魔道戦隊ウィザライジャー 第十四話 「荒ぶる土のドラゴン」 | ウィンガーの日常や小説を書かせて頂きますぜ。

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小説やブログなどやってますわ。主に特撮が多いです。ではお楽しみください。

ランドドラゴン登場です!!


ダンデンドーン!ズッドッゴーン!!!(笑)


――――――――――――――――――――――――


―――――少し離れた木――――――


レッドとビーストがいざこざを起こしている時に、ヴァルキリーが俊太に襲おうとしていた。


だが、俊太の手が切り刻まれるギリギリで・・・。


テレポート♪ナウ♪


そこへ、白い魔法使いが姿を現した!!そして、ヴァルキリーに蹴りを放った。


ヴァルキリー「グァァァ!!」


彼は軽く吹っ飛ばされた。


レッド「お前は・・・!!」


白い魔法使い「危ない所だったな。晴翔。」


ビースト「こいつは・・・誰だ?」


白い魔法使い「少しばかり加勢してやろう。」


彼は右手の中指にエクスプロージョンリングをセット。ベルトを魔法モードに切り替え、ハンドオーサーにスキャンした。


エクスプロージョン♪ナウ♪


すると、ヴァルキリーの近くに白い魔法使いの魔方陣が出現。そこから爆発が起きた。


ヴァルキリー「グァァァァァァ!!チッ、ここは退散だ!」


彼は空を飛んで、逃げてしまった。


レッド「あっ、逃げた。」


白い魔法使い「火野晴翔。今日はお前にこれを渡しに来た。」


彼は背後から黄色い魔法石をレッドに手渡した。


レッド「これは、魔法石!」


白い魔法使い「これを使うとよい。」


彼は右手の中指にテレポートリングをセット。ベルトを再度魔法モードに切り替え、ハンドオーサーにスキャンした。


テレポート♪ナウ♪


そして、白い魔法使いは姿を消した。


そして、レッドとビーストは変身を解除し、そこへグールを倒した優太とめぐが駆けつけた。


祐樹「お前ら、そんなクールな顔の下では俺の食事の邪魔をしていたとはな!」


晴翔「だから、俺達はそんな邪魔なんてしてないし、魔力を食ってもいない。」


優太「まず、魔力を食べる方法なんて僕たちにはないしね。」


祐樹「ちょっと待て!俺はファントムの魔力を食わなきゃ、明日をも知れない命なんだ!」


めぐ「でも、明日の命より、まずは今日の命でしょ?」


祐樹「え・・・。」


晴翔「そういや、女のファントムから聞いたとか言ってたな。一体誰だ?」


祐樹「なんか、全体的に紫色の服装をしていて・・・。」


めぐ「それで・・・?」


祐樹「かわいすぎたぁ~。」


3人「ハァ・・・。」


晴翔「もういい、帰るぞ。」


3人は歩いて行った。


祐樹「おい、お前らちょっと待てよ!」


―――――FREE WINGER―――――――


そこでは、ゲートとして保護された俊太もいた。


めぐはゲートやファントムのことなどを話した。


俊太「俺がゲート?」


めぐ「そう・・・。だから、あまり外には出ないで。またファントムに狙われるかもしれないから。」


俊太「ちょ、ちょっと待ってくれ!明日、料理コンテストがあるんだ。だけど、ファントムに狙われてちゃ・・・。」


めぐ「あ、明日!?」


俊太「あぁ。若手の登竜門って言われてるコンテストなんだ。和食部門に出ることになってるんだ。」


茂「へぇ~。俊太君はコンテストに出るくらいの腕前なんだね。是非とも食べてみたいなぁ。」


俊太「ありがとうございます。」


優太「こんな時にかぶっちゃうとはね・・・。」


晴翔「俊太、お前の料理に関する思いはどれくらいだ?」


俊太「俺にとって料理は希望です!おいしい和食を食べてもらって笑顔になって喜んでもらう、それが俺にとっての希望です!!」


彼の顔はマジだった。


晴翔「そうか。なら、明日。頑張ってこい。」


めぐ「うん。大丈夫。私たちが必ず守る。」


俊太「めぐ・・・。みなさん・・・。本当に、ありがとうございます!」


彼は立ち上がり、深く頭を下げた。


俊太「あの、明日コンテストなのでキッチンを貸してもらえませんか?」


茂「あぁ、分かった。その部屋の奥にあるから。」


俊太「ありがとうございます!」


めぐ「俊太、今日は泊まっていって。」


俊太「うん。俺もそのつもり。」


彼はキッチンの方へ、行った。


晴翔「あ、そうだ。おっちゃん、これ貰ったんだけど。」


彼は黄色の魔法石を見せた。


茂「それは魔法石・・・!」


晴翔「白い魔法使いからもらったんだ。」


彼は茂に手渡した。


茂「これはめぐの指輪にできそうだな。よし、頑張って作るよ!」


彼は奥の部屋に行った。


――――――夜 ビル 屋上――――――――


ユウゴ「おいヴァルキリー!ゲートを絶望させずに何ノコノコ帰ってきてんだぁ!」


ヴァルキリー「申し訳ありません・・・。次からはもう少し丁重に攻めていきます。」


すると、彼は人間体になった。


片平(人間体ヴァルキリー)「この姿で。」


ミサ「近々私も遊ぼうと思うわ。」


ユウゴ「ちっ!やらせてくれよ・・・。」


――――――FREE WINGER キッチン――――――――


俊太は冷蔵庫にあった材料をかき集め、何とか和食を作っていた。


包丁で野菜を切り刻み、それを鍋などに入れて煮込んでいた。


~~数分後~~


俊太「できた・・・。」


出来た料理は肉じゃがだった。


めぐ「肉じゃが?いいね~。」


俊太「和食の中の王道。おふくろの味。審査員が厳しく評価する肉じゃがで行こうと思ってたんだ。そこの冷蔵庫の中に材料が一通りあってよかった。」


めぐは肉じゃがを少し食べた。


めぐ「う~ん、おいしい!」


俊太「よかった。」


めぐ「これならいけるよ!絶対!」


俊太「ありがとう。」


――――――明け方 奥の部屋―――――――


茂は晴翔から渡された黄色の魔法石で指輪を作っていた。


そして、指輪が完成間近まで来た。


茂「よし、これで・・・。できた!」


それは、ランドドラゴンリングとグラビティリングだ。


―――――――数時間後 FREE WINGER――――――――――


俊太たちは出掛けようとしていた。


俊太「それでは、晴翔さんたち、めぐ。今日はよろしく頼む。」


晴翔「おぅ。お前の希望、守ってやるよ。」


そして、俊太、晴翔、優太、ダイゴが外に出た。めぐも外に出ようとすると、茂に呼び止められた。


茂「めぐ、新しい指輪が出来た。この指輪を使え!」



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<※画像はイメージです。>


彼はめぐに二つのリングを手渡した。


めぐ「うん、分かった。」


そして、彼女も外に出て行った。


――――――数時間後 料理コンテスト会場 外―――――――


会場の近くにあるベンチに晴翔・優太・めぐ・ダイゴが座っていた。


晴翔「何とか頑張ってほしいな。」


優太「そうだね。和食・・・いいね。」


すると、そこへヴァルキリー人間体の片平が近くに現れた。


片平「ここがゲートのいる場所か。」


すると、片平はヴァルキリー・ファントムに変身した。そう、近くにウィザライジャー達がいるとも知らずに。


めぐ「あっ!!ファントム!」


ヴァルキリー「ゲッ!何だお前ら!!」


晴翔「こんなひょっこり出るなんて思わなかったよ。俊太の希望、壊させないさ。」


4人はドライバーオンリングをハンドオーサーにスキャンした。


ドライバーオン♪プリーズ♪


すると、腰にウィザードライバーが現れた。


????「ちょっと待ったぁぁぁぁぁ!!」


そこへ祐樹が走って、現れた。


祐樹「本当のヒーローの登場は遅いって言うだろ?」


晴翔「悪いけど、ヒーローならもう間に合ってるよ。」


祐樹「うるせぇ!後でじっくり魔力について聞くからな!えぇい!」


彼はドライバーオンリングをリベイレイションドアにスキャンした。


ドライバーオン♪


すると、腰にビーストドライバーが現れた。


そして、左手の中指にビーストリングをセットした。


4人「チェンジウィザード!」


リングのカバーを下し、ハンドオーサーにスキャンした。


フレイム♪プリーズ♪ヒーヒー!ヒーヒーヒー!!

ウォーター♪プリーズ♪スイ~♪スイ~♪スイ~♪

ランド♪プリーズ♪ドッドッドンドッドッドン!ドンドッドッドン!

ハリケーン♪プリーズ♪フーッフー!フーッフーッフーッフー!!


祐樹「チェンジ・・・ビースト!!」


ビーストリングを左のリングスロットに差し込み、回した。


セット!オープン!!L・I・O・N!ライオーン!!


5人はウィザライジャーに変身した!!


レッド「レッドウィザード!」


ブルー「ブルーウィザード!」


イエロー「イエローウィザード!」


グリーン「グリーンウィザード!」


ビースト「ビーストウィザード!さぁ、腹いっぱいランチタイムさせてもらうぜ!!」


レッド「魔道戦隊!」


5人「ウィザライジャー!!」


ブルー「ちょっと待って、何でマヨネーズがいるの?」


ビースト「みなまでいうな!俺も、魔法使いなんだからいいだろ?」


イエロー「そんなことどうでもいいの!さぁ、ショータイムよ。」


ヴァルキリー「えぇい!やかましい!」


彼はグールを出現させ、戦闘を開始した!




~レッド&グリーンVSグール~



レッド「一気にこれ行くか!」


グリーン「なら、一緒に決めるか!」


レッドは左手の中指にフレイムドラゴンリング。グリーンはハリケーンドラゴンリングをセット。ベルトを変身

モードに切り替え、ハンドオーサーにスキャンした。


フレイム♪ドラゴン♪ボーボー!ボーボーボー!!

ハリケーン♪ドラゴン♪ビュー!ビュー!ビュービュー!ビュービュー!!


二人はフレイムドラゴン、ハリケーンドラゴンにスタイルチェンジを果たした!


二人は右手の中指にスペシャルリングをセット。ベルトを魔法モードに切り替えた。


ルパッチマジックタッチゴー!ルパッチマジックタッチゴー!・・・


レッド「あれ?スペシャルリングって二つあったの?」


グリーン「あぁ、赤い魔法石がまだ余ってたから作ったって言ってたよ。」


レッド「あぁ、そっか。」


二人はハンドオーサーにスキャンした。


チョーイイネ!スペシャル!サイコー!!

チョーイイネ!スペシャル!サイコー!!


すると、レッドの胸部にドラゴスカルが現れた。


そして、グリーンの背中にドラゴウイングが現れた。


レッド「喰らえ・・・ハァァァァ!!」


すると、ドラゴスカルの口から炎が放たれ、グール達に命中した!


グリーンは空を軽やかに舞い、グール達にキックを放っていった。


グリーン「もういっちょ!」


彼は右手の中指にサンダーリングをセット。ベルトを再度魔法モードに切り替え、ハンドオーサーにスキャンした。


チョーイイネ!サンダー!サイコー!!


すると、ドラゴウイングが雷に包まれていき、グール達に突っ込んでいった。


グール達はレッドの炎攻撃、グリーンの雷攻撃で爆発していった!!



~ブルー&ビーストVSグール~


ブルーはウィザーソードガン(ガンモード)でグール達を撃っていった。


ブルー「タァ!喰らえ!」


彼は一人のグールに数十発撃った。


ブルー「クールダウンさせてあげるよ。」


彼はウィザーソードガンのハンドオーサーを開いた。


キャモナシューティングシェイクハンズ!キャモナシューティングシェイクハンズ!・・・


そして、変身リングをハンドオーサーにスキャンさせた。


ウォーター♪シューティングストライク!スイースイースイー!スイースイースイー!・・・


ブルー「暑いからこれでどうだ!!」


彼はグールに”シューティングストライクウォーター”を喰らわせ、彼らは大爆発四散した!


ビースト「こっちも負けねぇぜ!」


彼は右手の中指にカメレオリングをセット。ベルトの右側のスロットに差し込んだ。


カメレオ♪ゴー!カカッ!カッ!カッ!カメレオ!!


すると、彼の右肩にカメレオマントが現れた。


そして、ダイスサーベルを取り出してビーストダイスを回し、リングスロットにカメレオリングを差し込んだ。


スリー!カメレオ♪セイバーストライク!!


ビースト「3か・・・。よし!うりゃぁぁぁ!!」


彼はグールに向け、3体のカメレオンを向かわせた。そして、そのカメレオンたちはグールに攻撃を加え、グールは大爆発四散した!



~イエローVSヴァルキリー~


イエロー「俊太の大切な日を邪魔したあなたを絶対に許さない・・・。」


ヴァルキリー「フッ、ならどうする?」


彼女は左手の中指にランドドラゴンリングをセット。ベルトを変身モードに切り替えた。


シャバドゥビタッチヘンシーン!シャバドゥビタッチヘンシーン!・・・


イエロー「ドラゴン・・・私に力を貸して!!」


彼女はハンドオーサーにリングをスキャンした。


~~~~~めぐのアンダーワールド~~~~~


イエローはめぐの姿になっていて、アンダーワールドに引き込まれていた。


その世界は幼少期のころのめぐとその父と母が仲良く芝生で遊んでいる所だった。


めぐ「ここは・・・。私の・・・。」


すると、そこへウィザードラゴンが現れた。


ドラゴン「ふっ、ここがお前のアンダーワールドか。」


めぐ「あなたはドラゴン・・・。」


ドラゴン「お前はランドドラゴンリングを使うことによって私の力を最大限に発揮することが出来る。だが、忘れるな。お前も一応ゲートだということを。」


めぐ「なめてもらっちゃ困るわ。ゲートだろうが何だろうが私はこの世界を守る。そして、人々の笑顔、希望を守り抜く。その為に、ドラゴン。私に力を貸して!!」


ドラゴン「分かった。お前がどれだけ力を使いきれるか試してやろう!!」


すると、ドラゴンはめぐの体に入って行った。


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ランド♪ドラゴン♪ダンデンドン!ズドゴーン!ダンデンドゴーン!!



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イエロー「ハァッ!!」


彼女は”イエローウィザード ランドドラゴン”にスタイルチェンジを果たした!!


イエロー「さぁ、ショータイムよ。」


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※ここからは仮面ライダーウィザード挿入歌「Strength of the Earth」を聞きながらお楽しみください。


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ヴァルキリーはイエロー向け走って行った。だが、イエローは華麗によけ、逆に綺麗な蹴りやチョップを放った。


そして、強烈な蹴りをヴァルキリーの腹に入れた。


ヴァルキリー「グァァァ!!」


余りの強さに吹っ飛んで行った。


イエロー「新しい指輪の力、見せてあげるわ。」


彼女は右手の中指にグラビティリングをセット。ベルトを魔法モードに切り替え、ハンドオーサーにスキャンした。


チョーイイネ!グラビティ♪サイコー!!


すると、ヴァルキリーの真上に黄色い魔方陣が現れた。その魔方陣がヴァルキリーに上から圧力をかけ、ヴァルキリーは倒れこみ、つぶれそうになった。


ヴァルキリー「クッ!何だ・・・これは・・・!!」


イエローは重力を操縦し、ヴァルキリーを持ち上げ、そして、急降下させて叩き落とした。


イエロー「さぁ、フィナーレよ。」


彼女は右手の中指にスペシャルリングをセット。ベルトを再度魔法モードに切り替え、ハンドオーサーにスキャンした。


チョーイイネ!スペシャル!サイコー!!



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すると、彼女の両腕にドラゴクローが現れた。


そして、両腕にエネルギーを貯め始めた。



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イエロー「ハァ・・・。タァァァァァァァ!!!」


彼女はエネルギーの溜まったドラゴクローを一振りし、そのエネルギー弾はヴァルキリーに突き刺さるように命中した!!


ヴァルキリー「グッ・・・。グァァァァァ!!!」


彼女の土の必殺技は見事決まり、ヴァルキリーは大爆発四散した!!


イエロー「ふぃ~。」


――――――料理コンテスト会場 外――――――――


そこへ、コンテストを終えた俊太とめぐがやってきた。


そして、ベンチに座っていた晴翔達に話しかけた。


晴翔「どうだった?」


俊太「準優勝だった。」


優太「その割にはすがすがしい顔してるね?」


俊太「あぁ。イタリアの料理長の人からお墨付きをもらってね。それでイタリアに留学することになった。」


ダイゴ「料理の勉強もできるし、ファントムから逃げられて一石二鳥だね。」


俊太「あぁ。ありがとう、めぐ。」


めぐ「いいのいいの。困ったときはお互い様。」


俊太「じゃ、みなさん。ありがとうございました。」


彼は深く頭を下げ、その場を去って行った。


祐樹「いや、しっかしいい話だなー。だけど、俺は餓死しちまいそうだぜ・・・。」


晴翔「餓死でも何でもしとけ。」


祐樹「おい、お前!そんなクールなのに毒舌吐きまくりやがって~!!」


祐樹は晴翔を追いかけだした。


晴翔「鬼さんこちら~。いや、マヨネーズさんか?」


祐樹「おい、待て~!!」


めぐ「あはははっ!」


彼女はにっこり笑った。


―――――――――――――――――――――――


次回、魔道戦隊ウィザライジャーは!


????「私に絵をかくというのは希望なんだ!」


レッド「どけ、マヨネーズ!」


ビースト「また、食事の邪魔しに来たのか?」


ビースト「堪忍袋の緒が切れたぜ!」


ブルー「グァァァ!!」


グリーン「グァァァ!!」


次回も食事の時間だ!!


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