コヨミ回です!今回はちょっと長いです。
どうぞ!!
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―――――――FREE WINGER――――――――――
晴翔「あ、そうだ。コヨミ。もうやっておかないといけないんじゃないか?」
コヨミ「別に急いでやらないといけないことじゃないし・・・。」
晴翔「こういうのはマメにやっとこうよ。ほら。」
彼はコヨミの右腕を軽くつかみ、ベルトのハンドオーサーにスキャンさせた。
プリーズ♪プリーズ♪
すると、コヨミへ魔力が供給されていった。
すると、そこへ凜子がやってきた。
凜子「おはようございま・・・。え・・・?」
彼女はコヨミに魔力が供給されている所を見てしまったのだ。
すると、魔力の供給が終わり、コヨミはそそくさと奥の部屋へ行った。
凜子「え・・・?今の何・・・。晴翔君。」
晴翔はそれを無視した。
――――――ゴミ置き場――――――――
そこへ、ミサとユウゴがやってきた。
ミサ「ケットシー。起きなさい。」
ケットシーの人間体は車の上で寝ていた。
ケットシー(人間体)「嫌です~!寝させて~!」
ユウゴ「いい加減さっさと起きろ!!」
彼はケットシー(人間体)の寝ている車を思い切り蹴った。
ケットシー(人間体)「うわぁァァ!」
すると、彼は車から転げ落ちた。
ミサ「あなたの使命はゲートを絶望させ、新たなファントムを生み出す事。」
ケットシー(人間体)「チョー面倒なんすけどぉ~。」
ユウゴ「モタモタしてないで早く行って来い!」
ミサ「ゲートは野元武雄。」
彼女はケットシー(人間体)に野元武雄の写真を渡した。
ケットシー(人間体)「はいはい・・・。もう~たりぃなぁ・・・。」
――――――音楽室――――――――
そこでは野元武雄がピアノを弾いていた。
武雄「(ダメだ・・・。僕の実力じゃ・・・。やっぱり下手くそなのかな・・・。)」
彼はピアノを思い切り叩いた。
すると、天井の方からケットシーの声が聞こえた。
ケットシー「ウホッ!お前が野元か!絶望させるの案外楽そう~♪」
武雄「バ、バケモノ!!」
―――――FREE WINGER――――――
そこでは、みんなが朝ごはんを食べていた。
晴翔「う~ん。おっちゃんの卵焼きうまいわ~。力が出るよ。」
茂「もっともっと言ってくれよ。料理の腕上がるからさ。」
優太「ちょっとちょっと。そんな簡単に腕が上がるわけないでしょ(笑)」
茂「あらぁ~。さらっと毒舌・・・。」
凜子「(やっぱり気になる・・・。コヨミちゃんと晴翔君・・・。)」
すると、コヨミの水晶からケットシーが暴れている姿が映し出された。
コヨミ「みんな、ファントム!」
晴翔「そうか。優太、めぐ。行くぞ!」
コヨミ「晴翔!今日は・・・気を付けて。」
晴翔「大丈夫だ。今日は、絶好調だ!」
そして、3人は出て行った。
―――――――ドーム付近――――――――
そこでは武雄がケットシーから逃げていた。
ケットシー「待て待て!早く仕事終わらせたいんだよ!!」
武雄「た、助けて~!!」
すると、そこへ3人が割って入るかのようにやってきた。
ケットシー「あぁ~!!お前らが指輪の魔法使いか!」
めぐ「猫みたいなファントム!あんた朝食を邪魔して・・・!許さない!」
優太「いや、そこじゃないでしょ。めぐちゃん。(汗)」
晴翔「まぁいい。みんな、行くぞ。」
3人はベルトのハンドオーサーにドライバーオンリングをスキャンした。
ドライバーオン♪プリーズ♪
腰にウィザードライバーが現れた。
3人は変身リングを左手の中指にセット。ベルトを変身モードに切り替え、リングのカバーを下した。
シャバドゥビタッチヘンシーン!シャバドゥビタッチヘンシーン!・・・
3人「チェンジウィザード!」
ベルトのハンドオーサーにスキャンした。
フレイム♪プリーズ♪ヒーヒー!ヒーヒーヒー!!
ウォーター♪プリーズ♪スイ~♪スイ~♪スイ~♪
ランド♪プリーズ♪ドッドッドンドッドッドン!ドンドッドッドン!
3人はウィザライジャーに変身した!
レッド「さぁ、ショータイムだ。」
ケットシー「そうだ、メドューサ様から借りてきたコレ使うか!えい!」
彼はグールを出現させた。
そして、ウィザライジャーは戦闘を始めた!
~ブルーVSキャットシー~
ブルーは右手の中指にコネクトリングをセット。ベルトを魔法モードに切り替え、ハンドオーサーにスキャンした。
コネクト♪プリーズ♪
すると、魔方陣が出現。そこからウィザーソードガン(ソードモード)を取り出した。
彼はしなやかな剣裁きでケットシーを切り裂いた。
ケットシー「グァァァ!!クッ・・・このままじゃやべぇなぁ・・・。」
ブルー「ヤバくても逃がしはしないよ?」
彼は右手の中指にリキッドリングをセット。ベルトを魔法モードに切り替え、ハンドオーサーにスキャンした。
リキッド♪プリーズ♪
すると、ブルーの体が液状化した。
ケットシー「うわぁぁぁ!水になりやがった!」
そして、ブルーは液状化した体でケットシーを包み込んだ。そして、元の体に戻った。
ケットシー「アッ!ちょ・・・ギブギブ!!」
ブルーはケットシーを解放させた。
ケットシー「あぁ、もう!やめだやめだ。」
すると、彼は走って逃げて行った。
~レッド&イエローVSグール~
レッド「ここは一気に片付けるぞ?めぐ。」
イエロー「うん。わかってるって!」
二人は右手の中指にコピーリングをセット。ベルトを魔法モードに切り替え、ハンドオーサーにスキャンした。
コピー♪プリーズ♪
すると、レッドが3人に。イエローも3人になった。
そして、二人は右手の中指にキックストライクリングをセット。ベルトを再度魔法モードに切り替え、ハンドオーサーにスキャンした。
チョーイイネ!キックストライク!サイコー!!
レッド「ハァ・・・。」
イエロー「ハァ・・・。」
レッドの右足には炎のエネルギー。イエローの右足には土のエネルギーが蓄積されていった。
二人はグールに向け、見事な側転やバク宙をした。そして、必殺技 ”ダブルコピーストライクウィザード”は見事命中!グール達は爆発四散した!
そして、レッドとイエローはブルーの元へ駆け寄った。
レッド「ファントムは逃がしたのか?」
ブルー「あぁ。ごめん。」
―――――――FREE WINGER――――――――――
晴翔達は武雄に彼がゲートだという存在。ファントムから狙われている事を話した。
武雄「僕がゲートで、ファントムって言う怪物に狙われてるのか・・・。明日のコンクールに向けて練習しなきゃいけないのに。」
瞬平「でも、ピアノよりも自分の命の方が大事なんじゃないんですか?」
武雄「ピアノができなかったら僕は死ぬのと同じ気持ちになる!できなかったら俺は・・・。ピアノは最後の希望なんだ!」
晴翔は何かを感じたようだ。
晴翔「まぁ、あんたのことを俺が守るよ。」
武雄「もう、俺は帰る!」
彼は店から走って逃げて行った。
コヨミ「待って!」
彼女も追いかけるように出て行った。
瞬平「僕も!」
彼も出て行ってしまった。
茂「なんだか気難しいゲートだなぁ。」
めぐ「ピアノが最後の希望って何かあるのかしら?」
ダイゴ「う~ん。どうなんだろう・・・。」
――――――森林に近い公園――――――――――
武雄は走って逃げて、ベンチで休憩していた。
武雄「何だよ、あいつら・・・。」
すると、コヨミ達が追いかけてきた。
コヨミ「彼方ファントムに狙われてるのよ。そのことをちゃんとわかってよ。」
すると、ケットシーの人間体が後ろを通過した。
コヨミ「あっ、ファントム・・・。」
瞬平「え?ファントム?」
その光景を陰から見ていた人物がいた。
ミサ「やっぱり、あいつは何者・・・?」
すると、ミサはコヨミ達のいるところへ姿を現した。
コヨミ「あなたは・・・?」
ミサ「人間でもないファントムでもないお前は一体何者だ?」
すると、彼女はメドューサへ変身した。
瞬平「うわぁぁぁぁ!!ファントムだぁぁ!」
コヨミ「武雄さんは早く逃げて!」
すると、武雄は走って逃げて行った。
メドューサ「口で答えないのなら体に聞くまで・・・。」
すると、メドューサは頭部の蛇を出現させ、それでコヨミの動きを封じた。
コヨミ「離して!離して!!」
メドューサ「ふ~ん。魔力で動く人形か・・・。」
すると、メドューサはコヨミから魔力をすべて吸い取り、コヨミを放した。
メドューサ「まぁ、所詮こんなものね。」
すると、彼女は姿を消した。
瞬平「コヨミちゃんが死んじゃったよ・・・。」
彼は晴翔に携帯電話で通話をした。
瞬平「晴翔さ~ん!コヨミちゃんが・・・。」
~~~~携帯電話 通話~~~~~
晴翔「何だって・・・!?」
~~~~~~~~~~~~
~10分後~
その場へ、晴翔、凜子、ダイゴがやってきた。
晴翔はコヨミの頬などを触った。
晴翔「朝に魔力を渡したはずなのに・・・。」
彼はコヨミの右手をハンドオーサーにスキャンさせた。
プリーズ♪プリーズ♪
凜子「一体何でこんなことが・・・?」
瞬平「何かもう一体ファントムが出てきてコヨミちゃんを縛り上げて・・・。」
凜子「ファントムが二体!?うわっ!」
彼女と瞬平はコヨミに魔力がいきわたっている所を見てしまった。
すると、コヨミは生き返った。
コヨミ「晴翔・・・。」
瞬平「うわぁぁ~!!生き返ったァァァァ!!」
ダイゴ「これで何とか大丈夫かな・・・?」
すると、近くから「怪物だー!!」という悲鳴が聞こえてきた。
晴翔「ファントムか・・・!ウッ!」
晴翔は腹を抱え込んだ。
コヨミ「ダメ、今の晴翔じゃ・・・。」
晴翔「大丈夫。ファントム倒して帰ってくるから。ダイゴさん、行きましょう。」
ダイゴ「あぁ!」
二人は悲鳴のする方へ行った。
~~遊具のある芝生広場~~
そこではケットシーが武雄に近づいていた。
そこへ、晴翔がケットシーに飛び蹴りを放った。
ケットシー「グハァァ!いってぇ~。また、お前か!指輪の魔法使い!」
ダイゴ「今度は僕もいるよ?」
晴翔「ダイゴさん、一気に片付けましょう!」
二人はドライバーオンリングをハンドオーサーにスキャンした。
ドライバーオン♪プリーズ♪
すると、腰にウィザードライバーが現れた。
ベルトを変身モードに切り替えた。
シャバドゥビタッチヘンシーン!シャバドゥビタッチヘンシーン!・・・
二人は変身リングを左手の中指にセット。リングのカバーを下し、ハンドオーサーにスキャンした。だが・・・。
エラー!
ハリケーン♪プリーズ♪フーッフー!フーッフーッフーッフー!!
ダイゴはグリーンウィザードに変身できたが、晴翔は変身できなかった。
晴翔「チッ・・・。こんな時に!」
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次回、魔道戦隊ウィザライジャーは!
晴翔「魔力切れか・・・。」
コヨミ「晴翔!」
武雄「僕はもうピアノなんでできなくても・・・。」
凜子「コヨミちゃんは人間じゃないのかも・・・。」
晴翔「あいつがやる気になってんだ。手出しはさせない!」
レッド「前へ進むために、闇を照らす魔法さ!」
ライト♪プリーズ♪
次回もショータイムだ。
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