自家製チャーシュー | 世界家庭料理の旅のブログ

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ユニークな視点で世界の「あたりまえ」を描く織田 博子が、
ユーラシアの食卓を舞台に繰り広げる「突撃!となりの晩ごはん」。

弟が、1kgの豚肉の塊を買って実家に帰ってきた。
「自家製チャーシューを作りたい」

世界家庭料理の旅のブログ-でかい肉

でかい

世界家庭料理の旅のブログ-親子

遠近法を利用してみた。

一人暮らしを初めて料理に凝り始めた弟は、
レモンの皮を塩漬けにしたり、
おはぎを作ってお土産に持ってきてくれたり、
自家製梅酒をつけたり、
ウズベキスタンあたりで嫁入りできそうなくらい料理の腕を磨いている。

世界家庭料理の旅のブログ-焼く

まずは豚肉を紐で縛り、焦げ目をつけるために焼く。
(紐で縛るのは、肉がバラけないようにするためらしい)


世界家庭料理の旅のブログ-ひたす

醤油、みりん、酒、砂糖とつぶしたにんにくを良く混ぜ、
肉を浸す。

世界家庭料理の旅のブログ-浸し焼く

190度のオーブンで5分焼き、取り出してまた浸す。
これを繰り返す。

世界家庭料理の旅のブログ-またひたす

だんだん色が濃くなっていく。

世界家庭料理の旅のブログ-ほどく

30分ほど浸し、焼くを繰り返したら完成。
糸を解く。

父が「絶対生ビールがいい」と、2リットルいり生ビールを買ってきてくれた。

世界家庭料理の旅のブログ-できた

盛り付けしてできあがり。
(写真は500g分)

「まずはプレーンで」←織田家の口癖「なにもつけずに食べること」の意味(from「リトル・フォレスト」五十嵐大介)

ねっちりどっしりした皮、ぎっちりつまった肉。ぱさぱさしていない。
この味、中華っぽさもあるけど…ドイツで食べたシュバイネ・ハクセという料理の味に似ている。
豚肉の味が濃厚。
そのままでもおいしいけど、つけダレをかけてもまた濃厚でおいしい。

「そしてビール」←織田家の口癖「ビールと会う食材を食べ、たまらずビールを飲む」の意味(from「茄子」黒田硫黄)
お父さんの買って来てくれた生ビール、濃い味のチャーシューとよく合う!
発泡酒だったらチャーシューの味に負けてたね。

手間ひまかかった料理とおいしいお酒、
お盆なのでひさびざに家族全員そろって楽しい食卓でした。

世界家庭料理の旅のブログ-おはぎ

お母さんが腕をふるったお手製おはぎ。
一つ一つが椿の葉に乗っててかわいい。

今回、写真を撮るばっかりで何も手伝いをしなかったので
ブログを書いて仕事アピールした私でした。