どの国がイノベーションで世界を変える? | ポストコロナのグローバル社会で生き残り、ワンランク上の生き方を手に入れる

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タイトルは、先日のネット記事をもじったものですが、皆さんはどの国がイノベーションで世界を変えると思われますか?





最近は、日本ではBRICS、海外ではEmerging Marketと呼ばれる新興国が注目され、グローバル企業でもそのような市場向けのビジネスを強化しています。また、BRICSの次の注目市場群として、ベトナム、インドネシアなどを注目する人もいます。





そのような状況の中で、ネット記事では、インドに注目していました。





インド発のイノベーションが世界を変える  日本企業よ、稲度を目指せ!





実は私も最近、以下の理由でインドに注目し始めていました。





1.インドと言えば、ITを中心としたアウトソース(オフショア)先としての地位が確立されています。実際、「フラット化する世界」(トマス・フリードマン著)でも、GEやマイクロソフトなどのグローバル企業がIT分野を中心に、インドをいかに戦略的に活用しているのかが紹介されています。それ以外の欧米のグローバル企業でも同様の動きがあります。





2.算出と英語力の高く、グローバルで通用する人材が存在します。インドでは数学の教育レベルが非常に高い上に、インドの上流階級は英語の教育を受けています。中国の次に人口が多い分、その中での高い教育を受けた優秀な人材の比率が仮に低いとしても、人数としては多くなります。



LinkedIn(リンクトイン)でも、ITやオフショア関連の分野でインド人が非常に多いです。最近では欧米のグローバル企業の本社での要のポストにも、人事などIT以外でも、インド人が入り込んできています。





3.車やタブレットで、非常に低い価格の商品を開発・販売してきたのは、インドの企業です。つまり、単なるアウトソース先でなく、製品・サービスの開発・マーケティング力を有するということです。Appleのような高付加価値の商品群ではないかもしれませんが、「イノベーションのジレンマ」(クレイトン・クリスチャンセン著)が提唱する、イノベーションの破壊(低い価格の製品がそれまで幅を利かせていた高い製品群を市場から追いやる)に当てはまるように感じられます。





ということで、インドに注目し始めた矢先に、このネット記事に出くわしたわけです。





産業によるかもしれませんが、改めて、インド市場の有望性や、内需がしっかりしているため為替などの影響を受けにくいという安定性に気付かされました。市場性は底知れないように感じられます。





今は中国が世界の工場、そして最近では世界の市場として注目されていますが、次はインドの時代が来ても全くおかしくありません。





2030年に向けて、早めにインド市場も意識してグローバルビジネスを展開していくことも、有効なグローバル戦略と言えそうです。