新緑萌え出づる季節になりました。

 

昨年の夏、ムクドリの大群に襲われ、その撃退のために坊主にされ枯れてしまうのではないかと心配した桂の木々も目出度く新芽を出し、あっという間にハート型の若葉ラブラブで枯れ木を覆い尽くしています。

 

新緑、英語ではfresh greenと言いますが、他にも色々な色が:

 

黄緑( yellowish green )深緑( deep green )浅緑( pale green )など。

 

ちょっと気取って言えば verdure なんて文語もあります。

 

 

ところで今は春なのでしょうか?

 

或はもう夏なのでしょうか? 

 

ベランダの片隅に置かれた去年の植木鉢から菊( chrysanthemum )の若葉( young leaves )が顔を出し、

 

矢川緑地の柳( willow )が青々と芽吹き

 

        

 

おばさんたちが芹( Japanese parsley  )や蓬( mugwort ) などの野草(wild herbs)摘みに精を出し・・・  

       
               
              (よもぎ)
                                      

                                                    ( セリ?)

 

こうした草の芽、木の芽、柳の芽、蔦若葉、草若葉、菊若葉などは春の季語だそうです。

 

ところが「新緑」とか「若葉」は夏の季語だとか。

 

もちろん「緑」そのものも夏の季語。

 

そして同じ若葉でも楠若葉、柿若葉、椎若葉となるとやはり夏の季語だとか!!

 

4月といえどももう季節は夏と言っても過言ではないのでしょうか?

       

        

       (水辺では鴨が巣作り?)

         

スコットランドの詩人James Thomson は’< In May>という詩の中で

 

How green the earth, how fresh and fair! ・・・

 

Green flames wave lightly everywhere

 

とこの季節を讃えています。

 

英語でも<緑の炎>なんて表現があるのですね。

 

それにしても暑い!

 

         

 

ちょっと矢川緑地(家からほんの15分ほどの自然公園)まで散歩しただけなのに汗ビッショリ汗汗汗

    

      

 

でも矢川緑地にはこんな水辺もありgreen flame で萌えた体を癒してくれますカエルカエルカエル