いきなり魔王とか言われても 11-3話 「そういや、この本となんかしら関係があるみたいな話だったけど」 俺はさっきの書店で買った分厚い本を出して、賢者にそう聞いてみた。 「それの一部を私の師匠が担当しただけですよ」 「・・・ひょっとしてだけど、もしこの本の加筆をすることになった場合・・・」 「あ、たぶん私の次の賢者がやってくれますよ。少なくとも、私にやる気はありません」 そもそもこの人はやる気自体がない気がする。