こんにちは(・∀・)ノ


春の歩き遍路旅を終えて、すぐには帰らずに一日愛媛県を観光することにしました。


2日間で山ふたつ超えの60km行軍は想像以上に足にダメージを残し、あばあちゃんくらいの速度でしか歩けません。


今回は、歩き遍路旅では通ることのない愛媛の観光地を押さえておこうと、今治まで電車移動して、レンタカー借りてしまなみ海道へ。



大三島までやって来ました。


ここでは有名なパワースポット『大山祇神社』を参拝。



鳥居をくぐって、



さらに山門を抜けてゆきます。



如何にもパワースポットと感じさせてくれる樹齢2600年の楠。


オラにパワーを分けてくれ!


本殿で参拝を済ませます。



よく、『ココで写真を撮ると必ず光の輪が写るんです!』などと興奮している人がいますが、太陽の位置とレンズの汚れのせいです。


参拝を済ませて、神社をあとにします。


近くでしまなみグルメでも楽しもうと思いましたが、時間が早すぎてどこもやってません。


お腹ペコペコでしたが、先に進むことに。


次の目的地は185km先の『佐田岬灯台』です。


なるべく高速道路を使わずに行きたい!


なぜなら、途中で何か食べたいから!


しまなみ海道を今治方面まで走らせて、一度高速道路を降ります。


松山までやって来て、途中立ち寄ったのは『豚太郎 北条店』さんです。



主に高知県や愛媛県に展開するラーメンチェーン店です。


四国には何度も来ているのに、初訪問です。


お店に入って案内されたテーブル席へ。



『みそラーメン(にんにく有り)』にチャーシュートッピングでお願いしました。


こちらです。どん!



豚肉、チャーシュー、もやし、味玉、ネギがのっています。



先ずは麺をひと啜り。


奇をてらったところのないなんとも安心できるお味です。


塩っぱくもなく、薄っぺらくもなく、期待を裏切らない美味しさなんです。


ニンニクもそれほど強くないですね。


チャーシューは見た目ほど味付けが濃くなく、味噌の味を邪魔しません。


デフォではチャーシューはのらず、豚肉の薄切り肉だけがのるようです。


味噌ラーメンにはご飯だよなぁ〜ってことで、『ごはん(小)』と、勢いで『ぎょうざ』も追加注文。



提供スピードが早いです。


ごはんは小とは思えない盛りの良さですね〜。


チャーシューと一緒にパクリ、スープを飲んでパクリ。


もちろんぎょうざとも合わせます。


タレには辛子が付くんですね。


卓上にラー油はありません。


このぎょうざ、ニンニクがしっかり効いていて、ごはんが進むんです!


ズルズル、パクパクと食べ進め、汁一滴、欠片ひとつ残さず完食です。


ごちそうさまでした。



さて、そうゆっくりもしていられません。


レンタカーの返却時間までに今治に帰るには、やっぱり高速使わなきゃ無理!


ってことで、渋滞する松山市内を抜けて高速道路へ。


大洲方面に向かいます。


高速を降りて、八幡浜を抜け、佐田岬方面へ。


三崎港から先は細い山道。


運転に神経を使います。


予定時刻を30分くらい過ぎて、ようやく佐田岬の駐車場に到着。


駐車場から灯台までは約1.8km。


遊歩道は整備されていますが、アップダウンが傷めた足にはなかなかキツい!




景色が開けると、対岸の大分県の佐賀関半島が目に飛び込んできました。


スゴい強風です!


せめて灯台の姿だけでも拝もうと、さらに歩を進め、ようやく『椿山展望台』に到着。



あれが四国の最西端かぁ。


灯台まで歩いて行くこともできますが、時間もないし、足が悲鳴を上げているので引き返すことに。


展望台のすぐ下には戦時中の遺物『移動式探照灯格納庫』が。



あの当時、こんなに不便な場所にこんな軍事施設を作ったんですから、スゴいですね。


ここからは休憩なしで最速ルートで今治まで戻ります。


今治に着いて、レンタカーを返却してホテルにチェックイン。


お腹がグウと鳴ったので、ホテルの人に焼豚玉子飯以外の今治の名物を聞いたところ、焼鳥なんだとか。


そう言えば、ケンミンショーで観たかも。


紹介してもらったお店を何軒か尋ねましたが、休日前だからかどこも満席で入れません。


途方に暮れてホテルに戻る途中、『中華そば』と書かれた趣のある屋台を発見!



ちょっと〜、シビレるんですケド!


恐る恐る暖簾?を潜り中へ。


卓上に手書きのメニュー表。



ラインナップは『中華そば』、『おでん』、『ビール(中ビン)』、『日本酒(グラス)』、『ノンアルコールビール(缶)』。


選択肢が多いと思考が停止するワタシにとって、シンプルでありがたい。


メニュー表を開くと『おでん』のメニューがあります。



『スジ肉』、『ウインナー』、『タマゴ』、『ダイコン』、『コンニャク』をお願いしました。



おでんをアテにビールを飲んでると、『中華そば』が提供されました。


こちらです。どん!



淡く透き通ったスープに泳ぐ細麺。


チャーシュー、メンマ、青ネギ、もやしがのっています。



先ずは麺をひと啜り。


鶏中心の柔らかい味わいの中華そばです。


屋台だけど、いわゆる『〆の一杯』とはちょっと違う、全然塩っぱくない中華そば。


旨味濃厚!という感じではないけども、なんだかココロに染みる一杯です。ンマイ❗️


すぐに汁完です。



食べ終わると、丼に『京楽軒』の文字が。


この屋台の屋号なのかと思ったら、コレは親戚がやっている中華食堂の名前ということ。


こちらの屋号は『すずえ』さんと言うそう。


常連さんでも名前を知らない人が多く、『屋台の中華そば』と呼ばれて親しまれているんですって。


なんでも、この地で57年営業しているのだとか!


現在のご主人は二代目。


昔は何軒かあった屋台は全部閉業して、今治駅ではこの一軒だけ。


地元を盛り上げるための『今治ラーメン』というものもあるようだけど、そんなものより遥か昔からこの地に根付いているラーメンがある。


そんなノスタルジックな一杯に出会えたことに感謝です。


焼鳥に振られてよかった😊


人間万事塞翁が馬ってやつです。


ごちそうさまでした。


このあとはコンビニ寄ってホテルにまっすぐ帰りました。



部屋で二次会。


ちょっと飲み過ぎたかな。