そんなこと聞かれても
元々日本に生まれた普通の日本人は答えようがないですよね。
でも「ワタシが日本に住む理由」というこの番組(BSジャパン月曜日夜9時より)では様々な国から来た様々な職業の人々が日本の様々な場所で住み続ける理由を教えてくれます。
最近は日本を訪れる外国人が本当に増えていますね。
テレビ番組でも<You は何しに日本へ?>とか<ニッポン行きたい人応援団>とか<世界が驚いたニッポン、スゴ~イデスネ視察団>などを見ていると本当に色々な形で日本を訪れる人々がいて驚かされるばかりです![]()
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でも、そういう人達は一時的に日本を訪れているだけです![]()
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ところが表題のこの番組では、
日本に何年も住んでいる一人の外国人が紹介されます![]()
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そして司会者との対談の中で本人の口を通して、
或は住んでいる場所や家族や暮らしぶりの紹介画像を通して![]()
日本に住む理由が解き明かされていきます。
奈良県の過疎地に住み村おこしを手伝うアメリカの若者、
日本料理に魅せられて料亭で修業し東京で古屋を借りて器など含めすべて手作りで提供するアメリカ人の料理人、
新潟高田市にある雁木造りの家に魅せられて住み
雪国での厳しい生活と闘いつつ町屋に住み続けるニュージーランド人、
日本の教育に感動する一方で英語教育の遅れに危惧を抱き幼稚園を開園したトルコ人・・・
どの方達もそれぞれに日本の生活に溶け込んで暮らしている様子に毎回感銘を受けます
(毎週見ている訳ではないのですが)
それにしても皆さん弁が立つ!
その上日本語が上手!!
住む、暮らす、ということで上達するんでしょうね。
先週は福岡の宗像市に住む日本語ペエラペラの英語教師が紹介がされていました![]()
(長年、外国人講師とティームティーチング方式で英語を教えて来た自分の今までの体験上、ネイティブスピーカーの英語教師は英語を話せる人達に囲まれているせいかあまり日本語が上手くならない、というのが私の持論なのですが?)
彼女、アメリカバージニア州出身のアンさんは、宣教師の夫と若い時に来日、
その折は、魚が嫌い![]()
(これは辛いです。元同僚の女性講師は出汁の匂いや味さえ耐えられないと言っていた)
部屋が狭い![]()
(東京は家賃が高いからどうしてもネ)
部屋が寒い![]()
(母国で集中暖房に慣れた人には無理)
などの悪印象を抱き本国へ戻ったものの、
日本語が大好き、忘れられない、
そして再来日、そ
の後は子育てと英語教師で頑張り、
今では「和製英語」の研究家になっています![]()
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宗像市の自分の近隣を紹介して歩きながら
目につくものをあれも和製英語これも和製英語と紹介してくれていました。
ベビーベッド、ベビーカー、マイカー、
マイホーム、マイバッグ、マイナンバー、
ベッドタウン、ガソリンスタンド、
スキンシップ、パワースポット・・・などなど
《英語では何というか?考えてみて下さい》
ちなみに彼女自身は着物を着て歩いているわけではありません。
耳にピアス、髪はベリーショートのヤンキースタイルのまま
(ピアスもヤンキーも和製英語)
番組の最後はいつも
「敢えて日本人に物申すとすれば?」と
日本人への苦言を聞いて締めくくるのですが、
アンさんは
「日本人は英語にコンプレックスを持っているようだが、和製英語を見ると日本人のクリエイティビティを感じる。英語ができないわけではないのでもう少し頑張って欲しい」
と語っていました![]()
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来週は三味線の研究家の紹介みたいですよ。
http://www.bs-j.co.jp/nipponsumu/