魔道戦隊ウィザライジャー 第六話 「魔力の意味」 | ウィンガーの日常や小説を書かせて頂きますぜ。

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小説やブログなどやってますわ。主に特撮が多いです。ではお楽しみください。

コヨミ回です!今回はちょっと長いです。


どうぞ!!


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―――――――FREE WINGER――――――――――


晴翔「あ、そうだ。コヨミ。もうやっておかないといけないんじゃないか?」


コヨミ「別に急いでやらないといけないことじゃないし・・・。」


晴翔「こういうのはマメにやっとこうよ。ほら。」


彼はコヨミの右腕を軽くつかみ、ベルトのハンドオーサーにスキャンさせた。


プリーズ♪プリーズ♪


すると、コヨミへ魔力が供給されていった。


すると、そこへ凜子がやってきた。


凜子「おはようございま・・・。え・・・?」


彼女はコヨミに魔力が供給されている所を見てしまったのだ。


すると、魔力の供給が終わり、コヨミはそそくさと奥の部屋へ行った。


凜子「え・・・?今の何・・・。晴翔君。」


晴翔はそれを無視した。


――――――ゴミ置き場――――――――


そこへ、ミサとユウゴがやってきた。


ミサ「ケットシー。起きなさい。」


ケットシーの人間体は車の上で寝ていた。


ケットシー(人間体)「嫌です~!寝させて~!」


ユウゴ「いい加減さっさと起きろ!!」


彼はケットシー(人間体)の寝ている車を思い切り蹴った。


ケットシー(人間体)「うわぁァァ!」


すると、彼は車から転げ落ちた。


ミサ「あなたの使命はゲートを絶望させ、新たなファントムを生み出す事。」


ケットシー(人間体)「チョー面倒なんすけどぉ~。」


ユウゴ「モタモタしてないで早く行って来い!」


ミサ「ゲートは野元武雄。」


彼女はケットシー(人間体)に野元武雄の写真を渡した。


ケットシー(人間体)「はいはい・・・。もう~たりぃなぁ・・・。」


――――――音楽室――――――――


そこでは野元武雄がピアノを弾いていた。


武雄「(ダメだ・・・。僕の実力じゃ・・・。やっぱり下手くそなのかな・・・。)」


彼はピアノを思い切り叩いた。


すると、天井の方からケットシーの声が聞こえた。


ケットシー「ウホッ!お前が野元か!絶望させるの案外楽そう~♪」


武雄「バ、バケモノ!!」


―――――FREE WINGER――――――


そこでは、みんなが朝ごはんを食べていた。


晴翔「う~ん。おっちゃんの卵焼きうまいわ~。力が出るよ。」


茂「もっともっと言ってくれよ。料理の腕上がるからさ。」


優太「ちょっとちょっと。そんな簡単に腕が上がるわけないでしょ(笑)」


茂「あらぁ~。さらっと毒舌・・・。」


凜子「(やっぱり気になる・・・。コヨミちゃんと晴翔君・・・。)」


すると、コヨミの水晶からケットシーが暴れている姿が映し出された。


コヨミ「みんな、ファントム!」


晴翔「そうか。優太、めぐ。行くぞ!」


コヨミ「晴翔!今日は・・・気を付けて。」


晴翔「大丈夫だ。今日は、絶好調だ!」


そして、3人は出て行った。


―――――――ドーム付近――――――――


そこでは武雄がケットシーから逃げていた。


ケットシー「待て待て!早く仕事終わらせたいんだよ!!」


武雄「た、助けて~!!」


すると、そこへ3人が割って入るかのようにやってきた。


ケットシー「あぁ~!!お前らが指輪の魔法使いか!」


めぐ「猫みたいなファントム!あんた朝食を邪魔して・・・!許さない!」


優太「いや、そこじゃないでしょ。めぐちゃん。(汗)」


晴翔「まぁいい。みんな、行くぞ。」


3人はベルトのハンドオーサーにドライバーオンリングをスキャンした。


ドライバーオン♪プリーズ♪


腰にウィザードライバーが現れた。


3人は変身リングを左手の中指にセット。ベルトを変身モードに切り替え、リングのカバーを下した。


シャバドゥビタッチヘンシーン!シャバドゥビタッチヘンシーン!・・・


3人「チェンジウィザード!」


ベルトのハンドオーサーにスキャンした。


フレイム♪プリーズ♪ヒーヒー!ヒーヒーヒー!!

ウォーター♪プリーズ♪スイ~♪スイ~♪スイ~♪

ランド♪プリーズ♪ドッドッドンドッドッドン!ドンドッドッドン!


3人はウィザライジャーに変身した!


レッド「さぁ、ショータイムだ。」


ケットシー「そうだ、メドューサ様から借りてきたコレ使うか!えい!」


彼はグールを出現させた。


そして、ウィザライジャーは戦闘を始めた!



~ブルーVSキャットシー~


ブルーは右手の中指にコネクトリングをセット。ベルトを魔法モードに切り替え、ハンドオーサーにスキャンした。


コネクト♪プリーズ♪


すると、魔方陣が出現。そこからウィザーソードガン(ソードモード)を取り出した。


彼はしなやかな剣裁きでケットシーを切り裂いた。


ケットシー「グァァァ!!クッ・・・このままじゃやべぇなぁ・・・。」


ブルー「ヤバくても逃がしはしないよ?」


彼は右手の中指にリキッドリングをセット。ベルトを魔法モードに切り替え、ハンドオーサーにスキャンした。


リキッド♪プリーズ♪


すると、ブルーの体が液状化した。


ケットシー「うわぁぁぁ!水になりやがった!」


そして、ブルーは液状化した体でケットシーを包み込んだ。そして、元の体に戻った。



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<※画像はイメージです。>


ケットシー「アッ!ちょ・・・ギブギブ!!」


ブルーはケットシーを解放させた。


ケットシー「あぁ、もう!やめだやめだ。」


すると、彼は走って逃げて行った。



~レッド&イエローVSグール~


レッド「ここは一気に片付けるぞ?めぐ。」


イエロー「うん。わかってるって!」


二人は右手の中指にコピーリングをセット。ベルトを魔法モードに切り替え、ハンドオーサーにスキャンした。


コピー♪プリーズ♪


すると、レッドが3人に。イエローも3人になった。


そして、二人は右手の中指にキックストライクリングをセット。ベルトを再度魔法モードに切り替え、ハンドオーサーにスキャンした。


チョーイイネ!キックストライク!サイコー!!


レッド「ハァ・・・。」


イエロー「ハァ・・・。」


レッドの右足には炎のエネルギー。イエローの右足には土のエネルギーが蓄積されていった。


二人はグールに向け、見事な側転やバク宙をした。そして、必殺技 ”ダブルコピーストライクウィザード”は見事命中!グール達は爆発四散した!


そして、レッドとイエローはブルーの元へ駆け寄った。


レッド「ファントムは逃がしたのか?」


ブルー「あぁ。ごめん。」


―――――――FREE WINGER――――――――――


晴翔達は武雄に彼がゲートだという存在。ファントムから狙われている事を話した。


武雄「僕がゲートで、ファントムって言う怪物に狙われてるのか・・・。明日のコンクールに向けて練習しなきゃいけないのに。」


瞬平「でも、ピアノよりも自分の命の方が大事なんじゃないんですか?」


武雄「ピアノができなかったら僕は死ぬのと同じ気持ちになる!できなかったら俺は・・・。ピアノは最後の希望なんだ!」


晴翔は何かを感じたようだ。


晴翔「まぁ、あんたのことを俺が守るよ。」


武雄「もう、俺は帰る!」


彼は店から走って逃げて行った。


コヨミ「待って!」


彼女も追いかけるように出て行った。


瞬平「僕も!」


彼も出て行ってしまった。


茂「なんだか気難しいゲートだなぁ。」


めぐ「ピアノが最後の希望って何かあるのかしら?」


ダイゴ「う~ん。どうなんだろう・・・。」


――――――森林に近い公園――――――――――


武雄は走って逃げて、ベンチで休憩していた。


武雄「何だよ、あいつら・・・。」


すると、コヨミ達が追いかけてきた。


コヨミ「彼方ファントムに狙われてるのよ。そのことをちゃんとわかってよ。」


すると、ケットシーの人間体が後ろを通過した。


コヨミ「あっ、ファントム・・・。」


瞬平「え?ファントム?」


その光景を陰から見ていた人物がいた。


ミサ「やっぱり、あいつは何者・・・?」


すると、ミサはコヨミ達のいるところへ姿を現した。


コヨミ「あなたは・・・?」


ミサ「人間でもないファントムでもないお前は一体何者だ?」


すると、彼女はメドューサへ変身した。


瞬平「うわぁぁぁぁ!!ファントムだぁぁ!」


コヨミ「武雄さんは早く逃げて!」


すると、武雄は走って逃げて行った。


メドューサ「口で答えないのなら体に聞くまで・・・。」


すると、メドューサは頭部の蛇を出現させ、それでコヨミの動きを封じた。


コヨミ「離して!離して!!」


メドューサ「ふ~ん。魔力で動く人形か・・・。」


すると、メドューサはコヨミから魔力をすべて吸い取り、コヨミを放した。


メドューサ「まぁ、所詮こんなものね。」


すると、彼女は姿を消した。


瞬平「コヨミちゃんが死んじゃったよ・・・。」


彼は晴翔に携帯電話で通話をした。


瞬平「晴翔さ~ん!コヨミちゃんが・・・。」


~~~~携帯電話 通話~~~~~


晴翔「何だって・・・!?」


~~~~~~~~~~~~


~10分後~


その場へ、晴翔、凜子、ダイゴがやってきた。


晴翔はコヨミの頬などを触った。


晴翔「朝に魔力を渡したはずなのに・・・。」


彼はコヨミの右手をハンドオーサーにスキャンさせた。


プリーズ♪プリーズ♪

凜子「一体何でこんなことが・・・?」


瞬平「何かもう一体ファントムが出てきてコヨミちゃんを縛り上げて・・・。」


凜子「ファントムが二体!?うわっ!」


彼女と瞬平はコヨミに魔力がいきわたっている所を見てしまった。


すると、コヨミは生き返った。


コヨミ「晴翔・・・。」


瞬平「うわぁぁ~!!生き返ったァァァァ!!」


ダイゴ「これで何とか大丈夫かな・・・?」


すると、近くから「怪物だー!!」という悲鳴が聞こえてきた。


晴翔「ファントムか・・・!ウッ!」


晴翔は腹を抱え込んだ。


コヨミ「ダメ、今の晴翔じゃ・・・。」


晴翔「大丈夫。ファントム倒して帰ってくるから。ダイゴさん、行きましょう。」


ダイゴ「あぁ!」


二人は悲鳴のする方へ行った。


~~遊具のある芝生広場~~


そこではケットシーが武雄に近づいていた。


そこへ、晴翔がケットシーに飛び蹴りを放った。


ケットシー「グハァァ!いってぇ~。また、お前か!指輪の魔法使い!」


ダイゴ「今度は僕もいるよ?」


晴翔「ダイゴさん、一気に片付けましょう!」


二人はドライバーオンリングをハンドオーサーにスキャンした。


ドライバーオン♪プリーズ♪


すると、腰にウィザードライバーが現れた。


ベルトを変身モードに切り替えた。


シャバドゥビタッチヘンシーン!シャバドゥビタッチヘンシーン!・・・


二人は変身リングを左手の中指にセット。リングのカバーを下し、ハンドオーサーにスキャンした。だが・・・。


エラー!

ハリケーン♪プリーズ♪フーッフー!フーッフーッフーッフー!!


ダイゴはグリーンウィザードに変身できたが、晴翔は変身できなかった。


晴翔「チッ・・・。こんな時に!」


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次回、魔道戦隊ウィザライジャーは!


晴翔「魔力切れか・・・。」


コヨミ「晴翔!」


武雄「僕はもうピアノなんでできなくても・・・。」


凜子「コヨミちゃんは人間じゃないのかも・・・。」


晴翔「あいつがやる気になってんだ。手出しはさせない!」


レッド「前へ進むために、闇を照らす魔法さ!」


ライト♪プリーズ♪


次回もショータイムだ。


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