魔道戦隊ウィザライジャー 第二話 「魔法使いの弟子」 | ウィンガーの日常や小説を書かせて頂きますぜ。

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小説やブログなどやってますわ。主に特撮が多いです。ではお楽しみください。

ブルーウィザード回です!


ちょっと長いです。


どうぞ!


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――――――FREE WIGER――――――――


茂「優太君、そこのおもちゃは何円で販売する?」


茂と優太は買取をした商品に値段をつけていた。


優太「う~ん。これはフォーズドライバーというヒーロー物のおもちゃですね。10年前のおもちゃで、ファンからの支持力は強い作品ですから・・・。箱ありで説明書ありならざっと6200円いかがでしょうか?」


茂「やっぱり優太君は頼もしいね。そうするとするか。」


茂はそのおもちゃに値札を付けた。


優太「あっ、そうだ。茂さん。テープって切らしてましたよね?」


茂「あっ、そうだ!すっかり忘れてたな・・・。」


優太「僕、買いに行ってきますね。」


茂「分かった。気を付けて行って来いよ。」


優太はテープを買いに、店から出て行った。


―――――薄暗いトンネル――――――


ミサ「ヘルハウンド。」


ヘルハウンド「これはこれは。メドューサ様とフェニックス様。どうかしたのですか?」


ユウゴ「ハハッ。おもしれぇゲートを見つけたからお前に頼もうと思ってな。」


ミサ「ゲートは奈良瞬平。ゲートを絶望させ新たなファントムを生み出すこと。」


ヘルハウンド「了解しました・・・。」


―――――街中 芝生――――――


そこで、子供が鬼ごっこをしていた。


すると、一人の男の子がこけてしまった。


男の子A「うわっ!痛てぇ!」


男の子B「おい、大丈夫かよ?」


すると、そこへ若い青年がやってきた。


瞬平「大丈夫!?怪我はない・・・みたいだね。」


男の子A「うん・・・。でも、痛いなぁ・・・。」


瞬平「じゃあ、僕が痛くなくなる魔法を教えてあげよう。ちちんぷいぷい♪飛んで行け~!」


男の子A「ちちんぷいぷいって・・・魔法なんか信じてるの?」


男の子B「変なの。行こうぜ?」


男の子A「うん!」


男の子二人はどこかへ行ってしまった。


瞬平「最近の子は魔法は信じないのかな・・・。」


すると、瞬平に誰かがぶつかった。


瞬平「うわっ。すみません!って・・・え!」


彼が振り向くと、そこにヘルハウンド・ファントムがいた!


瞬平「いぃぃぃやぁぁぁぁぁ!!」


それを機にそこにいた人々は叫び始めた。


――――――街中―――――――


優太「テープ売り切れだからって隣町まで行くとはね・・・。」


すると、近くの人々が叫び始めた。


優太「何だ?ファントムか?」


優太はその近くまで行った。


―――――街中 芝生―――――――


ヘルハウンド「お前を・・・絶望の淵に・・・!」


瞬平「怪物・・・・。」


すると、そこへ優太がやってきた。


優太「おい、ファントムさんよ!この俺が相手してやるよ。そこの彼!早く逃げて!」


瞬平「分かりました!」


瞬平は近くの木の裏に身をひそめた。


ヘルハウンド「お前は・・・魔法使いか!」


優太「フッ・・・。勘が鋭いな。」


彼はドライバーオンリングをベルトのハンドオーサーにかざした。


ドライバーオン♪プリーズ♪


すると、彼の腰にウィザードライバーが出現した。


彼はベルトを変身モードに変形させ、左手にウォーターリングをセット。リングのカバーを下した。


優太「チェンジウィザード!」


シャバドゥビタッチヘンシーン!・・・ウォーター♪プリーズ♪スイ~♪スイ~♪スイ~♪


彼はベルトのハンドオーサーにウォーターリングをスキャンし、ブルーウィザードに変身した!



~木の裏~


瞬平「本当に・・・本当にいたんだ!魔法使い!」


~~~~~



ブルー「うっし、さっさと片付けようか!」


ブルーとヘルハウンドは戦闘を始めた!


ブルーはヘルハウンドの力強いパンチをさらっと避け、腹に蹴りを入れた。


ヘルハウンド「グァァ!ダァ!」


ヘルハウンドはキックを放ったが、ブルーはこれを防御し、ヘルハウンドのあばらにキックを放った!


ブルー「魔法リング・・・使ってみるか!」


ブルーは右手の中指にエクステンドリングをセット。ベルトを魔法モードに変形させ、ハンドオーサーにスキャンした。


エクステンド♪プリーズ♪


すると、ブルーの右腕が伸縮し始めた。


ブルー「喰らえ!」


ブルーのしなやかになびいたキックは見事ヘルハウンドに命中した!


ヘルハウンド「グァァ!くっ・・・出直すか!」


ヘルハウンドは辺りに炎をまき散らし、姿を消した。


ブルー「チッ、逃げられたか・・・。」


ブルーは変身を解除した。


そこへ瞬平がやってきた。


瞬平「あの!」


彼は優太の両腕を掴んだ。


瞬平「僕、奈良瞬平って言います!僕も魔法使いに・・・なりたいんです!!」


優太「え?あぁ・・・いや、そう簡単になれるもんじゃないんだよね・・・ハハハハッ!」


優太は瞬平の腕を振り払い、走って逃げた。


瞬平「ちょっと、待ってくださいよぉぉぉぉぉ~~♪」


―――――――FREE WINGER――――――――――


すると、そこへ凜子がやってきた。


凜子「あの~、すみません。」


晴翔「あ、凜子ちゃん。」


茂「あぁ、前の刑事さん。いらっしゃい!」


凜子「ここが溜まり場のようなものなのね?」


晴翔「う~ん。まぁ、そうかな。」


凜子「へぇ~。私も魔法使いだったらいいのにな~。」


コヨミ「そのこと・・・二度と言わないで!」


凜子「え?」


コヨミ「晴翔には苦い過去があるのよ。」


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※以下の赤字はコヨミの言っている言葉です。


晴翔は、ゲートだったの。半年前のあの日食の日。


ファントムを生み出す儀式に使われたの。たくさんの人たちが強制的に絶望させられ、ファントムを生み出したの。


でも、晴翔だけは自分のファントムを体の中に抑え込むことが出来た。


――――――日食の日 数時間後――――――――


晴翔は体にファントムを抑え込み、何が何だか分からなくなっていた。


すると、そこへ白い魔法使いが現れた。


白い魔法使い「希望をよく捨てず、生き残ったな。お前は魔法使いになる資格を得た。」


彼は白い魔方陣からウィザードライバーを取り、晴翔に渡した。


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そして、数週間後。私とダイゴは優太とめぐを魔法使いにした。


そしてウィザライジャーが誕生した。晴翔だけは壮絶な過去があるの。なりたくてなったわけじゃない。他人の絶望をもう見たくないから魔法使いになったの。だから、魔法使いになりたいなんて簡単に言わないで!


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凜子「そんな・・・。」


晴翔「まぁ、そんなこったい。」


すると、そこへ走って逃げてきた優太がやってきた。


優太「ハァ・・・ハァ・・・。ただいま・・・。ハァ・・・ハァ・・・。」


めぐ「どうしたの?優さん。」


優太「変なのに・・・付きまとわれてるんだ・・・。」


すると、そこへ瞬平がやってきてしまった。


瞬平「待ってくださいよ、師匠~!!」


晴翔「あーぁ。めんどうなのに巻き込まれたな。」


瞬平「みなさん、こんにちは!僕、奈良瞬平って言います!魔法使いになりたいんです!」


晴翔・めぐ・凜子・コヨミ・茂・ダイゴ「ハァ?」


すると、FREE WINGERの外でグールが暴れだしていた!


晴翔「グール?なぜこんなところに!」


―――――――FREE WINGER 外――――――――――


4人はFREE WINGERから出てきた。


晴翔「もしかしてこの瞬平とか言うやつがゲートなのか?」


めぐ「そうかもしれないね・・・。とにかく、早くグール片付けないと!」


3人はドライバーオンリングをベルトのハンドにスキャンした。


ドライバーオン♪プリーズ♪


3人の腰にウィザードライバーが現れた。


3人は変身リングを左手の中指にセット。カバーを下した。


3人「チェンジウィザード!」


3人はベルトのハンドオーサーにリングをスキャンした!


フレイム♪プリーズ♪ヒーヒー!ヒーヒーヒー!!

ウォーター♪プリーズ♪スイ~♪スイ~♪スイ~♪

ランド♪プリーズ♪ドッドッドンドッドッドン!ドンドッドッドン!


3人はウィザライジャーに変身した!


レッド「さぁ、ショータイムを始めよう。」


すると、グール達が外にいた瞬平を囲んでいた。


瞬平「や、やめろ・・・。ちちんぷいぷい!!」


彼はそう言って人差し指を前に出すと、炎がグールに向けて噴出した!


瞬平「え・・・。」


ブルー「君!早く逃げて!」


瞬平「はい!」


そう言うと瞬平は走って逃げた。


そしてグールとウィザライジャーは戦闘を始めた。


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※ここからは仮面ライダーウィザード挿入歌「Mystic liquid」を聞きながらお楽しみください。


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~ブルーVSグール~


ブルー「一気に片付けさせてもらうよ!」


ブルーは右手の中指にコピーリングをセット。ベルトのハンドオーサーにスキャンした。


コピー♪プリーズ♪


すると、ブルーウィザードがもう一人出現した。


ブルー「キックストライクだ。」


二人のブルーは右手の中指にキックストライクリングをセット。ベルトのハンドオーサーにスキャンした。


ルパッチマジックタッチゴー!・・・チョーイイネ!キックストライク!サイコー!!


二人のブルーはグール達へ走って行き、必殺技”ウォーターストライクコピーウィザード”は見事命中!爆発四散した!


そして、レッドとイエローもグールを華麗に倒していった。


そして3人は同じところに集まり、変身を解除した。


優太「あの少年が・・・ゲート。」


――――――線路 下―――――――――


瞬平「僕にも魔法が・・・!」


瞬平は右手をずっと見ていた。


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次回、魔道戦隊ウィザライジャーは!


瞬平「僕は魔法が使えるんです!」


晴翔「もう、あんな悲劇は見たくないんだ・・・。」


ヘルハウンド「絶望の淵に沈め!!」


ブルー「絶望するよりも希望を持とう。下を見てるよりも前向いた方が景色は美しいだろ?」


次回もショータイムだ!

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