親父がいなくなってからの生活のことなんてほとんど覚えてないけど、
ばあちゃんから聞く話にはかなりひどい生活をしていたらしい。
1度目の離婚の後、オカンと姉貴と3人で暮らしていた時は、
水道を止められてトイレができず、
ポリバケツに新聞を丸めて入れてそこにトイレしてたりとか、
俺がお腹空きすぎて訳も分からずドックフード食べちゃって大騒ぎしたりとか、
その時がおそらく一番過酷な生活をしていたようだ。
ばあちゃんに拾ってもらってからは、
生活苦というものは無かったけども、
周りがDSでポケモンDPやってる中でゲームボーイカラーでイエローやってたりとか、
ゲームキューブやPS2が流行りだしてもスーパーファミコンやってたりとか、
周囲との差は幼いながら感じていたし、不満すら抱いていた。
けど、じいちゃんに蛇の捕まえ方教えてもらったり、
姉貴と空のティッシュ箱でダンゴムシを孵化させたりとか、
田んぼの土で泥だんご作ったりとか、
いかにも田舎な、アナログな遊びもたくさん知ってた。
今思えば、よっぽど貴重な経験をできてたとは思う。
今でも、開きっぱなしで終わってしまったカエルの解剖のリベンジをしたいと思うくらい。
死にはしないから、って言い訳を未だに使うのは、
小さい頃にもっと酷い状況でも生きてきたし、
ってのが根っこにあるからなんだと思う。
死にゃあせんからいいんだよ。生きてりゃOK。
ロックンロール。
