なんか知らんけど、日本から見ていると、なんだかヌルッと地上戦に入ってしまっていて、戦争自体の報道が少し減っているような気がする。さすがにジャーナリストたちも入り込めないだろうし、作戦情報の機密性に鑑みれば致し方ないのだろうけれど、始まってしまってはあとは凄惨なだけでどうしょうもないからなのかもしれない。結局は止められなかった。


今まさに、市民への被害も前提として飲み込んだ形での市街地戦が行われているのだろうけれど、よく状況がわからない。BBCとかを見に行けばいいのだろうが、自分のヒットポイントを削ってまで見る気がしない。


さて、参加するイスラエルの個々の兵士からしたら、誰が正規兵が便衣兵かわからないので、目に見えた人間は殺すしかないし、あとからふり返って、あいつは便衣兵だったと断定せざるを得ないような状況だろう。子供だって銃があれば人を殺せるのだ。そういう話になってしまう。

だから、ガサの当該地域にいる人達は、基本的には無茶苦茶に空からやられたあとに地上部隊に囲まれて、だんだん囲まれる範囲が絞られて、最終的には正規兵か否かは関係なしに殲滅されるということになる。


すでに凄惨な地獄のような市街地戦が行われている。

これ、本当にアラブの人たちどうするんだろう。


何ひとつ国際社会はできていない。みんなにとって正しいかどうかではなく、自分の正義のために眦を決して全力でヤル!と言っているイスラエルを羽交い締めにして留められる国はどこにもない。

 

いつの間にか地獄になってしまったみたいに、このままヌルッと中東戦争が始まりやしないかと、心配している。今は、ちゃんと周辺国やウクライナや中国あたりの全体を見た情報に触れたい。