みなさんは、「無人島に持って行くならこの一枚」みたいな事を考えた事ありますか?


まあ、音楽好きな方なら一度はそういう事を考えると思いますが、自分も何度かありました。


でも、そんなもんはっきり言って選べない。


「そもそも、無人島に電源ねーだろ!ヾ(。`Д´。)ノ」とか、


「音楽よりも、食料と女が欲しい・・・(*´Д`)=з」とか思ったりもしました。



しかし、つい最近、「無人島に持って行きたい一枚」が決定致しました。



正確に言うなら、「無人島で、楽しい気分で死ぬならこの一枚」とも言える。


いや、「死ぬ事前提か・・・どんだけネガティヴやねん・・・生きようぜ!・・・な一枚」・・・と言った方が正しいか。


まあ、いずれにしてもそんな一枚が、HAIRCUT 100 「PELICAN WEST」 である。


80年代初頭に英国で結成されたグループで、ファンクとラテンをミックスした「ファンカラティーナ」と呼ばれるサウンドで、当時大人気だったようです。


まあ、有名なアルバムだから、自分が語る事でもないです。




そんな事よりも、とにかくこのアルバムは素晴らしい!


どう見てもアイドルにしか見えないジャケットだが、音を聴いたら、演奏うまいわ、唄うまいわ、いい曲書くわで、ほぼ完璧と言ってもいい。


アレンジも凝っていて、今聴いてもまったく古さを感じさせない。




・・・で、何故これを無人島で聴きたいかというと、「無人島」というと、なんか「もう助からない!(/TДT)/」

みたいなネガティヴなイメージがあるが、ちょっと見方を変えて、「リゾート気分に浸る」みたいなイメージで考えてみた訳だ。


「ちょっと無人島までバカンスに来たけど、もしここで死んでも、こんな素敵な音楽を聴きながらなら、それもまた良し・・・な一枚」・・・みたいな。


しかし、何と言っても、彼らの曲に付けられた当時の邦題が最高だ。


"FAVOURITE SHIRTS (BOY MEETS GIRL)" (好き好きシャーツ)、"LOVE PLUS ONE" (渚のラヴ・プラス・ワン)、"LEMON FIREBRIGADE" (レモン消防隊)・・・まあ、この辺はまあいいが、ひとつだけおかしいのがある。



"MARINE BOY" (海洋少年)・・・昭和初期?  無理やり付けんでも・・・。






"LOVE PLUS ONE" (1982)

http://jp.youtube.com/watch?v=_f8Sser_DJU


"FAVOURITE SHIRTS (BOY MEETS GIRL)" (1982)

http://jp.youtube.com/watch?v=nPeGz25zydQ


"FANTASTIC DAY" (1982)

http://jp.youtube.com/watch?v=gJMi_1Ezvik


今回もオリジナルとカバーの聴き比べをやりたいと思います。

取り上げる曲は、RAMONES "LIFE'S A GAS" という曲で、彼らのラストアルバムとなった「ADIOS AMIGOS」というアルバムに収録されています。



「人生はガス」・・・どういう意味だ?

"GAS"・・・辞書で調べると、「気体」「おなら」「ガソリン」「無駄話」「ほら」等、色んな意味があるようだが、その中にこんなのもあった・・・「非常に楽しい人{もの}」。

まあ、これは俗語であって、正式な意味ではないのかもしれないが、個人的にはこれがいちばん合ってるんじゃないかと思ったりする。

でも、歌詞の意味なんて聴く人それぞれが自由に解釈すればいいんだけどね。

音楽って、聴く側の置かれている環境によって、違って聴こえてくるもんですから。


とりあえずこちらはオリジナルヴァージョン。

RAMONES "LIFE'S A GAS" (1995)







続いては、STROKES によるカバーなのだが、RAMONES のカバーというと、大体が初期の曲をカバーするバンドが多い中、この曲を選ぶセンスには思わず唸った。

しかも、単なるカバーではなく、いきなり"KKK TOOK MY BABY AWAY" のリフから始まり、最後は、「Don't go♪ Don't go♪ Baby don't go~♪」 と、"DON'T GO" という曲のフレーズで締めるという、かなりの ”ラモーンズ・マニア ”なアレンジになっている。

それでいて、全体的なノリは完全に ”ストロークス・サウンド ”になっているのが素晴らしい。

というか、この曲自体、まるでSTROKES のオリジナルと言ってもいいくらいハマっている。

何気に、JULIAN CASABLANCAS の創るメロディって、JOEY RAMONE から影響を受けている部分があるのかなと、思ってしまいました。


STROKES "LIFE'S A GAS" (2006)

  
前回のエントリーでもチョロっと出ましたが、今回は、モータウンクラシックの "(LOVE IS LIKE A) HEATWAVE"をネタに、聴き比べ大会をやってみたいと思います。




まずは、オリジナルの MARTHA & THE VANDELLAS のヴァージョンですが、とにかく MARTHA REEVES の唄がうますぎる! 

声量がハンパじゃない。

一般的には、モータウンのガールズグループというと、 DIANA ROSS & SUPREMES の方が人気があるんだろうけど、やっぱ自分は、パンチの効いた唄とビートを前面に打ち出した MARTHA & THE VANDELLAS の方が好きだ。

60年代のモッズに絶大な人気があったのもうなずける。

とりあえず、本当の「唄がうまい」というのは、こういう事だ。

MARTHA & THE VANDELLAS (1963)




そして、つづいては我らが THE WHO のヴァージョンだが、
個人的には、初めて聴いたのが彼らのヴァージョンなので、とても思い入れがある。

 

いわゆる、元祖ハードロックともパンクとも言われる、凶暴なイメージのある彼らだが、時代的なものもあってか、初期にはこういったポップな曲も多い。

しかし、演奏は例によってやかましい。 しかし、原曲のメロディの躍動感と、破壊的なバンドの演奏が完璧に融合して、結果的にはオリジナルを超えたといってもいいくらいの出来だと思う。


THE WHO (1966)




そして、ラストは、その THE WHO にも多大なる影響を受けたと思われる PAUL WELLER 率いる THE JAM によるカバーである。



THE WHO のヴァージョンを倍速にするとこうなります」・・・以上。

・・・みたいな感じだが、もうこれは色々語るよりも、彼らがこの曲をレコーディングする事に意義があるので、それだけでOKなのだ。

とにかく PAUL WELLER がやる事に間違いはない。

そういう事だ。 わかる人にはわかるはず。


THE JAM (1979)