先日、アナフィラキシーショックに付いて書いた。
アナフィラキシーというと、蜂に刺されたときにおきるアレルギー反応が良く知られていると思う。
しかし俺の場合は、腸閉塞のCTスキャンの検査時に投与された造影剤の副作用だった。
医師に聞いたところ、どうやら俺は造影剤に含まれているヨードに対してアレルギーがあったらしい。
それが劇的に反応してしまった結果、死の一歩手前までいってしまったというわけ。
退院してからネットで調べたところ、その副作用もクシャミが出るぐらいのごく軽度なものから、意識不明に陥る重篤なものまで様々らしい。
俺の場合は、もちろん後者になる。
死者が出ているケースも報告されているから、俺は運が良かったのだと思う。
集中治療室を出て一般病棟に移る時に担当医師から、これからCTスキャン等の検査をうける時には、必ず造影剤のアレルギーが有る旨を申告するように、と言われた。
しかしだねぇ、今回腸閉塞で岡崎市民病院に担ぎ込まれた時に、既に俺は意識が朦朧としてて、呼び掛けにほとんど反応しなかったらしいのよ。
例えばこの先、交通誘導中にクルマに轢かれて病院に搬送された時に、必ず意識が有るとは限らんでしょ。
意識が無いのにどうやって申告すんのよ。
そんなわけで、この際IDカードに、“造影剤のアレルギー有り”と記載しておこうかと検討中です。