4月3日(火)12-17時。Aチームの稽古7回目らしい。

今日はAチームの第一回通し稽古だった。

出番の都合上、あまりAの稽古に出席していないので、みんなの芝居がとても新鮮に見えた。

前にも書いたが、やはりAとBで全然雰囲気が違う。
立ち位置や座り位置も違う。
台詞も違う。
台詞の解釈も違う。

「これでいいのか平田オリザ」とも思わないでもないが、会話として成立しているのなら基本的には問題無しとしているのだろう。

また、オリザさんもダブルキャストでの演技の振れ幅の違い、役者の個性による違いを許容しているし、楽しんでいるのだな、とも思う。

そんなわけだから、Aで「山際」という役をやりつつもBで同じ役の「武雄」をやっている吉田庸くんの演技を観察しようと、序盤は試みてはいたが、もう全く違うものなので普通に見て楽しんでいた。

この作品。私は確かに「面白い」と感じるのだけど、「何が面白いと感じさせているのか」が未だに言語化できず、なかなか宣伝文句に迷っている。

さて、私の「山際」はまだフワフワしている。
今日は同じ台詞を2回言ったし。

通し自体もやはりミスが散見され、まだまだ精度を上げていかなければならない感じがした。
そもそもAのほうが稽古量が少ないし。謎だけど。

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次の稽古は明日。Bチームの稽古が夕方からある。

私はその前に散髪しに行こうと思っている。
「前髪が長いから、格好良すぎる、と言われるんだ」っていう、なんとも短絡的な子供じみた考えとともに、切り落としてもらおと思っている。