アカデミー賞獲ったからか、リバイバル上映されてたので行ってきました。

特撮映画なんて、子供の頃観た平成モスラ三部作以来…これも探せば普通にパンフ残ってるけど、私はベルベラ姉さんがカッコよくて好きでした。

乗ってるのもファンシーでちっちゃな蛾じゃなくて、メカメカしいドラゴンってのもカッコイイ。

今ふとWikipedia見たら、あの長女、羽野晶紀さんだったの!?

 

「ゴジラ-1.0」(2023)

・敷島浩一

命を惜しんで零戦の不調ってことで特攻中止した特攻隊員。

大戸島の整備基地にたどり着いたところ謎の怪獣の襲撃で島は整備兵一人と敷島残して壊滅。

東京に戻って来て闇市で赤ん坊連れの典子と出会う。

命に諦観的メンタルもあって危険手当マシマシの機雷除去業務に就いたので、横並びのバラック住宅街の中でいち早くちゃんとした家を再建。

 

・大石典子

家族を亡くした東京大空襲?で見知らぬ女性から赤ん坊を託されたまま終戦まで生き抜いた逞しい女性。

敷島さんちに転がり込む形で生活の質を向上させ、夫婦みたいに暮らすようになった。けど関係性があいまいだから、就職もしたし何れは出て行こうかなと言う所。

ゴジラの銀座襲撃で亡くなったと思われたけど…。

 

・アキコ

空襲の最中実母から典子に託された赤ん坊。

敷島と典子じゃどうにもならずゆくゆくは栄養失調で死んでてもおかしくなかったところを澄子さんの好意と手助けもあって無事成長。
 

・秋津誠治

機雷除去用の木造ボロ船新生丸の船長。

危険手当で乗組員の給与はやたら高い。

この度日本襲撃に来たゴジラの撃退作戦に参加することに。

 

・野田健治

戦時中は海軍の技術士官だった「学者」、いまは新生丸の乗組員。

フロンガスの泡に包んだらゴジラは浮いてこられず深海に沈む(筈)、ワダツミ作戦だ!!と計画立案。

 

・水島四郎

新生丸乗組員で、出征しないまま終戦を迎えた「小僧」

秋津・野田の好意で作戦から遠ざけられたけど、漁船を率いて駆け付けて活躍。

 

・橘宗作(木曽義仲)

大戸島で敷島の不甲斐なさを目の当たりにした凄腕整備兵。

復員後は行方をくらましていたが、橘を探すための敷島のデマまき散らしにブチ切れ姿を現す。

震電を飛べるまでに整備、座席にオマケを付けておいた

 

・堀田

雪風元艦長。

戦後解体処分待ちだった駆逐艦・雪風がゴジラ対策の為に返還されたことで、民間人としてゴジラ掃討作戦のリーダーに。

 

・板垣

東洋バルーン社係長。

野田さんが、ゴジラを海底に沈めるだけじゃアカンかもしれんから、沈めた後急激に浮上させれば圧力差に耐えられない(筈)なんて理論をぶちかましたことで作戦に参加。

 

・太田澄子

自分の息子は死んで独りぼっちになったのに、隣人の敷島が特攻から逃げ帰ってきた事にやり場のない怒りを覚えて冷たく当たる。

けど困窮してるのに敷島がいつの間にか引き取った母子?のあんまりな頼りなさを見ていられず白米を提供、その後も子守やらなにやらで積極的に敷島と典子、アキコを手助けしてくれるように。

息子は失ったけど母親だから、今目の前にいる赤ん坊をほっとけなかった情に厚い人だと思う。

暫くしたら居酒屋を経営しだした。

 

・銀座の紳士(京都迷宮案内、詐欺師の石本社長)

銀座でゴジラの襲撃を目撃した紳士。

 

 

三丁目の夕日でもそうですけど、昭和を作らせたらやっぱりうまい監督さんだなと。

 

衝撃波で吹っ飛ばされて死んだと思われてた典子さんが無事見つかってめでたしめでたしですけど、首にゴジラのうろこ模様みたいなのがじわっと刻印されてるのは、あれなんなんでしょう。

ゴジラに詳しい人ならあれはアレ!!とすぐピーンと来るものなのかしら。