息子の友人に
いつもご両親そろって
行事に参加される方が
いらっしゃいます。
お子さんがとっても
大切で行事ごとなんかを
大事にされるご家族なんだな
くらいの認識しかありませんでした。
でも今日、息子伝いに
そのご夫婦がお子さんを一人
亡くされていたということを
知りました。
それをきいていると
ご両親そろって行事に参加される
その理由がなんだか分かるような
気がしました。
また別の息子の友人は
昨年末に引っ越していきました。
よく我が家に遊びに来てくれる子で
その訪問がいつもわりと唐突だったり、
お昼ごはん食べたてきた?!
という時間だったりなので、
驚かされることが多い子でした。
もう数日でお別れという
年末に遊びに来たときに
私がおやつに手作り芋けんぴを
出したのを見て
「お料理得意?」
とその子が聞いてきたのです。
私は「おばちゃんがせな
誰もできひんから仕方なしやわ~笑」
と答えました。
それからすぐに
ご両親の離婚で
引っ越すことを知りました。
パパに すきな人が できて
けっこん するんやって。
ママは おうちで ずっと ないてる。
その子は私にそう言いました。
それまで、
変な時間に急に来るし、
親御さんどういうつもりやろう?
ぐらいに思っていたのですが、
その瞬間に
その子がなぜあの時間に
遊びに出掛けるのか
お料理得意?と
聞いてきたのか
色んなことが繋がった瞬間、
ご両親への私の今までの思いや
その子に対する思いが
ガラリと変わりました。
人って、意外と「自分自身」のことは
話さなかったりします。
だからどうしても
自分が今まで見聞きした情報だけで
相手を判断したり、見てしまいます。
でもそれはどれほど
正確なんでしょう?
事実なんでしょう?
もちろん私が今回
感じたことは推論の域を超えません。
もしかしたら、全然見当違いの
考えなのかもしれません。
でも、背景を知ることで
相手への評価・見方が
こんなにも変わるのです。
自分の親や兄弟姉妹、
パートナーですら、
見方が変わります。
私は自分の父を
飄々とした人で
多趣味で
信心深くて
事なかれ主義で
でも最後の決断はしっかりする
というイメージでした。
家族の悲しい・苦しい出来事でも
父が泣いているところは
見たことがありません。
祖母の急な死を前にしても
涙一つ見せることなく、
葬儀の最後には
自分の母を亡くした悲しみではなく、
嫁姑戦争激しかった私の母親に
親族一同の前で
「今まで母の面倒をみてくれてありがとう」
とお礼を言ったほどの人でした。
その姿を私は
「でた!THE 飄々!」と見てました。
父は葬儀の1週間後、
趣味の旅行に出掛けました。
まだバタバタしてるから
今回は見送ったら?
という周囲の助言に
そんなん関係ないと言い置いて、
出掛けていきました。
その当時は
趣味になったら
周りの言うこと聞かない人やなぁ
お父さんらしいなぁと思っていました。
でも今ならこう思います。
その旅行がお遍路巡りだったからこそ
行ったのではないか。
それ以外の趣味事だったら
自粛していたのではないかと。
父が多趣味だったのも
信心深かったのも
自分の機嫌や心のバランスを
上手くとるための
手段だったのではないか
と思うようになりました。
父は自分の心を癒しに、
もしくは祖母と対話をしに
お遍路へ出掛けたように思います。
もちろん、これも私の推測です。
父に確認したことはありませんし、
確認しても、そんなん忘れたわ~と
答えてくれないでしょう。
でも、毎日接していた人でさえ、
これだけ見え方が
変わるということは
あなたが嫌っている「誰か」も
いつか違う見え方をする日が
来るかもしれません。
そのためにも
対話ができるような
開かれた自分でいたいと
そう思わずにはいられません。



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