国分寺の画廊で開かれた植物画作品展に行ってきました。
会場に入ればそこはまるでフラワーガーデン
パンジーなどの草花、椿や藤などの木の花、レモンや梨などの果実や木の実、また今回のテーマつる性植物のクレマチスやゴーヤやフウセンカズラなどが迎えてくれました。
コロナの為に三年間作品展が開催できなかったただけあって、どれも力作揃いでした。
友人の出品作の中でお気に入りの絵をアップさせて頂きます。
これはハナミズキ(dogwood) ⤵⤵
花水木は、桜が散るのを待ってましたとばかりに咲き出す花。
空に向かって微笑んでいる天使みたいな花。
でも実は花ではない?花びらでもない?苞葉だとか。
花でも葉でもどっちでもいい、
こんなに嫋やかに優雅に、その白い羽根でひらひらと舞っている。一緒に飛ぼうよ、と誘っている。
これはヤグルマギク(cornflower) ⤵⤵
夏の盛りの花。
藍色、紫色、濃いピンク、淡いピンク。
細く細く描かれた花びらは、凛として夏の陽射しを跳ね返す。
ふっと吹いたらカラカラ回って涼しい風を送ってくれるかな?
これはツユクサ(dayflower) ⤵⤵
夏の終わりから秋にかけて咲く小さな花。
月草とも蛍草とも呼ばれている。
ふと手を伸ばし花に触れてみたくなる。
ごめんね、痛かった?
指先が真っ青に染まったよ。
こんなに可憐な花なのに、刀のように鋭い葉っぱ。
「くきくきと折れ曲がりけり蛍草」・・・松本たかしの句を思い出す