冬は味噌仕込みの季節だけれど、日本全体がざわざわすることはない。一方桜の季節が過ぎ、青緑の5月が終わり、6月の梅雨入り前は日本全体が梅仕事でざわざわするような気がする。

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自家製味噌造りはお婆ちゃん世代の当たり前ではあったけれど、母親世代は味噌を買う文化が出来てしまっている。ところが梅干し作りは母親世代に根付いているように思う。都会のお洒落なおば様が普通に梅干し作りをしているのを耳にする。

 

梅干し作りのハードルは3日3晩梅を干すタイミングで家になるべくいるように予定を確保すること。雨が降ったら台無しになるこの作業。これまでの何度も梅干しを作りたいと思ったが、仕事が忙しくて諦めていた。

 

去年は梅醤油や梅酵母を作った。

 

今年は条件クリアにて梅干し作りを実行。届いた紀州の立派な南高梅を梅総量に対して15%の塩で漬けている。慣れている人は12%以下で塩分控えめにしている場合もあるし、大量漬け込みする人は18〜20%で強めにし腐らない対策をとる場合もあると聞く。私はその中間で。

 

通常味噌作りをするとき、11%強の塩分で仕込むことが多い。世の中の減塩味噌は10%切るものもあるが、実際家でやってみるとカビやすい。味噌の場合、12%超えると少ししょっぱいなという印象になる。

 

梅干しはしょっぱい前提だから15%でもありでしょう。

 

バリエーションで今年は梅味噌と梅酵素ジュースも仕込み。

梅味噌は『味噌:梅=1:1』にするシンプルバージョンと、web上で紹介されていたレシピ、


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『味噌:砂糖:梅=2:1:2』の2パターンに挑戦。



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梅酵素ジュースは砂糖控えめの『梅:砂糖=2:1』で。

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梅と発酵を色々な形で仕込んだ一日。

 

今日の梅仕事は小林麻央さんを偲びながらの作業でした。麻央さんのブログは唯一購読していたアメブロ。まっすぐな気持ちが綴られているブログには心を打たれていました。ご冥福を心からお祈りします。

 

 

2014年12月に仕込んだ塩レモン(レモン:塩=10:1に玄米甘酒を加えて寝かしたもの)をふと使いたくなって昨晩レモンスープカレーを作りました。

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<材料>

鶏肉(もも)400グラム

玉ねぎ  1個(回し切り)

トマト缶 1ケ

ブロッコリ 適量

生姜   適量

にんにく 1かけ

サラダ油

お湯

 

ホールスパイス(allspice、カルダモン)5粒程度

←オールスパイスというスパイスがあります。シナモンとクローブとナツメグをミックスしたようなスパイスです。オールスパイスがなければ、シナモンスティック、クローブで代用)

 

パウダースパイス(ターメリック、唐辛子パウダー、コリアンダー、シナモン)各小さじ半分

 

塩 小さじ半分

塩レモン 小さじ1〜2

 

<作り方>

サラダ油を熱し、ホールスパイスを熱し、カルダモンが膨らんで香りが出てきたらにんにく、生姜を炒める。玉ねぎを加え、よく炒まったらトマトを入れて中火で煮る。パウダースパイスを全て入れて少し煮たあと、下準備した鶏肉(お湯引きをしておく)を入れる。お湯を全ての材料がきちんとかぶる位入れて鶏肉に火が通るまで煮る。アクが出てきたら掬う。その後塩レモン、塩で味調整。

最後ブロッコリーを鍋に加え数分スープで蒸し煮に(こうすると緑色が綺麗、食感が固めでスープとコントラストがあって良い)。

お皿に盛り合わせる時にコリアンダー(生)などがあると尚良い。

 

異国情緒溢れるカレースープになります。ご飯と食べてもOKですが、酸味のある天然発酵系の全粒粉パンやライ麦パンが合うと思います。

 

付け合わせはキャベツをクミンドレシングで。キャベツの千切りにドレッシング(クミンシード、オリーブオイル、塩、胡椒、ビネガーを混ぜたもの)を和えて異国情緒2倍増し。

 

 

 

 

千葉県香取郡神崎町は発酵の里で町おこしをしている活気のある街。自然発酵にこだわる寺田本家が日本酒造りをしている場所でもある。発酵は発酵を産む。発酵循環で神崎にはこだわりの生産者がたくさんいる。

 

月の豆腐もこだわりのクリエーター。ほぼ連日予約で豆腐が売り切れている。神崎在来種の大豆を使った逸品。大豆の国内自給率が10パーセントを切るこの時代に、簡単なことではない。豆腐そのものは発酵食ではないが、そこが今日のポイントではない。

 

豆腐が美味しければ、おからも絶品。

ありがたいことに入手したおからをスイーツにしてみたら、それまた絶品。ということで備忘録。グルテンフリースイーツ。

 

おからとキャロブのブラウニー

 

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卵 2個

菜種油 15g

てんさい糖 55g

おから 120g

キャロブパウダー 50g

シナモンパウダー 小さじ1

クローブパウダー 少々

重曹       小さじ半分

 

卵、油、てんさい糖をボールで混ぜ合わせてなじませる。その中におからを入れてクリーム状の硬さに(硬すぎる場合は豆乳を加えてもok)。そしてキャロブパウダー、重曹をふるって混ぜ合わせ、最後にスパイス(シナモン、クローブ)を加え混ぜる。

 

ブラウニー型(20センチX20センチが目安)に流し入れ、空気を抜き、180度のオーブンで30分。焼きあがったら粗熱を取り、型から外す。

 

冷やしても美味しい。