魔道戦隊ウィザライジャー 第五話 「仲間」 | ウィンガーの日常や小説を書かせて頂きますぜ。

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小説やブログなどやってますわ。主に特撮が多いです。ではお楽しみください。

グリーンウィザードが仲間に・・・?


どうぞ!


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――――――街中 ドーム付近――――――――


イエローはグリーンにウィザーソードガン(ガンモード)の銃口を向けた。


イエロー「あなた・・・いったい何者なの!」


グリーンは動きをピタリとやめ、二人は睨めあった・・・。


すると、グリーンがもがき苦しみ始めた。


グリーン「グッ、グワァァァァァ!!」


イエロー「え?一体何が・・・?」


レッド「これは魔力の暴走か?」


すると、グリーンの変身が解かれてしまった。その正体は・・・。


ダイゴ「グッ・・・グァ・・・。」


グリーンウィザードの正体はダイゴだった!


レッド「ダイゴさん!?」


3人は変身を解除した。


優太「ダイゴさん!しっかりして!」


すると、ダイゴは我を取り戻したかのように目を見開いた。


ダイゴ「やっぱり・・・僕がそうだったんだね。」


晴翔「ダイゴさん、これはどういうことなんだ?」


ダイゴ「僕は過去の世界からやってきたとき、その時はグリーンウィザードの力を暴走することなくつかえていたんだ。」


めぐ「やっぱり、さっきのは暴走・・・。」


ダイゴ「だが、こっちの世界に来て魔力が暴走して、制御できなくなったんだ。しかも、自分がウィザライジャーになりたいとちょっと思うだけで変身してしまって・・・。」


優太「そうだったんだ・・・。」


晴翔「とにかく、FREEWINGERに戻ろう。」


晴翔と優太はダイゴの肩を持ち、帰って行った。


―――――――ビル 屋上――――――――――


ユウゴ「何かいいゲートはいねぇのか?・・・ん?」


すると、彼は誰か見つけたようだ。


それは、6歳くらいの少女だった。


ユウゴ「ケッ、子供相手だったらウィザライジャーも手加減するだろ・・・。」


――――――FREE WINGER――――――――


コヨミ「大丈夫?ダイゴ。」


ダイゴ「あぁ、なんとか。体には異常はないみたい。」


茂「よかったよかった。」


晴翔「でも、どうすんだ?また、ファントムが襲ってきたら?」


ダイゴ「僕は部屋で静かにしておくよ。」


優太「ダイゴ君は本当にそれでいいの?」


ダイゴ「え?」


優太「君だって、本当は僕たちと一緒に戦いたいんじゃ?」


めぐ「そうだよ!味方だって多い方がいいし!」


すると、コヨミの持っていた水晶にフェニックスが暴れている所が映し出されていた。


コヨミ「みんな!ファントムが!」


晴翔「そうか!で、ダイゴ。どうすんだ?」


ダイゴ「僕は・・・。」


優太「今は時間がない!早く急ごう。」


めぐ「うん!」


3人は店から出て行った。


ダイゴはずっとうつむき続けていた。


茂「ダイゴ、お前は本当にいいのか?」


ダイゴ「俺だって戦いたいさ。みんなと。でも、僕が行くと、みんなの足手まといになるからさ・・・。」


茂「そんなことはない!」


ダイゴ「!?」


茂「お前がここに来たときはそんな後ろ向きな態度じゃなかった!あの時のお前は真っすぐな視線でここで指輪を作りたいって。それは、お前が世界を守るために臨んだことじゃないのか?」


ダイゴ「・・・。」


―――――――街中―――――――――


すると、そこではフェニックス・ファントムが暴れていた。


フェニックス「おい!ウィザライジャーはどこだ!」


すると、そこへ晴翔、優太、めぐが現れた。


晴翔「呼んだか?」


フェニックス「おぉ、やっと来たか。指輪の魔法使い。」


優太「またお前か。さっさと片付けよう!」


3人はベルトのハンドオーサーにドライバーオンリングをスキャンした。


ドライバーオン♪プリーズ♪


腰にウィザードライバーが現れた。


3人は変身リングを左手の中指にセット。ベルトを変身モードに切り替え、リングのカバーを下した。


シャバドゥビタッチヘンシーン!シャバドゥビタッチヘンシーン!・・・


3人「チェンジウィザード!」


ベルトのハンドオーサーにスキャンした。


フレイム♪プリーズ♪ヒーヒー!ヒーヒーヒー!!

ウォーター♪プリーズ♪スイ~♪スイ~♪スイ~♪

ランド♪プリーズ♪ドッドッドンドッドッドン!ドンドッドッドン!


3人はウィザライジャーに変身した!


イエロー「さぁ、ショータイムを始めましょう。」


フェニックスはグールを召喚した。


そして、戦闘が始まった!



~レッドVSフェニックス~


レッドはウィザーソードガン(ソードモード)でフェニックスを対応していた。


フェニックス「ハハッ!お前らのそんな力で俺が倒せるか。」


彼は、大剣”カタストロフ”を出現させ、レッドに向け振り回した。


レッド「クッ・・・危ねぇ奴だ!」


レッドはソードを振りかざしたが、全て避けられた。



~ブルー&イエローVSグール~


ブルーは華麗なキックやチョップでグール達にダメージを与えていた。


そして、イエローは右腕の中指にコネクトリングをセット。ベルトを魔法モードに切り替え、ハンドオーサーにスキャンした。


コネクト♪プリーズ♪


すると、魔方陣が現れ、そこからウィザーソードガン(ガンモード)を取り出した。


そして、グールに向け、数十発撃った。


イエロー「一気に決める!」


彼女はウィザーソードガンのハンドオーサーを開いた。


キャモナシューティングシェイクハンズ!キャモナシューティングシェイクハンズ!・・・


そして、ランドリングをハンドオーサーにスキャンした。


ランド♪シューティングストライク!ドッドッドン!ドッドッドン!・・・


銃口をグールに向け、必殺技”シューティングストライクランド”は見事命中!グール達は爆発四散した!



~レッドVSフェニックス~


戦いはフェニックスのペース。レッドは只々ダメージを受けるばかりだった。


フェニックス「オラァ!」


大剣をレッドに振りかざした。


レッド「グァァァァ!」


そして、レッドは倒れこんでしまった。


そこへ、ブルーとイエローがやってきた。


ブルー「晴翔!」


フェニックス「ん?今度はお前らが相手か?オラァァァ!」


彼は炎をブルー達に向け、放った。


ブルー&イエロー「ウワァァァァ!!!」


炎の攻撃はブルー達に多大なダメージを与えた。そして、二人は倒れこんでしまった。


フェニックス「フッ・・・雑魚が。見ろ!」


彼は先程見つけたゲートの少女を連れてきた。


フェニックス「ゲートだ。お前らの前でこいつを絶望させてやる・・・。」


イエロー「ダメ!絶望しちゃ・・・!!」


フェニックス「絶望の淵に落ちろ!!」


すると、そこへ銃弾がフェニックスに向け飛んできた!


フェニックス「うわぁァァ!」


レッド「何だ・・・。ん?ダイゴ!」


そう、銃弾を撃ったのはダイゴだった!


イエロー「ダイゴさん・・・!」


ダイゴ「君たちに目覚めさせられたよ。僕は、魔法を使ってこの世界を守る。そのために過去からやってきたんだ!」


ダイゴはベルトのハンドオーサーにドライバーオンリングをスキャンした。


ドライバーオン♪プリーズ♪


すると、腰にウィザードライバーが現れた。


ダイゴ「風の魔力・・・絶対に制御させてみせる!」


ベルトを変身モードに変形させ、ハリケーンリングを左手の中指にセットした。


シャバドゥビタッチヘンシーン!シャバドゥビタッチヘンシーン!・・・


ダイゴ「チェンジウィザード!」


リングのカバーを下し、ベルトのハンドオーサーにスキャンした。


ハリケーン♪プリーズ♪フーッフー!フーッフーッフーッフー!!


そして、ダイゴは風の魔法使い”グリーンウィザード”に変身した!


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※ここからは仮面ライダーウィザード挿入歌「Blessed Wind」を聞きながらお楽しみください。


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グリーン「さぁ、ショータイムだ。」


フェニックス「何人増えようと同じだ!ハァァ・・・・!」


フェニックスはグリーンの方へ走っていた。


彼はグリーンにカタストロフを振りかざしたが、華麗に避けた。


そして、グリーンは右手の中指にエクステンドリングをセット。ベルトを魔法モードの切り替え、ハンドオーサーにスキャンした。


ルパッチマジックタッチゴー!・・・エクステンド♪プリーズ♪


すると、グリーンの右腕が伸縮し始め、その手で思い切りフェニックスにパンチを放った。


フェニックス「グァァァァ!!」


その勢いで彼は吹き飛ばされた。


フェニックス「しょうがねぇ!こいつを絶望の淵に!」


フェニックスは少女の目の前でカタストロフを振り回し、彼女を死への恐怖で絶望させようとした。


イエローは倒れこみながらこう言った。


イエロー「ダメ!絶望しちゃ・・・!!」


すると、少女に紫色のひびが入った。そう、彼女は絶望へと追い込まれていっている。


レッド「(このままではヤバイ・・・。俺が行かないと!)」


レッドは立ち上がり、グリーンの元へ駆け寄った。


レッド「力を合わせよう、グリーンウィザード?俺は少女のアンダーワールドに。ダイゴとめぐと優太でフェニックスを。」


グリーン「あぁ!いっちょやりますか!」


そして、ブルーとイエローは立ち上がり、グリーンと一緒にフェニックスの元へ走って行った。


そして、その隙にレッドは少女に駆け寄った。


レッド「絶望しちゃダメだ。君は死んではいけない。いや、死なせない!俺が、俺が最後の希望だ。」


彼は少女の右手の中指にエンゲージリングをセット。ベルトを魔法モードに切り替え、少女の手をハンドオーサーにスキャンさせた。


エンゲージ♪プリーズ♪


そして、少女はぐったり倒れこんだ。すると、彼女から魔方陣が現れた。


レッドはその魔方陣に入って行った。



~ブルー&イエロー&グリーンVSフェニックス~


グリーン「みんなでキックストライクで決めよう!」


ブルー&イエロー「あぁ!」


3人は右手の中指にキックストライクリングをセット。ベルトを魔法モードに切り替え、ハンドオーサーにスキャンした。


チョーイイネ!キックストライク!サイコー!!


すると、グリーンの右足には風。イエローには土。ブルーには水のエネルギーが蓄積されていった。


3人はフェニックスに向け、走って行った。見事な側転やバク宙をし、必殺技”ウォーターストライクウィザード” ”ランドストライクウィザード” ”ハリケーンストライクウィザード”を一気にフェニックスに向け叩き込んだ。


だが、フェニックスは炎の盾で防御し、3人を振り払った。


フェニックス「フッ・・・お前らと遊ぶのはここまでだ!」


すると、炎を辺りに巻き散らし、姿を消した。


―――――――少女のアンダーワールド―――――――――


レッド「ここがあの子のアンダーワールド。」


すると、亀裂が入り、そこからガーゴイルのようなファントムが出現した。


レッド「来い、ドラゴン!」


彼は右手の中指にドラゴライズリングをセット。ベルトを魔法モードに切り替え、ハンドオーサーにスキャンした。


ドラゴライズ♪プリーズ♪


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<※画像はイメージです>


すると、上空からウィザードラゴンが現れた。


そして、右手の中指にコネクトリングをセット。ベルトを再度魔法モードに切り替え、ハンドオーサーにスキャンした。


コネクト♪プリーズ♪


魔方陣が出現し、そこからマシンウィンガーが出現。ブルーはそれに跨り、ファントムを追いかけた。


レッド「絶対に絶望なんかさせない・・・。もうあんな悲劇は見たくない!ドラゴン、俺に従え!」



ウィンガーの日常や小説を書かせて頂きますぜ。
<※画像はイメージです。>


すると、バイクが下から真っ二つに分かれ、ウィザードラゴンと合体を果たした!


ウィンガーウィザードラゴンはガーゴイルのようなファントムに体当たりを繰り返し、多大なダメージを与えた。


レッド「さぁ、フィナーレだ!」


彼は右手の中指にキックストライクリングをセット。ベルトを魔法モードに切り替え、ハンドオーサーにスキャンした。


チョーイイネ!キックストライク!サイコー!!



ウィンガーの日常や小説を書かせて頂きますぜ。
<※画像はイメージです。>


すると、バイクとドラゴンが再び分離。レッドは空高くジャンプした。


そしてドラゴンはヒッサツモードへ変形し、バイクはドラゴンの後部に合体した。


レッドはバイクの後部に足をつけ、そのまま敵に向け急降下していった。


レッド「ダァァァァァァ!!!」



ウィンガーの日常や小説を書かせて頂きますぜ。
<※画像はイメージです。>


レッドとウィザードラゴンの超必殺技!”フレイムストライクエンド”は見事ファントムに命中!大爆発四散した!


―――――――街中――――――――――


すると、少女の中からレッドが戻ってきた。


レッド「何とかやったな。」


グリーン「無事に倒せたんだね。」


レッド「あぁ。」


―――――FREE WINGER―――――――


茂「ダイゴ君、よかったね。」


ダイゴ「はい!これで、晴翔君達と一緒に戦えますね~♪」


凜子「ダイゴさんも魔法使いだなんて・・・。」


瞬平「グリーン?ということはノリ的に僕はピンクウィザード!?」


凜子「そんなわけないでしょうが~!!」


彼女は瞬平の頭を平手打ちした。


晴翔「これからもよろしく頼むぜ、ダイゴ。」


ダイゴ「あぁ。」


瞬平「やった~!これで魔法使いが増えた~♪」


凜子「やったぁ~!」


コヨミはその光景を遠目で見ていた。


コヨミ「うるさいのが増えた・・・。」


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次回、魔道戦隊ウィザライジャーは!


ミサ「ケットシー。起きなさい。」


ケットシー(人間体)「チョー面倒なんすけどぉ~。」


????「ピアノができなかったら僕は死ぬのと同じ気持ちになる!できなかったら俺は・・・。」


瞬平「コヨミちゃんが死んじゃったよ・・・。」


晴翔「何だって・・・!?」


プリーズ♪プリーズ♪


次回もショータイムだ。


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