先日、娘が入院したことで思った病院のこと
かなりお久しぶりです!すみません!
今井です!
いろんなメディアが溢れて、どこに書こうか悩んだのですが、こちらに。
皆様、お元気でしょうか?
私は、元気です。
タイトルにもありますが、病院の話を。
12月中旬に娘が、けいれんを起こして、救急搬送されたのですが、その時に思った、病院の状況について、皆さまに知って欲しいと思って、ブログを書きます。
私が、病院に行っていたよりも、現在、事態は深刻だと思いますが、なんだか、書かずにはいられなくなり、書いております。
娘が、熱を出して、保育園を休ませていたある日、娘の身体が急に硬くなっていき、視線が合わなくなり、身体が反り返るようになり、その後、けいれんが起き、娘を抱き、走って、最寄の小児科に駆けつけました。呼吸の状態が浅くなったり、誤嚥性肺炎の可能性も出てきていたりと、かなり危ない状況だったので、そのまま救急車が来て、搬送されました。救急隊員の方は、防護服に身を包んでいました。
なんとか娘を助けようと、小児科の先生も付き添ってくれ、妻と僕は不安ながらもかなり心強かったのを覚えてます。
もう、夜でしたので、病院では救急対応だったのですが、すぐに処置をしてくれて、なんとかけいれんも収まったのですが、色々な病気の可能性があるため、その可能性を検査をしてひとつずつ潰していく検証をするということになり、しばらく入院することになりました。
コロナの関係で、入院するときには、すべての人に、抗原検査を行うということで、娘もやることになりました。
しばらくすると抗原検査の結果が出たので医師が、僕たちのいるところにやってきました。
「うっすら、本当にうっすら陽性反応が出ています」
ということで、再度、PCRでしっかりと検査をしたいと言われてしまいました。
その瞬間、我々は、待機していた場所から、隔離をされました。
娘は、大丈夫なのか?この後、どうなってしまうのか?
けいれんはコロナから来るものなのか?
最悪の事態も想像してしまいました。
入院はもう確定しているが、今の状態では、隔離病棟の方に回ると言われ、その際まだ小さい子供なので、親も同伴で、PCRの結果が、陽性ならばそのまま2週間以上、一緒に入院となるので、どちらが病室に入るか?を慎重に決めてくださいと言われた。
陰性の場合は、小児の一般病棟に入れますが、面会は1日どちらか片方の親が、1時間のみ。
と、どちらにせよ、かなりきつい選択となりました。
コロナであれ、なんであれ、2人とも、娘と一緒にいたいという気持ちだけでした。
自分の身体はどうなったっていいという気持ちで、自分はこの時に、自分が人の親なのだ。と実感しました。
ギリギリまで2人で考えて、妻が一緒に付き添うことになったが、僕らは、濃厚接触者かもしれない。
という状況になり、僕は、徒歩で帰宅することにしました。
下を向き、マスクをびっちりとつけ、夜道を一人、帰りながら、保育園に通っていたため、先生や他の園児のことも気になり、夜中に、色々調べると、区の保健所はとっくに締まっていて、発熱相談センターが唯一電話がつながるので、電話をし、今の現状を細かく伝えると、
「抗原検査はあくまでも簡易的な検査のため、抗原検査の結果で下手に動かないで欲しい」
と言われ、
「明日のPCR検査の結果を待って、その結果を、病院が、保健所の方に連絡をする段取りになっているので、その変は心配しなくて大丈夫です」
と。あくまでもPCR検査での結果で、判断をするので、PCR検査の結果を待つしかないということでした。
帰って、とにかくお腹は空いていないが、何か口に入れないとと思い、買ってあったアンマンを口に無理矢理押し込み、寝ようとするが全く眠れませんでした。
とにかく、娘が心配な上に他にも色々不安で、ただ、妻からのLINEで娘の状態が、少しでも回復しているか?の連絡を待つばかりでした。
ずっと、スマホを握りしめながら、途中、少しだけ眠り、またすぐに起きて、LINEを確認しながら、ただただ待っていました。
PCR検査の結果は、翌日の10時以降と言われていたが、連絡はまだない。
しかし、妻からのLINEで娘が笑っている動画が送られてきて、安心して、ここでやっとお腹が空きました。
そこからは、荷造りをして家でずっと待機をしていました。
約束の10時を過ぎても、結果が来ず。これは、ダメか・・・と思っていた。
12時過ぎにようやく、
「陰性」
とLINEが入って、とにかくめちゃくちゃ安心しました。
1つ不安が解消されました。
そこからは検査をたくさんして、点滴をいっぱい受けて、面会1時間しかない中、絶対寂しかっただろうに、よく耐えて、乗り越えて、1週間ほど入院をして、クリスマスイブに退院できました。
そして、今は、めちゃくちゃ元気に、出前館のCM見て踊ったりしていますので、ご心配なく!w
と、ここまでが、娘の入院から退院までの記録みたいなものなのですが、
命を助ける為、医療従事者の皆様は、1分1秒を争う中、常に、危険と隣合わせの状態の中、医療に携わってくださっています。
今回の場合、かなり急を要するので、すぐに処置をしてくれていましたが、入院するために行った抗原検査で弱陽性が出てしまったことにより、その場で処置をしてくれた医師、看護師の皆さんが、濃厚接触者かもしれない。という状況になってしまいました。命を助ける為に、戦ってくれた人が、危険な状況にさらされてしまう。コロナの恐ろしさを目の当たりにしました。実際に、このような状況が、あると思いますし、それによって、医師や看護師の方が、出勤できなくなることも考えられると、今回思いました。
本当に危険な中、治療を続けてくれています。
そして、僕たちと同じように、いろんな病気やケガで、救急で運ばれてくる人もたくさんいます。
これは、通常の医療です。本当に多くの患者さんがいて、治療が必要な人がたくさんいます。
この、”通常の医療”が必要な人のことが抜け落ちてる人がけっこういるのではないか?
と、今回感じました。僕自身も、このような状況になって考えることができました。
医療現場がひっ迫している。
それは、コロナウイルスの患者でひっ迫している。
と思ってしまいますが、通常の医療もひっ迫してしまいます。
通常の医療の上に、コロナウイルスの患者が多く、ひっ迫している。
報道の問題もありますが、通常の医療は、通常の医療で、今までのように行われていて、さらにそこにコロナウイルスの患者さんの治療を行っている。
通常の医療もやっているんです!!!!必要な人がいっぱいいるんです!
とてつもない仕事量だと思います。多分、1人で何人分もの仕事をこなさないと、ダメな状況なんだと思います。
だから、私達は、戦ってくれている医療従事者のみなさまの負担を軽減すべく、とにかく感染しないように努めなければならないと思いました。それが、医療従事者のみなさんの負担を和らげる唯一の方法だと、僕は思います。(100%防げる方法はありませんが・・・とにかく自分はできる限り自粛します)
保育園だって、なければ、働きに行けませんし、スーパーやドラッグストアーなどの販売をしてくださってる方もそうですし、インフラで働く人々もそうですし、本当に人と人が支え合って、生かされてるので、もっと、働いている人達への、想像力を働かせないといけないと思います。
いま、どんな気持ちで働いているのか?
みんな怖いと思います。
みんな不安を解消して欲しいと思います。
それが、できるのが政府なんじゃないかな~?
みんな安心したいだけなのに・・・
どうか、有効な政策が行われることを切に願います。
どうか、身体を大事に、健康で!