臓器提供意思登録カードの本登録が済んだ。
これまで誰にも語ったことは無いが、以前から臓器提供意思表示カード(コンビニ等で配布していたもの)を財布に入れて携帯していた。
今夏、アナフィラキシーショックを起こし、生涯で3度目の死の淵から何とか生還を果たした。
幸か不幸か、臓器提供意思表示カードは、日の目を見ることが無かった。
しかし、次もこれまでと同じように助かるとは限らない。
今度こそ本当に死ぬかもしれない。
どうせ死ぬのなら、無駄死にはしたくない。
出来れば、誰かの役に立つ死に方でありたい。
そう考えたから、今回本格的に日本臓器移植ネットワークに登録することにした。
より身近に死を感じたからこそ、絶対に今やるべきだと思った。
まぁ本音は、俺も人の子なんで、それなりに長生きしたいとは思っていますけどね。
そう思っていても、所詮運命なんてどう転ぶかわかりゃしませんしね。