ブルーウィザード回です!
ちょっと長いです。
どうぞ!
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――――――FREE WIGER――――――――
茂「優太君、そこのおもちゃは何円で販売する?」
茂と優太は買取をした商品に値段をつけていた。
優太「う~ん。これはフォーズドライバーというヒーロー物のおもちゃですね。10年前のおもちゃで、ファンからの支持力は強い作品ですから・・・。箱ありで説明書ありならざっと6200円いかがでしょうか?」
茂「やっぱり優太君は頼もしいね。そうするとするか。」
茂はそのおもちゃに値札を付けた。
優太「あっ、そうだ。茂さん。テープって切らしてましたよね?」
茂「あっ、そうだ!すっかり忘れてたな・・・。」
優太「僕、買いに行ってきますね。」
茂「分かった。気を付けて行って来いよ。」
優太はテープを買いに、店から出て行った。
―――――薄暗いトンネル――――――
ミサ「ヘルハウンド。」
ヘルハウンド「これはこれは。メドューサ様とフェニックス様。どうかしたのですか?」
ユウゴ「ハハッ。おもしれぇゲートを見つけたからお前に頼もうと思ってな。」
ミサ「ゲートは奈良瞬平。ゲートを絶望させ新たなファントムを生み出すこと。」
ヘルハウンド「了解しました・・・。」
―――――街中 芝生――――――
そこで、子供が鬼ごっこをしていた。
すると、一人の男の子がこけてしまった。
男の子A「うわっ!痛てぇ!」
男の子B「おい、大丈夫かよ?」
すると、そこへ若い青年がやってきた。
瞬平「大丈夫!?怪我はない・・・みたいだね。」
男の子A「うん・・・。でも、痛いなぁ・・・。」
瞬平「じゃあ、僕が痛くなくなる魔法を教えてあげよう。ちちんぷいぷい♪飛んで行け~!」
男の子A「ちちんぷいぷいって・・・魔法なんか信じてるの?」
男の子B「変なの。行こうぜ?」
男の子A「うん!」
男の子二人はどこかへ行ってしまった。
瞬平「最近の子は魔法は信じないのかな・・・。」
すると、瞬平に誰かがぶつかった。
瞬平「うわっ。すみません!って・・・え!」
彼が振り向くと、そこにヘルハウンド・ファントムがいた!
瞬平「いぃぃぃやぁぁぁぁぁ!!」
それを機にそこにいた人々は叫び始めた。
――――――街中―――――――
優太「テープ売り切れだからって隣町まで行くとはね・・・。」
すると、近くの人々が叫び始めた。
優太「何だ?ファントムか?」
優太はその近くまで行った。
―――――街中 芝生―――――――
ヘルハウンド「お前を・・・絶望の淵に・・・!」
瞬平「怪物・・・・。」
すると、そこへ優太がやってきた。
優太「おい、ファントムさんよ!この俺が相手してやるよ。そこの彼!早く逃げて!」
瞬平「分かりました!」
瞬平は近くの木の裏に身をひそめた。
ヘルハウンド「お前は・・・魔法使いか!」
優太「フッ・・・。勘が鋭いな。」
彼はドライバーオンリングをベルトのハンドオーサーにかざした。
ドライバーオン♪プリーズ♪
すると、彼の腰にウィザードライバーが出現した。
彼はベルトを変身モードに変形させ、左手にウォーターリングをセット。リングのカバーを下した。
優太「チェンジウィザード!」
シャバドゥビタッチヘンシーン!・・・ウォーター♪プリーズ♪スイ~♪スイ~♪スイ~♪
彼はベルトのハンドオーサーにウォーターリングをスキャンし、ブルーウィザードに変身した!
~木の裏~
瞬平「本当に・・・本当にいたんだ!魔法使い!」
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ブルー「うっし、さっさと片付けようか!」
ブルーとヘルハウンドは戦闘を始めた!
ブルーはヘルハウンドの力強いパンチをさらっと避け、腹に蹴りを入れた。
ヘルハウンド「グァァ!ダァ!」
ヘルハウンドはキックを放ったが、ブルーはこれを防御し、ヘルハウンドのあばらにキックを放った!
ブルー「魔法リング・・・使ってみるか!」
ブルーは右手の中指にエクステンドリングをセット。ベルトを魔法モードに変形させ、ハンドオーサーにスキャンした。
エクステンド♪プリーズ♪
すると、ブルーの右腕が伸縮し始めた。
ブルー「喰らえ!」
ブルーのしなやかになびいたキックは見事ヘルハウンドに命中した!
ヘルハウンド「グァァ!くっ・・・出直すか!」
ヘルハウンドは辺りに炎をまき散らし、姿を消した。
ブルー「チッ、逃げられたか・・・。」
ブルーは変身を解除した。
そこへ瞬平がやってきた。
瞬平「あの!」
彼は優太の両腕を掴んだ。
瞬平「僕、奈良瞬平って言います!僕も魔法使いに・・・なりたいんです!!」
優太「え?あぁ・・・いや、そう簡単になれるもんじゃないんだよね・・・ハハハハッ!」
優太は瞬平の腕を振り払い、走って逃げた。
瞬平「ちょっと、待ってくださいよぉぉぉぉぉ~~♪」
―――――――FREE WINGER――――――――――
すると、そこへ凜子がやってきた。
凜子「あの~、すみません。」
晴翔「あ、凜子ちゃん。」
茂「あぁ、前の刑事さん。いらっしゃい!」
凜子「ここが溜まり場のようなものなのね?」
晴翔「う~ん。まぁ、そうかな。」
凜子「へぇ~。私も魔法使いだったらいいのにな~。」
コヨミ「そのこと・・・二度と言わないで!」
凜子「え?」
コヨミ「晴翔には苦い過去があるのよ。」
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※以下の赤字はコヨミの言っている言葉です。
晴翔は、ゲートだったの。半年前のあの日食の日。
ファントムを生み出す儀式に使われたの。たくさんの人たちが強制的に絶望させられ、ファントムを生み出したの。
でも、晴翔だけは自分のファントムを体の中に抑え込むことが出来た。
――――――日食の日 数時間後――――――――
晴翔は体にファントムを抑え込み、何が何だか分からなくなっていた。
すると、そこへ白い魔法使いが現れた。
白い魔法使い「希望をよく捨てず、生き残ったな。お前は魔法使いになる資格を得た。」
彼は白い魔方陣からウィザードライバーを取り、晴翔に渡した。
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そして、数週間後。私とダイゴは優太とめぐを魔法使いにした。
そしてウィザライジャーが誕生した。晴翔だけは壮絶な過去があるの。なりたくてなったわけじゃない。他人の絶望をもう見たくないから魔法使いになったの。だから、魔法使いになりたいなんて簡単に言わないで!
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凜子「そんな・・・。」
晴翔「まぁ、そんなこったい。」
すると、そこへ走って逃げてきた優太がやってきた。
優太「ハァ・・・ハァ・・・。ただいま・・・。ハァ・・・ハァ・・・。」
めぐ「どうしたの?優さん。」
優太「変なのに・・・付きまとわれてるんだ・・・。」
すると、そこへ瞬平がやってきてしまった。
瞬平「待ってくださいよ、師匠~!!」
晴翔「あーぁ。めんどうなのに巻き込まれたな。」
瞬平「みなさん、こんにちは!僕、奈良瞬平って言います!魔法使いになりたいんです!」
晴翔・めぐ・凜子・コヨミ・茂・ダイゴ「ハァ?」
すると、FREE WINGERの外でグールが暴れだしていた!
晴翔「グール?なぜこんなところに!」
―――――――FREE WINGER 外――――――――――
4人はFREE WINGERから出てきた。
晴翔「もしかしてこの瞬平とか言うやつがゲートなのか?」
めぐ「そうかもしれないね・・・。とにかく、早くグール片付けないと!」
3人はドライバーオンリングをベルトのハンドにスキャンした。
ドライバーオン♪プリーズ♪
3人の腰にウィザードライバーが現れた。
3人は変身リングを左手の中指にセット。カバーを下した。
3人「チェンジウィザード!」
3人はベルトのハンドオーサーにリングをスキャンした!
フレイム♪プリーズ♪ヒーヒー!ヒーヒーヒー!!
ウォーター♪プリーズ♪スイ~♪スイ~♪スイ~♪
ランド♪プリーズ♪ドッドッドンドッドッドン!ドンドッドッドン!
3人はウィザライジャーに変身した!
レッド「さぁ、ショータイムを始めよう。」
すると、グール達が外にいた瞬平を囲んでいた。
瞬平「や、やめろ・・・。ちちんぷいぷい!!」
彼はそう言って人差し指を前に出すと、炎がグールに向けて噴出した!
瞬平「え・・・。」
ブルー「君!早く逃げて!」
瞬平「はい!」
そう言うと瞬平は走って逃げた。
そしてグールとウィザライジャーは戦闘を始めた。
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※ここからは仮面ライダーウィザード挿入歌「Mystic liquid」を聞きながらお楽しみください。
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~ブルーVSグール~
ブルー「一気に片付けさせてもらうよ!」
ブルーは右手の中指にコピーリングをセット。ベルトのハンドオーサーにスキャンした。
コピー♪プリーズ♪
すると、ブルーウィザードがもう一人出現した。
ブルー「キックストライクだ。」
二人のブルーは右手の中指にキックストライクリングをセット。ベルトのハンドオーサーにスキャンした。
ルパッチマジックタッチゴー!・・・チョーイイネ!キックストライク!サイコー!!
二人のブルーはグール達へ走って行き、必殺技”ウォーターストライクコピーウィザード”は見事命中!爆発四散した!
そして、レッドとイエローもグールを華麗に倒していった。
そして3人は同じところに集まり、変身を解除した。
優太「あの少年が・・・ゲート。」
――――――線路 下―――――――――
瞬平「僕にも魔法が・・・!」
瞬平は右手をずっと見ていた。
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次回、魔道戦隊ウィザライジャーは!
瞬平「僕は魔法が使えるんです!」
晴翔「もう、あんな悲劇は見たくないんだ・・・。」
ヘルハウンド「絶望の淵に沈め!!」
ブルー「絶望するよりも希望を持とう。下を見てるよりも前向いた方が景色は美しいだろ?」
次回もショータイムだ!
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