魔道戦隊ウィザライジャー 第十三話 「強気の料理」 | ウィンガーの日常や小説を書かせて頂きますぜ。

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小説やブログなどやってますわ。主に特撮が多いです。ではお楽しみください。

イエローウィザード回です!


どうぞ!


―――――――――――――――――――――――――


―――――――とある和食レストラン―――――――――


茂「今日は珍しくみんなで食事だな。」


晴翔「あぁ。こういうのは初めて何だが・・・。」


凜子「え?何?」


優太「ちょっとね・・・。」


瞬平「なんです?師匠。」


レストランについてきたのは茂・晴翔・優太・めぐ・ダイゴ・コヨミ・瞬平・凜子と大勢だった。


コヨミ「8人って結構多い方よ?」


凜子「ゴメンね~♪でも、こういうのは出たい派だし。」


瞬平「そうですよ!あ、そうだ。メニュー見ないと。」


晴翔「あぁ。そうだな。そういえば、あの時の魔法使い・・・。一体何なんだ。」


優太「確かに謎だよね。」


凜子「私も調べてたんだけど、何も分かんなかった。」


瞬平「今分かってるのはその人がマヨネーズ好きってことですよね。」


めぐ「マヨネーズ・・・ね。」


~~~数分後~~~


晴翔「決めた、俺プレーンシュガー。」


コヨミ「晴翔・・・。ここはドーナツ屋じゃないって。」


優太「じゃ、俺はナポリタン。」


コヨミ「ここは和食レストラン!イタリアンじゃないの!」


めぐ「私はサンドウィッチかな~??」


コヨミ「ピクニックの時でも食べときなさいよ・・・。」


ダイゴ「俺はいくら丼かな?」


コヨミ「唯一のまともな回答。」


茂「じゃ、猫を・・・。」


コヨミ「動物食べちゃダメ!」


瞬平・凜子「じゃ、これにしようかな~!」


コヨミ「もうボケないで!」


晴翔「お疲れ、コヨミ。」


コヨミ「もう・・・。突っ込むのって疲れる。」


~~~またまた数分後~~~


彼らは各自で料理を頼んだ。そして、料理を運んできた板前が来た。


????「焼き魚定食の方~?」


茂「あっ、私です私!」


めぐ「(あれ・・・?この人どこかで見覚えが・・・。)」


????「(この女性・・・どこかで見覚えが・・・。)」


めぐ「あっ!!」


????「あっ!!」


ダイゴ「ど、どうしたの?」


めぐ「青柳俊太君!?」


俊太「めぐじゃねぇか!!お前、どうして?」


めぐ「えっ、みんなでお昼食べに来たんだけど?やっぱり俊太は板前なんだね。」


俊太「おぅ。俺の夢だったからな。」


瞬平「めぐちゃん。誰ですか?この人。」


めぐ「あぁ、高校のころの友人の青柳俊太君。俊太はすごく料理がうまいの。」


晴翔「へぇ~。料理男子はモテるしなぁ。」


凜子「お?晴翔君、ひがんでるの?」


晴翔「いや、別に俺はそんな・・・。」


俊太「そうだ、あとで話さないか?仕事終わるのあと1時間後だし。」


めぐ「分かった。じゃ、公園で待ってるね。」


俊太「おぅ。」


彼は調理場の方へ戻って行った。


優太「めぐちゃん、さっきのってもしかして彼氏?」


めぐ「そ、そんなんじゃないよ~!さぁ、食べよ?」


全員「いっただきま~す!!」


みんなは各自の定食を食べ始めた。


―――――ビル 屋上――――――


ユウゴ「あぁ~。つまんねぇな。」


ミサ「あっ、見つけた・・・。」


彼女が見つけたのは公園へ向かおうとしている俊太だった。


ユウゴ「おっ、ゲートか!!俺にやらせてくれよ!」


ミサ「その必要はないわ。ヴァルキリー。」


すると、空からヴァルキリーが現れた。


ヴァルキリー「何でしょうか?」


ミサ「あの男がゲートよ。あいつを絶望させ、新たなファントムを生み出すこと。」


ヴァルキリー「かしこまりました。」


そういうと彼は飛んで行った。


―――――――湖のほとり――――――――


祐樹「あぁ~!!もう、餓死しちまいそうだぜ~!!」


彼は湖の近くの柵にもたれかかった。


祐樹「どこかにファントムでもいないかな~。」


すると、悲鳴が聞こえた。


祐樹「何だ!?ファントムか?」


彼は悲鳴の聞こえる方へ走って行った。


―――――噴水公園――――――


そこでは、二人がベンチに座って話をしていた。


めぐ「じゃあ、高校卒業してからあの店でずっと修行してたの?」


俊太「そうだな。あの店の主人はやさしいし、設備も整ってる。文句なしだよ。そういえば、お前はどうしてたの?」


めぐ「私は・・・。」


そういうと、近くで悲鳴が聞こえた。


めぐ「今のは!?」


彼女は悲鳴の聞こえる方へ走って行った。


俊太「おいちょっと!」


彼はめぐを追いかけた。


――――――街中――――――――


そこでは、グールとヴァルキリーが街で暴れていた。


ヴァルキリー「さぁ、魔法使いとゲートをちゃちゃっとやっちゃいますか。出てこないかな~。」


すると、そこへめぐと息を切らした俊太がやってきた。


めぐ「ファントム!くっ、こんな時に・・・。俊太、離れてて。」


俊太「お、お前・・・。何する気だよ・・・。」


めぐ「いいから!」


俊太「お、おぅ。」


彼は少し離れた木の裏に隠れた。


めぐ「さぁ、片付けてやるわ。」


彼女はドライバーオンリングをベルトのハンドオーサーにスキャンした。


ドライバーオン♪プリーズ♪


すると、腰にウィザードライバーが現れた。


彼女は左手の中指に変身リングをセット。ベルトを変身モードに切り替えた。


シャバドゥビタッチヘンシーン!シャバドゥビタッチヘンシーン!・・・


めぐ「チェンジウィザード!」


リングのカバーを下し、ハンドオーサーにスキャンした。


ランド♪プリーズ♪ドッドッドンドッドッドン!ドンドッドッドン!


彼女はイエローウィザードに変身した!!


イエロー「さぁ、ショータイムよ。」


ヴァルキリー「お前はイエローウィザード!丁度いい!グール、行け!!」


そして、戦闘が始まった。と、思いきや・・・?


祐樹「ちょっと待ったぁぁぁぁぁ!!」


祐樹がグールとイエローの間を割って入るようにやってきた。


イエロー「あっ!あんたは前の・・・!」


祐樹「あぁ、俺の名は仁藤祐樹。腹いっぱい食わせてもらうぜ。」


祐樹はドライバーオンリングをベルトのリベイレイションドアにスキャンした。


ドライバーオン!


すると、腰にビーストドライバーが現れた。


祐樹は左手の中指にビーストリングをセットした。


祐樹「チェンジ・・・ビースト!!」


ビーストリングを左のリングスロットに差し込み、回した。


セット!オープン!!L・I・O・N!ライオーン!!


彼はビーストウィザードに変身した!!


ビースト「さぁ、腹いっぱいランチタイムさせてもらうぜ!!」


彼はグールの方へ走って行った。


イエロー「えぇぇ!!ちょっと!!」


彼女も後を追う形でビーストについて行き、戦闘を始めた。



~ビーストVSグール~


彼はダイスサーベルを出現させた。


ビースト「おぉりゃ!だぁ!」


彼はグールを次々と切り裂いて行った。


ビースト「よし、一気に食わせてもらうぜ!」


彼は右手の中指にバッファリングをセット。ベルトの右のリングスロットに差し込んだ。


バッファ♪ゴー!バッ!バッ!ババババッファ!!


すると、彼の右肩にバッファマントが現れた。


ビースト「よっしゃ、どぉぉん!!」


彼はバッファマントを使って、グール達に突進していった。


そして、グール達は魔方陣になってキマイラオーサーに吸収されていった。



~イエローVSグール~


彼女はウィザーソードガン(ソードモード)を使って、グール達を切り裂いて行った。


だが、グール達の一斉攻撃で多大なダメージを負ってしまった。


イエロー「クッ、ちょっとヤバいかも・・・。」


すると、そこへグールに向けて銃弾が飛んできた。


イエロー「えっ?」


彼女が後ろに振り向くと、レッドとブルーがいた。


レッド「大丈夫か?」


イエロー「いや、大丈夫じゃない・・・。」


ブルー「ここは僕とめぐで片付けるから、レッドはファントムの方を。」


レッド「分かった。」


レッドはヴァルキリーのいる方へ行った。



~レッドVSヴァルキリー~


ヴァルキリーは魔法使いたちが戦っているうちにゲートの方へ歩み寄っていた。


―――――少し離れた木――――――


ヴァルキリー「その腕、切り刻んじゃいましょうか。ハハハッ!絶望しろ・・・!!」


俊太「俺にはこの腕がないと最高の料理が作れないんです!やめてください!」


ヴァルキリーは俊太の腕に掴もうとした瞬間、ヴァルキリーに銃弾が浴びせられた!


それを撃ったのはレッドウィザードだった。


レッド「それまでにしてもらおうか!」


ヴァルキリー「貴様、任務の邪魔を・・・!」


レッドはヴァルキリーに近づこうとした瞬間・・・。


ビースト「俺の飯を横取りするんじゃねぇ!!」


ビーストがレッドへバッファマントを使った体当たりをしてきた。


レッド「ぐはぁぁ!!マヨネーズ?おい、ちょ。やめろって!!」


ビースト「お前もファントムの魔力を食ってんだろ?ダマしやがって!!女のファントムから聞いたぞ!」


レッド「あ?どういうことだ?」


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次回、魔道戦隊ウィザライジャーは!


来週はお休み。次回は7月14日。


祐樹「ファントムの魔力を食わなきゃ、明日をも知れない命なんだ!」


白い魔法使い「危ない所だったな。晴翔。」


俊太「明日、料理コンテストがあるんだ。だけど、ファントムに狙われてちゃ・・・。」


めぐ「大丈夫。私たちが必ず守る。」


茂「めぐ、この指輪を使え!」


ランド♪ドラゴン♪


めぐ「明日の命より、まずは今日の命でしょ?」


次回もショータイムよ。


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