こんにちはニコニコ

 

パリで2歳差姉弟育児中フランス

megの育児日記ですルンルン

 

桜ちゃん 3歳7ヶ月

にこちゃん 0歳11ヶ月

 

パパ多忙につきほぼ週7完全ワンオペ育児。

てんやわんやドタバタな毎日を

知恵と工夫とガッツでサバイバルしていますリボン

 

⋆。˚✩*◌⋆。˚✩*◌⋆。˚✩*◌⋆

 
 
 
ちょうど2年前の、この秋が深まっていく季節にパリに住みはじめたので、
 
こちらでの生活も丸2年が経ちました。
 
 
来てすぐのころのことを、最近よく夫とも話すのですが・・・
 
まぁ、、、辛かったねと。笑い泣き
 
そして、そのたびに、お互いよく頑張ったよね!と褒め称えています。笑
 
 
 
ちょっとダークサイドに落ちていた当時からこの2年間のことを振り返っていいでしょうか??笑い泣き
 
(↓2年前の私たちはこんな感じでした・・・)
 
 
 
世間の優雅なイメージの「駐在さん」とは違って、かなりのサバイバル駐在の我が家(笑)
 
夫の仕事は、駐在の前任者がいないどころか、
 
会社には駐在の仕組みすらなかったので、
 
何のプラットフォームもない状況でいきなり放り込まれた状況。
 
あまり深くは書きませんが、引っ越しの準備ひとつとっても、サポートは限りなくゼロに近かったです。
 
フランスまで1番安く送れる手段を調べて、
 
自分でインボイスを作って(品名や価格や重さを1品ずつ英語で書く作業)、
 
梱包しました。
 
猛暑の中、娘をおんぶして郵便局まで台車で運び、船便で送った日のことは一生忘れないでしょう。(国際便は集配に来てくれないんです)
 
なので、本当にないと死ぬレベルに必要な荷物しか持って来れなかった。
 
こちらにきて、駐在で来ている人はほとんど、
 
そういう引っ越しの手続きや手配を会社がやってくれているということを知り、
 
「なにそれ!めっちゃ楽じゃんっ!!!」って愕然としたのをよく覚えていますガーン
 
 
パリに来てすぐは、
 
住む家のあてもない、
 
医療保険も入れていない、
 
もっと言うと、夫のお給料もいくらくらいで、いつ振り込まれるのかもわからないような状況でした。
 
怖すぎる。
 
その他とてもここに書けませんが、
駐在員のママ仲間に当時のことを話すと、
「めぐちゃん、それ、ほんとよく子ども連れて来たね、、、えーんと驚かれます。うん、私もそれ、思うわー!笑い泣き
 
心配かけるから、日本の家族にも友達にもいえなかったやばい話がたくさんあるよ笑い泣きハートブレイク
今も話す人をかなり選ぶ、というか夫にしか言えないことだらけ。。。
 
でも・・・諸般の事情で、私には帯同することしか選択肢はなかったのです。
 
 
 
半年前に買ったばかりの大好きなマイホームを東京に置いて、
 
死ぬ気で保活してやっっっと探した保育園の内定を泣く泣く蹴り、
 
復職をいったん諦め、
 
ダンボール4箱とスーツケース1つだけでパリに来た私は、
 
イヤイヤ期娘とふたりぼっち。。。
 
 
 
 
正直、パリになんて全然来たくなかった。
 
こんなはずじゃなかった。
 
私、こんなとこで何してるんだろ。。。
 
なんでこうなっちゃったんだろ。。。
 
って、毎日泣いてたし、
 
幼い娘に当たって怒鳴りちらしたり、夫と夜中に大喧嘩したりしていましたえーん
 
 
 
そもそも、なんかパリって素敵そうなイメージじゃないですか〜?ラブラブ
 
でも実際の生活は日々生きるのに必死で、おしゃれ要素皆無。
 
だから、そういう世間の素敵イメージにすら、すごく腹が立っていました。
 
今思えばトンチンカンだけど、怒りのもって行き先ががなさすぎてどうしようもなかったアセアセ
 
仕事の遅い(←それまでの私の価値観では)フランス人も全然信頼できなかったし、好きになれなかった。
 
毎日楽しいことなんて一個もなくて、
 
生存報告や気分転換のためにブログやSNSにパリの写真をupしたりしてたけど、
 
ぜんっぜんおもしろくなかったし、
 
逆に「楽しまなきゃ」と思うのも辛かった。楽しくないから。
 
友達を作ろうと思っても、駐在の他の奥さんたちが楽しそうに見えて辛くなるから、誰にも会いたくなかった。
(ほんとはみんなそれぞれ大変だったりするんですけどね、私の辛さは誰にもわからないし、わかってもらってたまるかくらいに思ってたので。。。←心のシャッター閉ざしまくり)
 
 
たまに、翌週の日本行きのフライトの空き状況をネットでチェックしてみたりして、
 
「死にたいほど嫌だったら、帰ろうと思えば帰れるんだ」と自分に言い聞かせるのが、唯一の希望でした。
 
 
 
(本気でダークですみません笑い泣きひかれるの覚悟で書いてます。笑)
 
 
 
あの時は完全にノイローゼになっていたと思いますアセアセ
 
本当に辛かった。。。
 
 
 
冬でお天気も悪いから、家に引きこもっていたのだけど、
 
家の暖房も壊れて寒くて、室内でダウンコート着たりして・・・
(何もかもが壊れるフランスクオリティ。そして修理は何ヶ月もこないし、修理しても速攻でまた壊れる・・)
 
前の家はテレビもなかったから、日本から持ってきた小さいポータブルテレビでしまじろうをエンドレスで見ていたのですが、
 
今でもその番組で出てきた歌が流れると、条件反射で涙がでます。
 
どんぐりころころ聞いて泣いてる人なんて、世間広しといえども私だけじゃなかろうか。爆笑
 
 
 
夫も忙殺されていたからまったく家にいなくて話せず、頼れず、
 
ワンオペ育児がしんどすぎて、
 
異国で子どもと2人ぼっちで生きていくのに必死で、
 
あまり記憶がない数ヶ月
 
30歳にして白髪がぶわーっと出た記憶がありますガーン
 
人間てほんとにいきなり白髪出るんだなぁと驚いた!!ドラマとかのあれ、演出じゃないんだね!!って。笑
 
ごはんも喉を通らなくて、体重もどんどん落ちました。(もう戻ったけどね!←)
 
 
当時の写真を見返すと、ちっちゃな桜ちゃんはこんなにかわいかったのに、、、
 
私はただ毎日辛くて辛くて。。。
 
本当に悪いことをしたなぁと、
 
これを書いていても泣けます。
 
 
昨日マルシェで買った柿。こちらでも柿はkakiニコニコ
パリに来てすぐ、まだ家もなくて仮住まいを転々としていた時、柿を買って桜ちゃんにむいてあげたらすごい喜んで食べたなぁ。。涙
 
 
 
 
さ!!!辛い話は、このへんでおしまいピンクハート
 
当時のことはブログにはたぶん1%くらいしか書けないし、書きませんが、
 
今まで生きてきて、間違いなく一番辛かったかなアセアセ
 
 
 
 
でも、そのおかげで、
 
あたたかい家があること、
 
家族が元気でいること、
 
毎月お給料が振り込まれること、
 
静かな環境で安心して眠れることなどなど、
 
当たり前のことだけど、
 
本当に素晴らしいことだなぁと、いちいちしみじみと感謝してしまう癖がつきましたピンクハート
 
 
これは、一生物の気づきだと思っています。
 
それまで、ありがたくもぬくぬくと生きてきてしまったので、
 
パリに帯同したことで、それまでの私の価値観は、問答無用にいったん全部ぶっ壊されました。(あえて乱暴な言葉で書きたい)
 
でもね、その後、価値観を再構築していく過程でのいろんな気づきがはんぱなかった!!キラキラキラキラ
 
この回り道をしなかったら考えもしなかったことがたくさんあるし、
 
出会えなかった人たちもたくさんいる。
(息子もその1人ですラブラブ)
 
そういう意味で、パリに来たのは、私たち家族にとってギフトになる経験だったと、
 
今なら思えます。
 
・・・今ならね。笑
 
 
 
2年前、1歳半でイヤイヤ期真っ只中だった桜ちゃんも、
 
3歳半になり、弟ができ、幼稚園にも通っています。
 
なんか、あのころ、本当にこんな日がくるなんて、全く思えなかったなぁアセアセ
 
桜ちゃんも本当によくがんばりました!!!
 
今では、弟のオムツを運んでくれる、
優しいお姉ちゃんですピンクハート
 
 
 
 
来月にはにこちゃんも1歳になりますキラキラ
 
出産、産後もとにかく毎日いっぱいいっぱいで、
 
あっという間に時間が過ぎてしまったけど、
 
今いるここで、子どもたちに何をしてあげられたかな。
 
なんて考えてしまいますアセアセ
 
してあげる、なんて言うのもそもそもおこがましくて、
 
私にできる少しのことしか、できないのだけどアセアセ
 
 
 
 
 
 
こんなことを、ちょっとだけ真面目に書いているのは、
 
実は、本帰国の日を決めたからです。
 
まだ先で、来年の夏なのですが
 
オリンピックもあって、チケットが取れなくなってしまうと困るので、先月、早々と押さえましたニコニコ
 
パパは仕事の関係でまだ何年かパリに残るので、
 
私と、2人の子どもたちの分の片道チケット。
 
帰国のタイミングは、その後の家探しや復職や保活のタイミングを見越して判断しました。
(ほんと考えることありすぎ&1人でやらないといけないこと多すぎ)
 
夫は仕事的にそう簡単にパリを離れられなそうなので、
 
会えるのは、1年に1回とか、織姫彦星レベルになってしまうかも。。。
 
しばらく家族が離れて暮らすのは、みんなにとってものすごく寂しいことだけど、
 
自分で決めたことだから。
 
絶対に、なんとかしますキラキラ
 
帰国して、復職したら、きっとワンオペどころの騒ぎではないけれど、
 
大丈夫!なんとかする!!!
 
そして、必ずまた家族みんなで一緒に暮らせるように、夫と一緒に考えて、頑張りますキラキラ
 
 
家族がみんなで暮らせて、
 
みんな元気で、安心して笑えている。
 
私にとってはそれが、いちばんの幸せです。
 
だから、究極には、それだけあればいいし、
 
そこが常にターゲットでありゴール。
 
シンプルなことだけど、やっと最近わかったことです。
 
 
 
 
本当に、私の人生において想定外でしかなかったパリ暮らし。
 
最初は、辛過ぎて、
 
エッフェル塔が目に入ると蹴りを入れたくなるくらい、パリなんて大っ嫌いだったし、
 
1秒でも早く、日本に帰りたかったえーん
 
でも、ここでなんとか毎日頑張って、暮らしを作って、家族も増えてラブラブ
 
本帰国の予定を伝えたら、「帰らないで」と言ってくれたお友だちもできてえーん(そんなこと言ってもらえたら泣いてしまうよ)
 
本当に本当に、全部がありがたいことです・・・。
 
しみじみと、よかった・・・えーんキラキラ
 
 
 
こんなふうにパリでの生活を、
 
ある意味、人生の「伏線」として面白がれる余裕が出てきたのは、ほんのここ数ヶ月なのですが、
 
カウントダウンが始まった私のパリでの日々。
 
正直、どこに行きたいとか、何を食べたいとかは今全然なくて。
(そういうのは観光ですから、老後にでも夫と2人でまた来ますルンルンというのは強がりで、毎日ワンオペで無事生きるのに必死で、なかなかそれどころじゃない。家でご飯炊いてお味噌汁作るのだけでも精一杯だから。笑)
 
残りの時間で、家族で何をして、何を感じて、何を決められるか。
 
おちびさんたちと一緒だと、なかなかフットワーク軽くというわけにはいかないのですが、
 
心は自由にラブラブ
 
好奇心をもって、今の暮らしを楽しむことを忘れずに、
 
子どもたちを抱っこした足をしっかりと地につけ、
 
無事に日々を積み重ねていきたいなと思っていますラブラブ
 
 
 
ながーーーい人生だから、
 
まっすぐ思い通りにならなくても、
 
失敗したり、どん底まで落ちても、
 
全部が伏線になって、
 
きっと豊かな、オリジナルの私だけのストーリーになるはずキラキラ
 
 
そして、いつか振り返った時に、
 
全部の点と点が結ばれて、
 
「ああ、いろんなことがあったけど、すべてはこのためだったんだ・・・」って思えるようになるといいなラブラブ(コネクティングドッツってやつね♪)
 
 
 
ちょっと抽象的になっちゃったかもしれないけれど、
 
自分への決意もこめて、
 
パリ生活振り返りと、これからへの覚悟と期待でしたピンクハート
 
 
柿を狙う小さなおててが、ヨーグルトだらけの件。笑い泣き
君も柿が好きなのねラブラブまた買ってこよー!
 
 
meg
 
 
 
 
 
 
 
 
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テーマ「布おむつ&おむつなし育児」にちょこっとでもご興味あるママさん&妊婦さんルンルン
どうぞお気軽にお申込みくださいねラブラブ
 
 
 
 
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