い女は適当にあしらう。
勝手に私がホストに決めてかかった構図に当てはめて
少しだけホストから離れる生活を送ってみることにした。

2ヶ月、毎日大体2~5万のお金をホストに落としていた。
ニューオープンのそのお店はミサが常連だったお店の子が
雇われ代表になって営業していた。
代表のシンとその地元の仲間(と言っていた)
前のお店で新人だった子数人。

地元の仲間の1人がミサの入れ込んでいるマコト
その相方が私に宛がわれたヒカル

ミサはオープンの為にでっかい花輪をお店に出し
ドンペリをガンガン抜いて、ブランデーを注文していた。
私はブランデーの味もわかんないのに注文する理由がわからず
ミサの「奢るよ」の言葉で付いて来たので
横でず~っと様子を伺うだけだった。

ミサが言った
メグヒカルと付き合いなよ」

え?今会ったばっかりなのに?
名前しか知らないのに?
でも、後になって解った。
ホストっていうのはそういう営業方法なのだ。

周りのみんなも全然悪びれずに聞いてくる
メグちゃんの仕事は何?歳は?どこ住んでるの?」
そういうのって水商売ではご法度だと思っていたのに
平気で聞いてくるんだ…。やっぱり慣れない…。

その日はヒカルととりあえず電話番号だけ交換して帰った。

特別顔立ちが良い訳でもなく
気立てが良い訳でもなく
でも、あまり口を聞かない分
他のホストよりはマシだな…っと思っていた。

ミサ
ヒカル指名してくれるならしばらく飲み代持つよ」
タダで飲めるならそれもいいかも…と私は思っていた。

その日から毎日電話が来て
仕事上がりにミサと待ち合わせして店に行った。
毎回ヒカルが隣に座り、話をして、そのまま指名になっていた。

私はホストの遊び方が良くわかっていなかったので
飲めるお酒しか注文しない。
高いお酒は入れない。
貢物はしない。
お金も貸さない。
指名の条件としてこれだけ並べた。

売り掛けもしないし、毎日来るし
そのうちミサが居なくても店には行くようになった。
毎日、定休日以外は行った。
毎日、朝まで楽しかった。
常連になればみんながチヤホヤしてくれた。

そうか…ホストってこういう物なんだなって思った。
最初にホストクラブに行った時に思ったこと。

超ツマラナイ・くだらない。
こんな事に何十万も注ぎ込むなんて頭おかしい。

でも、最初にお店に行った帰りに事件が起こる。
その時付き合っていた彼氏が
朝帰りした私にキレて大久保病院の所で
カッターを持って待ち構えていたんだ。
それを助けてくれたのは紛れも無くホストのみんな。
初対面で態度が悪い私も嫌な顔しないで接客して
挙句助けてくれた。

ちょっとはいいところあるんだな…っと思った。

それでも、それから通うことはしばらくなかった。
お金がムダだと思っていたし、楽しいと思えなかった。
カラオケ1曲歌うのにお金取るのも納得できなかったし
ジンロに6000円払うのもイヤだった。
ディスコに通う方が全然楽しかった。
ディスコに行けば、食事も酒もタダだったし
友達もたくさんいて、踊るのは楽しかったし
ホストは私に必要ないって思っていた。

状況が激変するのは、1ヵ月後。
通っていたディスコが閉店する事になった。
私の居場所は無くなった。
友達は別のディスコへ行ったけど、私は歌舞伎を離れなかった。

お金は稼いでいたけど、特に使い道もなかったし
ディスコに着て行く洋服を買ったりバックを持ったり
最新の携帯電話に買い換えたりするのに使っていた。

そんな時、ミサに誘われた。
「新しいホストクラブがオープンするんだけど、行こうよ」
暇だったからOKした。

それが私のホスト通いがはじまったんだ。

17歳は本当に楽しくて
毎日遊んで恋もして稼いで充実していた。

セックスが気持ちよくなってきたのもこの頃で
セフレとは物凄い勢いでセックスしていた。
私のセックスの拘りは「必ず避妊する」だった。

バイト先の先輩がお金に困っていると私に相談してきた
私がキャバクラでたまにバイトしているってのを知っていたから。
もちろん、キャバクラだけじゃなくて援交も続けていたけど
一回怖い人に「シマ荒らすな」って追い掛け回されて
そろそろ潮時なのかも?とは感じていた。

その先輩は借金が凄くて結婚するまでに借金返済!が目的
年は私より上だったし、自分は働いたことがないくせに
「風俗とかのが儲かるんじゃない?」と適当に言ってみた。

先輩がピンサロでバイトをはじめて
毎日ソコソコ稼いでくるのを見て、援助より風俗が楽かなぁと
子供だから単純だよね…。
そのまま、その先輩が働いているピンサロに面接に行き
あとちょっとで18になるから雇って欲しいといったらOK!

でも、援交上がりの私に風俗は本当に過酷だった。
今までは何もこちらからサービスするなんて事はなかった。
相手の言うとおりにして、ちょっとフェラチオして
一緒にお風呂に入る程度でよかったのに
風俗になったら、自分からサービスするばっかりで
私はちっとも気持ちよくない!!

しかも、おしぼりで拭いただけなのに
生で口内発射までされるのも衝撃的だった。
そこそこ稼いでいると思ったのも金額で思っただけで
その金額まで稼ぐためには指名を取った上で
日に10人近くのチムポをくわえないとならないし
この時ばかりは選択を誤った…っと後悔したものです。

そして、このお店で知り合ったお姉さん達が
この後、風俗の扉を開けてくれる人達でした。
18になってすぐ、私は池袋のヘルスで面接を受け
その2ヵ月後には歌舞伎町の地で働き始めるのです。

17歳になって、はじめて本格的な家出をした。
家出したら普通学校は行かないじゃない?
でも私は家出先をテレクラで捕まえた学校の近くの人の所にする。

学校帰り、家の主は仕事で居ないのを良い事に
友達を呼んでやりたい放題やって
挙句自分は毎日援交に行って遊びまくっていた。

でも、まだまだ未熟な私はホームシックになる
家に帰りたくて泣いてしまった事もあったけど
親は冷たかった。
学校に行っているのは知っているのに
学校まで迎えに来る事もなかったし
ちゃんと食べてるのか、何をしているのか
電話をしても問いただすこともしなかった。

1週間程して私が荷物を取りに帰ると電話すると
やっと父親に「帰って来い」と言われる。
帰っても両親は何も言わず、口も利かず。

私は誰にも愛されていないし必要とされていない

この時に完全に決め付けたと思う。

そのまま夏休みまで学校には行っていたけど
授業は上の空、勉強もしない。単位は落としてしまった。
担任とも上手く行かず、私はそのまま学校にも行かなくなった。

学校に行かなくなった私は近所でバイトをはじめる
この期に及んで実家においてもらえないのは困ると思い
適当に近所でバイトをしている事にすれば
親も心配しないだろうと思ったの。

普通のバイトは友達も出来て楽しかった。
夜遊びも、飲み会も、全てが新鮮で楽しかったけど
援交は止められなかった。
別にブランド物を買ったりする訳じゃなかったけど
毎日洋服を買って、ご飯を食べて遊びに行くと
あっという間にバイト代はなくなってしまうので
化粧品を買うため、ポケベル代を払うため
私は援交に励んだ。

テレクラの兄ちゃん達とも仲良くなって
よさそうなお客が来たらベルを鳴らしてもらい
しまいにはそこの店長の愛人にまでなった。

彼氏が出来ても、自分が愛されていると信用できないから
援交も続けたし、浮気もしたし
身の程知らずにも二股三股な生活をしていた。

世の中は「コギャル」という生物をチヤホヤしてくれた
雑誌の取材も受けたりして、私はどんどん勘違いしていく
彼が出来て数ヶ月。私は高校生になり
生活は一層派手になっていった。

高校生になったのでお小遣いは止められ
ますます「援助交際」に励むようになった。
それまでは週末だけだったのに
学校から帰ったら即効着替えて稼ぐようになった。

彼との付き合いは変わらなかったし
セックスもしたけど、体の相性は悪かったと思う。

16でそれなりの人数と経験している私には
19歳の彼とのセックスは物足りないしつまらなかった。
お金をくれる人たちはセックスも気持ちよくて
ついつい何回もしちゃったりするのに
19の彼は1回終わるのに1時間以上挿入するのだ。

彼は私が派手なのも気に入らなかったみたいだ。
「もう少し地味な格好もしてみれば?」とも言われた。
彼の事は好きだったから、彼と会うときは地味にしたけど
ポケベルを持ったり、明らかに週刊誌に出てくる
「コギャル」という生物の私を理解してくれようとはしなかった。

夏が終わって、彼とも終わった。
子供の私にはどうして彼が私を捨てたのかわからなかった。

振られた勢いで、私のコギャル化はますます進んだ。
渋谷の「デートクラブ」と言う物に出入りするようになった。
ここにくれば淋しくない。友達もいるしみんなやさしい。

今思えば普通に「バカな娘だなぁ」って思えるけど
当時の私からしたら「淋しい」は大問題だった。
流行に乗り遅れるっていうのも
地獄に突き落とされるくらいの大問題だった。
とうとう、電話で知り合った彼に会うことになった。
私は誠意一杯オシャレをして会いに行った。
来た彼は流行のタイプじゃなかったけどw
年上だし、いつも渋谷でじゃれる男の子とは違った。

ドライブしてご飯食べて、何もないままバイバイ。
私には魅力がないからホテルに行かないのかな…って思った。

中学3年にもなれば、クラスの子の中にも
処女じゃなくなる子が増えてきた。
でも、私は自分がもうとっくに処女じゃ無い事をいえなかった
好きな人とじゃなかった事を後悔はしてなかったけど
折角周りに寄ってきた友達が離れていくことを恐れた。

渋谷で知り合った男の子達とはグループ交際みたいにしてたけど
私はテレクラで知り合った彼が気になって
その中の誰とも付き合う気にはなれなかった
友達の真似をして1人に告白したけど
「好きじゃないのに付き合ってもダメでしょう」って言われて
それもそうかな?って納得してしまうほどだったなw

テレクラの彼が気になりだしてからも
私は「援助交際」を止めなかった。
家に隠しきれないくらい洋服が増えたが
友達にあげたりして誤魔化していた。
親には生活が派手になっていく様がわからない訳がなく
何度も殴られたけど、それより遊びが楽しかった。

援助交際で知り合った1人は走り屋で
土曜日の夜は夜中家を抜け出して遊びに行ったりした
派手な服装で中学生だって言う私は注目された。

でも、虚しかった。

テレクラの彼と2回目のデートをした時に
「付き合って欲しい」っと言われた。
初めてのお付き合いらしいお付き合いに舞い上がった。

本当に人を好きになった事が無かった私が
恋に夢中にならない訳がなかった。
いつもだったら即答即決で会う日を決めるのに
その彼とは電話で話してから出会うまでに10ヶ月もかかる。
それまでは週に1~2度電話で話して
彼は新しい大学の生活や教習所の事
私は中学3年生になって、受験がないからノホホンとしていて
適当にテレビの話とか学校の話とかしてたと思う。

好きとかそういう感情はまだ沸いてなかった。

そんな中で私は「援助交際」という物を知る。
自分が普段やっている事に報酬をくれる人が居るというのだ。
その時は「援助交際」が「売春」である事は理解してなかった。

それでもセックスをしてお金を貰うという事に抵抗はあった。
いつも電話しているテレクラのフロントにいた兄ちゃんが
多分、常連のお客に私の事を話したんだろう。

いつものように電話して、いつものようにあって
ホテルに入ってセックスして、帰り際にテーブルにお金を置かれた。
単純に「私の価値=この金額」ということは理解できた。
中学生には十分すぎるくらいのお金だった。

親から貰っていたお小遣いは月数千円。
同じ学校に通う子に比べたら格段に少なかった。
カツアゲとかはしなかったけど、おしゃれも出来ないし
物凄い不満だった。親に不満をぶちまけた事もあったけど
お小遣いが上がることはなかった。

でも、私は私の体でお金を貰える事を知ってしまった。

初めて手にしたお金で私が買ったのは指輪。
露天で売っているハートのターコイズが入ってる2000円の指輪。
手に入れた満足感は凄かった。
欲しかったステーショナリーも全部揃えられた。

見た目が派手になれば親にバレるって思っていた私は
買ったものは部屋に隠していた。
友達と出かけるときも普通の服装で出て
派手な洋服は公衆トイレで着替えた。

世の中に「コギャル」という言葉が出来たのはこの頃。
持ち物が変わり、周りの友達が変わった。
他の子よりお金を持っていた私はカラオケを奢ったりして
望んでいた「派手な友達」が周りによってきた。

私に寄って来たんじゃない。
私のお金に寄ってきたのに気がつくには10年かかった。