最近、なんとなく得体の知れない蚊のような虫が家に出ていて恐怖を抱いているクレトです。
どこかにボウフラでもいるのかな??って思ってますが別に水を置きっぱなしにはしてないんですよね……というか、越冬でもしたのかというようなサイズ。
さて、そんな奇妙な虫との殺伐とした同居生活というものもあるのですが本日は歯医者に行ってまいりました。例の歯医者ですよ。ボンな衛生士さんのいらっしゃる。
といってもね、再びボンな方にはあたらずに治療が終了したんですけど。
元々私が歯医者に行った理由は左の下の歯茎が磨くときに妙に痛いという理由だったのですが……まあ結果はね前回の日記でも書いていたかと思うのですが虫歯ではなかったんですよ。むしろ虫歯は反対側だったんですよ。
まあ私は精神科にも行っているので「やっぱりストレス性のものだねー」って話にはなったのですが、徹底的に調べて無駄なことはないということで歯茎などの細菌検査というものをしてみたんです。
詳しいことはわからないので感覚で話すと、歯垢などを削り取って顕微鏡で見るという感じの作業だったのですが、一瞬歯茎をねじり取られてるのかと焦りました。採血されてるのかと焦りました。そんな痛みがありました。
血が出てないかったのでそんなことはあるはずがないのですが、一瞬焦りましたよね。
『俺、今何されてんの??』って。特にそういう拷問の本を読んだ後だったので。
口の中なんて細菌でいっぱいだって話は有名ですけど、どんな細菌が住んでいるのかとかは知りません。気分的には完全に虫歯菌コスプレをしたA.オリゼーがツンツンしてるイメージですよ。もやしもんです。
私は全力で顕微鏡で何かを探すように全体を見ているお姉さんのパソコンを一緒にガン見してました。顕微鏡の中の世界面白いです。そして、知ってしまいました……現実を。
動いていたんですよ。顕微鏡の中の細菌たち……うごめきただよっていました。丸いのとか、ミカヅキモみたいなのが。
気持ちよさそうにスイスイと画面の中の障害物のあいだや周りを泳いでいました。えぇ、それはもう私は学研と科学の乾燥単細胞生物をふ化させて覗いているのかという如く、元気に。
それを見ながら私の心の中はこんな気持ちでした。
『ワタシってひとりぼっちだと思ってたけど、こんなにすぐそばにはこんなにも沢山のお友達がいたんだ!! こんな子達がワタシと毎日を過ごしてくれてたのね!! 今まで気がつかなくてごめんね!!』
人間はよく目に見えないものには気付けないといいますよね。私もその一人だったのかという気持ちになりました。
私だって自分の目に見えるものしか見えてなかったんじゃないか。世界にはもっとたくさんのこんなものが、窓辺や流しや空気の中にだって数えきれないほどの同居人が!!!!
って、蟲師じゃねぇんだよ!!
無意味に手巻き煙草を作りたくなりましたよ。「こいつぁ、虫よけだ」って気分になりましたよ。そんな同居人しらねぇよ。勝手に住んでるんじゃねぇ。
ついでに言えば、余すところなく色々映ってるなーって思いながら映像を見てたんですけど歯科医の先生に言われたのは「普通というよりも菌、少なめだね。全然問題ないよ」ということだそうです。はい。
最近はコロナなどの件でうがいとかよくしてるからじゃない?? とか思う方がいると思うのですが、私は家系的に甲状腺に異常が出やすいのでイソジンとかは使ってないんですよ。あと、マウスウォッシュとかも。そっちは金銭的問題ね。
それでも少なめだと言われたので、口の中の雑菌は普通に歯を磨いてれば増えないのか、そういう体質なのだと思います。口内細菌の有無にどんな効果があるのかは知りませんけど。
とにもかくにも、私の口の中にはたくさんの同居人がいたのだな。ということを知ったところで通院は終了となりました。はい。
ある意味でいつも通りの精神科送りです。
精神科送りになったところで、このところはそこまで大きなストレスらしいストレスを感じてはいない、というよりもパニックになったりしてないのでとても絶妙なバランスの上にいるのだろうなって思っています。
最後の締めくくりとして何かいうとしたら…………一番最初のお姉さんは本当にきょっぱいだった。ごめん!!間違えた!!うそうそ。あれだ、マスキビームをくらったせいだはこれ。えっと、正しくは潔癖症の方とか、菌の存在の現実を知りたくない方は顕微鏡映像を見ることだけでも避けた方がいいですよ!!あと、集合恐怖症の方ね!!
ちなみに口の中の雑菌処理というようなことをしてもらうことになっていた場合は、私が行った歯医者では保険適用外で八千円ということでした。というあたりで、おしまい!!!!