グローバル社会で戦える日本人はどこにいる? | ポストコロナのグローバル社会で生き残り、ワンランク上の生き方を手に入れる

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毎年、何回かグローバルなり日本法人内なりからVIPにあたる人が来訪されますが、今月の22日と23日には、ここのトップの直属の上司とそのクラスの人事責任者含む人々が来られました。メンバーと目的(主な議題)のことから、おそらく今年、最も気を使った対応です。


今週の前半はここのトップもシンガポールでの会議に同席し、後半はシンガポールのトップも同行して日本での会議で討議ということでした。(21日水曜日の夜行便での移動)。


非常にタイトなスケジュールだったわけで、23日は来客の前の8時から他のビデオ会議があったこともあり、最後はトップはちょっとダウン?熱が出たようで、23日の夕食(会食)は急遽キャンセル。11月の前半は欧州への出張が入っていますし、週末の間に回復をしてもらわなければ。。。


22日の夕方はマネージャー全員とのミーティングで、前半に来客からの話、後半はQ&Aでしたが、日本人らしく?司会者である人事マネージャーが色々と言っても、質問が出ないのです。私は社内報記事のために写真を撮って回っていましたが、思わず「(先ほどの当方の代表者から話があった組織変革の取り組みの具体的なアクションの1つである「発言の促進」ではありませんが)これが日本独自のことで、これを変えなければならないのですね」と部屋の後ろから言ったら、トップの上司にあたる人が「他の国もそんなところがあるよ」とフォローされました。


何とか何人かに話してもらいましたが、たまたま私も関わった内容のことで、追加説明をした方が良い件について補足説明をしたら、(お出迎え等で挨拶などの会話は既にしていましたが)、印象に残ったらしいです。その後のBuffet Partyで人事責任者に英語力のことを聞かれ、その他(Diversityという観点での女性の登用やグローバル化など)についての話をされたり日本の事情を聞かれたりしました。


Buffet Partyの最後のQ&Aでに、トップからの人材育成についての質問の流れで最後の質問をし、これが最も先方の全員から色々と話が出ました(人によっては何度も発言されました)。それに対して、私は日本人・日本社会の独自性の説明など等も交えた実情や、質問の背景や意図(先方は理解していたと思います。むしろこれは他の社員向けのメッセージ)を言いましたが、でしゃばったかなと思ったりしました。でも、モザンピーク人で日本の大学で博士号を取得し、日本人と結婚して日本の永久ビザを有する社員が「She made a very good point」とバックアップしてくれたので、由としましょう。


現職について当時のトップのサポートの引継ぎ開始の初日に最初に言われたのが、「グローバルの要職に日本人がいない」ということでした。「??」「で、私に何をせよ、ということ?」と思いましたが、自分の会社のグローバルでの人事・組織関連の発表などから色々と感じてきました。そしてもう直ぐ初めて4ヶ月になるLinkedInでも日本人の存在感の低さを痛感していますが、大前研一さんなども「グローバルで戦える人材が日本には非常に少ない」とおっしゃっている真意を、改めて痛感しました。。。