昔はよく「ブレイクスルーしたい」って言ってた。
なんかこう、自分の中に突破口みたいなのがあって、
そこを抜けたら一気に変われる気がしていた。
もっと軽く動ける自分とか、
本来の自分で何でもできる状態とか、
そういう“向こう側”がある気がしてた。
で、その「どこ?」っていうのをずっと探してた気がする。
今思うと、それって外にある壁を壊すっていうより、
自分の“見方”の話だったのかもなって思う。
もっというと「体感」なのではないかなと思ってる。
たとえば、他人と比べること。
これって、自分を知るうえでは必要なんだけど
ずっとそれで見てると、全部が相対的になるんだよね。
あの人より上とか下とか、
できてるとかできてないとか。
気づくと、なんか全部が重くなる。
判断するときも、
どっかに基準を探しにいっちゃう感じ。
たぶん自分が「突破したい」って思ってたのは、
この状態から抜けることだったのかもしれない。
誰かとの比較じゃなくて、自分の中にある感覚で動ける状態。
背骨みたいな軸が一本通る感じ。
それに気づいたとき、
「あ、これかも」ってちょっと思った。
何かを壊したわけでもないし、
どこかに行ったわけでもないんだけど、
ずっと頑張って抜けようとしてたけど、
そもそもそんなに閉じ込められてなかったんだよね。
