春です
春になると、若木であろうと老木であろうと、芽を吹く、葉が出る、枝が伸びる
日本語の「春」は、木の芽が「張る」とか、田畑に水を「張る」とか、天気が「晴る」が転じて「はる=春」になったそうですが、
英語のspring も元はと言えば、「何かが飛び出す=spring」から春(spring)の意味になったと聞きました。
(今にも飛び立とうとしている タンポポの綿毛⤴⤴)
(the fluff of a dandelion)
Spring という動詞には、他にも「芽が出る」「水が湧き出る」「バネが弾ける」という意味があり、春との共通点があるように感じます
何より口に出して言ってみると如何にも何かが飛び出してくる響きでいい言葉ですね。
同じように音の響きと言葉の意味が密接なものとしては shoot, sprout が思い浮かびます。
Shoot は矢や石や弾丸を放つ、光を放つ様子が転じて、芽が出る葉が出る枝が伸びる、という意味、
Sprout も植物が発芽する、芽生える場合に用いることができ、発音してみると元気が出る・・・
タケノコを英語でbamboo shoot. と言い、もやしがbean sprouts、 芽キャベツがBrussels sprout と言うと知れば、
shoot とsprout の違いが分かるような気がします
片やシューッと伸びて、片やプルン、プロンと出てくる感じ?