今週は日本列島全体が寒波に見舞われました
北海道や東北ばかりか裏日本や九州まですっぽりと寒気団に囲まれてブルブル
東京にも積雪情報が出たけれど、こちらはたいしたことありませんでした
でも一番寒いのは2月、まだまだこれから寒さは続くでしょう。
寒さに関する英語を調べれば、寒波=a cold wave, 寒気団=a cold air mass などと辞書に出ていますが、S先生が新しい表現を教えてくれました
今回のような急激な寒波襲来は a cold snap というそうです。
cold は寒さ、snap はと言えば、
A boy snapped his fingers.(少年は指を鳴らした)とか
She snapped a twig.(彼女は小枝を折った)とか
The lady snapped the purse. (婦人は財布を閉めた)とか
A young guy snapped the incident.(若者は事件の様子をカメラに収めた)
などの動詞が思い浮かびますが、
日本語だったらさしずめ、その都度パチンとかポキッとかカチッとかで表現される擬音語でしょうね
snap には名詞もあり、そのような音や行動や状況を表します。
だから cold snap は「一時的で急激な寒さ」という意味。
寒さでパキパキになるから?
一定期間寒さが続く場合は cold spell という表現もあります。
(この場合のspell は綴りのスペルでもなく、呪文のスペルでもなく、ある期間を表す言葉)
日本語では冬将軍がやってきた、なんていう擬人化した比喩もありますが、英語だと Old Man Winter(冬将軍)と言うようですね。
それにしても統計上では1月の下旬から2月の上旬が最も寒い季節、
If Winter comes, can Spring be far behind?
(冬来たりなば、春遠からじ)
蝋梅も咲き始めたので今少しの我慢でしょうか?