毎年ノーベル文学賞が期待されている村上春樹さん、
今年も残念でしたね。![]()
別にファンでも愛読者でもないのですが・・・。
今年は、スエーデンの詩人トーマストランストロンメル
という方が受賞されましが、御歳80歳ともなれば、
そちらを優先してあげるのが人情かな?![]()
でも何故、村上春樹は毎年このように
取沙汰されるのでしょう?
先日読んでいたピーターセン氏の本には、
日本の作家としては海外で最も知られ、人気もある、
と書かれていました。
何故か、殆どの外国人は翻訳されたもので読むわけですが、
外国語に直されても元の日本語との違和感が少ない、
ということでした。
彼の文自体が英語話者のような文体であることも
翻訳されやすい一因となっている、とも。
(彼の小説は何冊か読んだのですが、難解だという以外
あまり印象に残るらず、「IQ84」も読んでいません。)
先日、NHKでとある作家が子供向けに紹介していた本があり、
題名に惹かれて読んでみました![]()
『神の子どもたちはみな踊る』の「かえるくん、東京を救う」
という童話のような寓話のような・・・![]()
他の短編も含めその本は阪神大震災の後に書かれたもので、
地震が日常の人々の生活や人生をどのように変えたか、
というテーマを内に含んでいて、今読んでも現在の日本の状況
と重なり考えさせられるものがありました。
また、本屋でいっしょに並んでいた本、
これも「やがて哀しき外国語」という題名に惹かれて
読んだエッセイですが、小説は難解なのにエッセイに
見え隠れするご本人の日常生活や思考はごく普通で、
なんだか親しみを感じました。
アメリカでの生活、外から見た日本、英語雑感などなど
私にとっては興味深い話題がぎっしりでした。![]()
彼は世界に認められるべき作家なのでしょうが![]()
でも終わった人ではないので、ノーベル賞審査員の面々も
更に今後に期待をかけているのではないでしょうか?