表参道店は、初めて!
いい場所ですね。
ガラスを多用したビルで、明るいお店は、他店舗とちょっと趣が違います。
到着した瞬間、名前を言って「○○さまでいらっしゃいますか?」と言われ、まずは、ウェイティングバーへ。
いい感じ。
それから、段差がかなりある通路を通って奥の鉄板焼きカウンターがある間へ。
途中にあるアールヌーボーの宝飾品の展示は、まるで美術館のよう。
ワインセラーも美しいし、この辺りは、『うかい』流を彷彿とさせますね。
窓を大きくとってあって、青山の楡の並木は、眼下に眺めることになります。
この辺りは、高い建物が建てられないので、広々とした感じが楽しめる。
とはいえ、席に着くと、背後になるので、食事を楽しみつつ、景色を楽しめないのが、ちょっと残念。
なんで、こうしたんでしょう?
ナプキンは、白で、刺繍入り。
カトラリーも素敵。
器は、一個一個違う柄だけど、どうかな、ロイヤルコペンハーゲン以外、和風の物は、ちょっと、どうかな?っていうモダンなものもあり。が、これは、きびしすぎるコメントですね。
ランチは、コースだと三種類。
一番安いのが、野菜を使ったコース。
次のコースが魚のマリネかなんかに肉料理。
ポワレなので、ちょっとなぁ、と思う。
一番高いコースが魚料理もあるし、肉料理がステーキのコース。
サーロインってのが、ちょっと・・・なんだけど(脂の付き方が、個人的には、あまり好きではない)
フィレに代えてくれるそうなので、それにしました。
9450円のコースですね。
それと、スープも三種類用意があるというので、ポテトはやめて、コーンにしてもらいました。
飲み物は、なんと!今、週末のランチのみ、あのルイ・ロデレールのシャンパンが2630円で飲み放題という設定があるんですよ。すごいっ。大好きだし。
せっかくなので、お願いしました。
まず、出てきたのが、
殻を完全にとった才巻海老を軽く茹で、オクラ、ヤングコーン、などなどの野菜と盛り合わせ、
マンゴーとパッションフルーツのソースをかけたもの。
ルイ・ロデレールは、ちゃんとイニシャル付きのグラスで出され、これが合うのなんのって!
次にコーンの冷製スープ。
濃厚で甘い!
そして、魚料理が、イトヨリ。
見せてくれます。
美しい、イエロー、オレンジに輝くばかり!
それを鉄板で焼き目をつけて、
小さな蓋付きの容器でハーブと共に蒸し焼きにして白ワインとバター、エシャロットで作ったソースをかける!
エシャロットは、軽く火を通してるくらいなので、舌ざわりがいいです。
インゲンを敷いた上にイトヨリとソースをかける。
んー、柔らかくてジューシー。
ソースがたまりません。
バゲットが一切れ出てくるんだけど、なんと、パンの皮部分の軽やかなこと。
聞いたら、レシピを指定して、某工場で80%焼き、お店で残りを仕上げているのだとか。
国産の小麦らしいんだけど、これは、どうかなぁ。ちょっと、オーストラリア小麦が混じっているような・・・。
しかし、こんなうるさいこと言うのは、私くらいだろうな。
が、とにかく美味なことに間違いは、なし。
欲を言えば、フランス産小麦で焼いてほしい。
シャンパンもすすみます。
さて、メインのお肉。
ここに来ていつも思うのは、お肉を焼いてくれるシェフ、サーブしてくれる担当者(大抵、2人くらいがついてくれる)、それぞれ、話好きで、色々会話を楽しみながらお食事できるってところ。
長いランチになりそうです。
ニンニクのスライスをカリカリに焼いてくれて、
真ん中で肉を焼いてくれる。
チシャやベビーリーフのミニグリーンサラダを目の前でチャッチャと作って添えてくれたステーキ!
まずは、そのまま(と言っても軽く塩胡椒してある)
うん、美味しいですね。
ミディアム。
荒挽きのブラックペッパー
淡路島産のオニオンをみじん切りにしたもの
小豆島の醤油
などの調味料があるので、色々味が試せます。
やっぱり、この淡路島産のオニオンは、美味しいなぁ。
ぺろり。
フィレだし、軽い感じのお肉。
聞いたら、宮崎産だそう。
うん、そういう感じ。
その後、ガーリックライスか素麵が選べるんだけど、素麵は、3年熟成の特注、揖保の糸で、ゆず、柚子胡椒入りの汁で食べるんだそう。
私は、やっぱり、ガーリックライスにしました。
ここのガーリックライスは、極力油を使っていないし、にんにくもすっごい微塵切りなので、軽い感じですね。
お新香が数種類とミョウガ入りの味噌汁付き。
満足です~!
そして、恒例の、場所を移動してのデザート。
またまた、段差がある廊下を歩いて、デザートルームへ。
重厚な感じでいいですねぇ。
それにここには、バルコニーもあって、外で食べることもできます。
一度外に出たけれど、暑くて結局、室内へ。
デザートが迷っちゃうんだなぁ。
5種類。
プリン
チョコレートパフェ
などなどあって、日替わりが、2種類。
結局、チョコレートパフェにしたんだけど、考えていたのとは、ちょっと違いました。
比較的浅い、カクテルグラスみたいな器にヴァニラとチョコレートのアイスが軽~く入ってる感じで、楽勝で食べられます。
ドリンクは、アイスコーヒーにしたんだけど、ホットにすると、お代わりを入れてくれるのに、アイスは、一杯だけなのね。
というのも、その後、プティフールも出てくるからなんですよー。
ミニマドレーヌ
三日月型クッキー
生チョコレート
ちゃんと人数分。
んー、もっとコーヒー欲しいかな、と思ってたら、ボーイさんが特別にフルーツ・アイスティーを作ってくれました!
すごっ。サービスいいですね。色々話しかけてくれるし、お誕生日だと、写真も撮ってくれるし赤いバラももらえます。
お食事のあともバーで待たされて、お勘定をすませます。
その後も、エレベーターに付き添ってくれて、なんと、ビルの出口までお見送りしてくれるの!
ビルの地下に用事があったので、途中でお別れしましたが。
鉄板焼き屋さんとしては、よく聞かれるように肉の質など、もっと上のところもあると思うけど、サービスがいいですよね。高いけど、サービスに支払っていると思えば、惜しくはない価格。接待で使っても間違いがないもんね。
なんだか、最近、経営陣も変わり、今年の9月には、丸の内にも進出するそうだけど、更に凝っていただきたいもんです。あまり、支店が多すぎて、クオリティーが下がるのもいやだからなぁ。
もちろん、次は、丸の内も行ってみたいです!