イエローウィザード回です!
どうぞ!
―――――――――――――――――――――――――
―――――――とある和食レストラン―――――――――
茂「今日は珍しくみんなで食事だな。」
晴翔「あぁ。こういうのは初めて何だが・・・。」
凜子「え?何?」
優太「ちょっとね・・・。」
瞬平「なんです?師匠。」
レストランについてきたのは茂・晴翔・優太・めぐ・ダイゴ・コヨミ・瞬平・凜子と大勢だった。
コヨミ「8人って結構多い方よ?」
凜子「ゴメンね~♪でも、こういうのは出たい派だし。」
瞬平「そうですよ!あ、そうだ。メニュー見ないと。」
晴翔「あぁ。そうだな。そういえば、あの時の魔法使い・・・。一体何なんだ。」
優太「確かに謎だよね。」
凜子「私も調べてたんだけど、何も分かんなかった。」
瞬平「今分かってるのはその人がマヨネーズ好きってことですよね。」
めぐ「マヨネーズ・・・ね。」
~~~数分後~~~
晴翔「決めた、俺プレーンシュガー。」
コヨミ「晴翔・・・。ここはドーナツ屋じゃないって。」
優太「じゃ、俺はナポリタン。」
コヨミ「ここは和食レストラン!イタリアンじゃないの!」
めぐ「私はサンドウィッチかな~??」
コヨミ「ピクニックの時でも食べときなさいよ・・・。」
ダイゴ「俺はいくら丼かな?」
コヨミ「唯一のまともな回答。」
茂「じゃ、猫を・・・。」
コヨミ「動物食べちゃダメ!」
瞬平・凜子「じゃ、これにしようかな~!」
コヨミ「もうボケないで!」
晴翔「お疲れ、コヨミ。」
コヨミ「もう・・・。突っ込むのって疲れる。」
~~~またまた数分後~~~
彼らは各自で料理を頼んだ。そして、料理を運んできた板前が来た。
????「焼き魚定食の方~?」
茂「あっ、私です私!」
めぐ「(あれ・・・?この人どこかで見覚えが・・・。)」
????「(この女性・・・どこかで見覚えが・・・。)」
めぐ「あっ!!」
????「あっ!!」
ダイゴ「ど、どうしたの?」
めぐ「青柳俊太君!?」
俊太「めぐじゃねぇか!!お前、どうして?」
めぐ「えっ、みんなでお昼食べに来たんだけど?やっぱり俊太は板前なんだね。」
俊太「おぅ。俺の夢だったからな。」
瞬平「めぐちゃん。誰ですか?この人。」
めぐ「あぁ、高校のころの友人の青柳俊太君。俊太はすごく料理がうまいの。」
晴翔「へぇ~。料理男子はモテるしなぁ。」
凜子「お?晴翔君、ひがんでるの?」
晴翔「いや、別に俺はそんな・・・。」
俊太「そうだ、あとで話さないか?仕事終わるのあと1時間後だし。」
めぐ「分かった。じゃ、公園で待ってるね。」
俊太「おぅ。」
彼は調理場の方へ戻って行った。
優太「めぐちゃん、さっきのってもしかして彼氏?」
めぐ「そ、そんなんじゃないよ~!さぁ、食べよ?」
全員「いっただきま~す!!」
みんなは各自の定食を食べ始めた。
―――――ビル 屋上――――――
ユウゴ「あぁ~。つまんねぇな。」
ミサ「あっ、見つけた・・・。」
彼女が見つけたのは公園へ向かおうとしている俊太だった。
ユウゴ「おっ、ゲートか!!俺にやらせてくれよ!」
ミサ「その必要はないわ。ヴァルキリー。」
すると、空からヴァルキリーが現れた。
ヴァルキリー「何でしょうか?」
ミサ「あの男がゲートよ。あいつを絶望させ、新たなファントムを生み出すこと。」
ヴァルキリー「かしこまりました。」
そういうと彼は飛んで行った。
―――――――湖のほとり――――――――
祐樹「あぁ~!!もう、餓死しちまいそうだぜ~!!」
彼は湖の近くの柵にもたれかかった。
祐樹「どこかにファントムでもいないかな~。」
すると、悲鳴が聞こえた。
祐樹「何だ!?ファントムか?」
彼は悲鳴の聞こえる方へ走って行った。
―――――噴水公園――――――
そこでは、二人がベンチに座って話をしていた。
めぐ「じゃあ、高校卒業してからあの店でずっと修行してたの?」
俊太「そうだな。あの店の主人はやさしいし、設備も整ってる。文句なしだよ。そういえば、お前はどうしてたの?」
めぐ「私は・・・。」
そういうと、近くで悲鳴が聞こえた。
めぐ「今のは!?」
彼女は悲鳴の聞こえる方へ走って行った。
俊太「おいちょっと!」
彼はめぐを追いかけた。
――――――街中――――――――
そこでは、グールとヴァルキリーが街で暴れていた。
ヴァルキリー「さぁ、魔法使いとゲートをちゃちゃっとやっちゃいますか。出てこないかな~。」
すると、そこへめぐと息を切らした俊太がやってきた。
めぐ「ファントム!くっ、こんな時に・・・。俊太、離れてて。」
俊太「お、お前・・・。何する気だよ・・・。」
めぐ「いいから!」
俊太「お、おぅ。」
彼は少し離れた木の裏に隠れた。
めぐ「さぁ、片付けてやるわ。」
彼女はドライバーオンリングをベルトのハンドオーサーにスキャンした。
ドライバーオン♪プリーズ♪
すると、腰にウィザードライバーが現れた。
彼女は左手の中指に変身リングをセット。ベルトを変身モードに切り替えた。
シャバドゥビタッチヘンシーン!シャバドゥビタッチヘンシーン!・・・
めぐ「チェンジウィザード!」
リングのカバーを下し、ハンドオーサーにスキャンした。
ランド♪プリーズ♪ドッドッドンドッドッドン!ドンドッドッドン!
彼女はイエローウィザードに変身した!!
イエロー「さぁ、ショータイムよ。」
ヴァルキリー「お前はイエローウィザード!丁度いい!グール、行け!!」
そして、戦闘が始まった。と、思いきや・・・?
祐樹「ちょっと待ったぁぁぁぁぁ!!」
祐樹がグールとイエローの間を割って入るようにやってきた。
イエロー「あっ!あんたは前の・・・!」
祐樹「あぁ、俺の名は仁藤祐樹。腹いっぱい食わせてもらうぜ。」
祐樹はドライバーオンリングをベルトのリベイレイションドアにスキャンした。
ドライバーオン!
すると、腰にビーストドライバーが現れた。
祐樹は左手の中指にビーストリングをセットした。
祐樹「チェンジ・・・ビースト!!」
ビーストリングを左のリングスロットに差し込み、回した。
セット!オープン!!L・I・O・N!ライオーン!!
彼はビーストウィザードに変身した!!
ビースト「さぁ、腹いっぱいランチタイムさせてもらうぜ!!」
彼はグールの方へ走って行った。
イエロー「えぇぇ!!ちょっと!!」
彼女も後を追う形でビーストについて行き、戦闘を始めた。
~ビーストVSグール~
彼はダイスサーベルを出現させた。
ビースト「おぉりゃ!だぁ!」
彼はグールを次々と切り裂いて行った。
ビースト「よし、一気に食わせてもらうぜ!」
彼は右手の中指にバッファリングをセット。ベルトの右のリングスロットに差し込んだ。
バッファ♪ゴー!バッ!バッ!ババババッファ!!
すると、彼の右肩にバッファマントが現れた。
ビースト「よっしゃ、どぉぉん!!」
彼はバッファマントを使って、グール達に突進していった。
そして、グール達は魔方陣になってキマイラオーサーに吸収されていった。
~イエローVSグール~
彼女はウィザーソードガン(ソードモード)を使って、グール達を切り裂いて行った。
だが、グール達の一斉攻撃で多大なダメージを負ってしまった。
イエロー「クッ、ちょっとヤバいかも・・・。」
すると、そこへグールに向けて銃弾が飛んできた。
イエロー「えっ?」
彼女が後ろに振り向くと、レッドとブルーがいた。
レッド「大丈夫か?」
イエロー「いや、大丈夫じゃない・・・。」
ブルー「ここは僕とめぐで片付けるから、レッドはファントムの方を。」
レッド「分かった。」
レッドはヴァルキリーのいる方へ行った。
~レッドVSヴァルキリー~
ヴァルキリーは魔法使いたちが戦っているうちにゲートの方へ歩み寄っていた。
―――――少し離れた木――――――
ヴァルキリー「その腕、切り刻んじゃいましょうか。ハハハッ!絶望しろ・・・!!」
俊太「俺にはこの腕がないと最高の料理が作れないんです!やめてください!」
ヴァルキリーは俊太の腕に掴もうとした瞬間、ヴァルキリーに銃弾が浴びせられた!
それを撃ったのはレッドウィザードだった。
レッド「それまでにしてもらおうか!」
ヴァルキリー「貴様、任務の邪魔を・・・!」
レッドはヴァルキリーに近づこうとした瞬間・・・。
ビースト「俺の飯を横取りするんじゃねぇ!!」
ビーストがレッドへバッファマントを使った体当たりをしてきた。
レッド「ぐはぁぁ!!マヨネーズ?おい、ちょ。やめろって!!」
ビースト「お前もファントムの魔力を食ってんだろ?ダマしやがって!!女のファントムから聞いたぞ!」
レッド「あ?どういうことだ?」
―――――――――――――――――――――――
次回、魔道戦隊ウィザライジャーは!
来週はお休み。次回は7月14日。
祐樹「ファントムの魔力を食わなきゃ、明日をも知れない命なんだ!」
白い魔法使い「危ない所だったな。晴翔。」
俊太「明日、料理コンテストがあるんだ。だけど、ファントムに狙われてちゃ・・・。」
めぐ「大丈夫。私たちが必ず守る。」
茂「めぐ、この指輪を使え!」
ランド♪ドラゴン♪
めぐ「明日の命より、まずは今日の命でしょ?」
次回もショータイムよ。
―――――――――――――――――――――――