2月議会閉会 | 桑原一憲のブログ

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新潟県五泉市の市議会議員の政治活動から日常まで様々な話題で書いていこうと思います

2月19日、五泉市議会本会議最終日が終了し、市長提出の一般会計当初予算261億8千万円を含む29議案が可決し、請願1件が不採択となりました。

 

一般質問は👇

 

令和6年度は令和7年度に実施するための準備に関わる予算が多くあります。

一般質問でも提出した住居表示整備事業は6年度は説明会と審議会の答申があり7年度実施の予定、昨年修正案を提出したアーバンスポーツ施設では6年度基本方針、7年度基本設計の予定、保健センター改修事業は6年度設計委託、7年度改修工事、総合会館中ホールの大規模改修も6年度実施設計、7年度以降の工事となります。

 

今年度の予算は大きくないですが、大きな予算のために重要な1年になりますので、しっかりと見守り、判断していきたいと思います。

 

人口減少に歯止めがかからず、地域経済も縮小する中、令和10年度からはごみ処理場の起債の返済など、財政運営は厳しさを増していきます。

その様な状況の中、市長が打開策として掲げる交流人口増のため、トップセールスマンを公言し自らが長を務める観光協会の補助金を1313万円増額し、観光の魅力づくり、情報発信を強化します。

観光協会も市民からの預かり物ですので、結果を出していただく事を期待するとともに、しっかりと審査判断していきたいと思います。

最終日の採決、これまで私は新年度予算に対しては賛成・反対に関らず必ず討論をして、自分の意見を付してきましたが、この度初めて討論を行いませんでした。

当日は条例改正に対する一件の反対討論と、一般会計に対する意見を付す賛成討論を用意していたのですが、本会議中の想いと用意した討論の内容がマッチせず、討論せずに1件の条例改正を反対しました。

 

内容は、「さくら保育園」を認定こども園「きらきらこども園」に改正するものです。

保護者から名称について納得いっていない旨の文章を頂くとともに子育て世代の議員からも同様の説明を受けました。

本会議の総括質疑では、関係者の合意形成が図れていないことについて、当局も説明不足を認めていていたにもかかわらず、委員会ではほぼ議論の無いまま可決されていました。

総括質疑、委員会報告、市民の声、若手議員の声を聞き非常に迷いました。
用意していた討論は、7年度に予定されている大規模事業についても市民=利用者の声をしっかりと聴き、各事業を最大限効果的に執行すべきであり、条例改正について合意形成の無いまま改正するのは拙速であり、反対するものでした。

しかし、当局側の説明を聞く限り正直反対する内容ではありません。
委員会でも問題なしと認め全会一致で可決されています。

 

私の判断は最後の最後、基点は市民に置くべきであると決め、討論はぜずに条例改正に反対しました。

 

その他、2月定例会の詳細につきまして、会派=五泉月曜クラブの報告会で説明させて頂きますので、ご都合付けば是非ともご参加下さいますようお願いいたします<(_ _)>