鋼の錬金術師実写映画化第二弾←あの悲劇を繰り返すのか!?痴なの?
ゴールデンカムイ実写化決定←悪い事言わないからやめて!コスプレ学芸会やめて!!
本当にやめて。
日曜日の8時45分になる度、今回もすこやかに清水冠者の首が繋がっていた事に安堵を覚える私です。まぁでも再来週かその次あたりまでかな…。
iPhoneのメモ帳からのコピペでアメブロのフォントがぐちゃぐちゃになる問題。
PCサイトブラウザにしてからコピペ貼りつけると崩れずに済むかも…?な気がします。少しめんどくさいけど後々手打ちでHTMLいじるよりだいぶ楽。
私が産まれるずっと前に亡くなってるので観た映画を通した活発なイメージしかなかったんですけど、マックィーンが驚くほど若く亡くなってて驚き。確かにロバート・レッドフォードとかショーン・コネリーみたく老いたイメージが全くないけど、そっか、そりゃそうだよなぁ。
「ブリット」(1968)
・フランク・ブリット(バイクで逃げても捕まったヒルツ、生き残ったヴィン)
やたら運転スキルのある寡黙な刑事。
不愉快な議員にははっきり「お前嫌い」と言っちゃった。
・キャシー(旧版アンドレニ夫人)
ブリットの美人過ぎる恋人。設計士か何かかな。
フランクが女性の他殺体前にしても動揺すらしない事に大ショック。
・チャルマース(賞金稼ぎのリー。UNCLEから来たナポレオン)
証人のロスが死んだ件でブリットをとにかく無能呼ばわりする議員様。
何だこいつ嫌な奴だなと思った矢先、案の定真面目な警部を買収しようとする(失敗)
警察を擁護してくれる議員様という事で上層部は揉み手で平服してるけど、実際どういうスタンスで、ぶっちゃけ分かりやすく悪事に手を染めてるのか、等よく分からないままだった。
イメージアップ兼ねてマフィア検挙に心血注いでたとか?
・デルゲッティ
議員とずぶずぶの部長。ブリットの邪魔。
・ベネット警部
部下を信じ買収に屈しない警部。
息子が二人。上の子は大学生だから教育資金が大変だろうな。
日曜は家族で教会に行く。
・エディ
新鮮な情報を提供するサングラスのハンサム。
・デル
ブリットの相棒刑事。
よく呼びつけられる。最後はちょっと活躍した。
・ウィラード先生
腕の良い黒人医師。なのに議員がロスの治療から外させた。
ロスの遺体を隠すことまで、職域を超えてブリットに協力してくれた。
・看護婦さんたち
この時代なので敢えての看護婦。懐かしい帽子をかぶった、仕事の出来るお姉さまたち。
ブリットに頼まれて軽食を用意までするの、ふた昔前の看護婦さんはあるあるのお仕事なんですかね。
・白髪&眼鏡
マフィアからやって来たヒットマン。
ロス(偽)を銃撃して、病院に侵入してきっちり殺害、ブリットとのカーチェイスに敗れて車とともに爆発炎上。
因みに白髪はロバート・デュヴァル。若すぎて、キャスト見るまで分からなかった…!
・本物ロス
マフィアの金使いこんでたやべぇ奴。
議員の証言に託けての高飛びを目論んでたようで、大金渡して旅行客?のレニックを身代わりに立てた。
・偽物ロス
議員の側に立って証言するとかで警察の敬語が付けられていたのに、なぜか自らドアを開けて不審者を招き入れ、本人も想定外に銃撃された。
正体は大金つかまされた中古車販売業、アルバート・レニック。
・シモンズ
「ロス」が生前連絡取っていた女性。
滞在先に駆けつけた時には殺されてた。
レニック夫人。
まずOPから、画面の切替とか本当に1968??と確認したくなるオシャレさ。今見てもこれはこれで今の映画館で流れたら1~2周まわって普通にかっこいいと思う。当時は半端なく斬新だったんだろうなと勝手に想像してるんですけどどうなんでしょう。
あと要所要所のBGMもその使い方もすごく良い。古い映画って脚本のまどろっこしさとかテンポがゆっくりでなんかしっくりこない事が結構あるんですけど、これはBGM効果もあるのか期待以上の水準維持してました。
番組解説からしてロスの坂道でのカーチェイスを売りにしてましたけど、マスタングとダッジ・チャージャーがギャンギャン走り回るのは確かにインパクト大。お金かかってそう。
スタジオ撮影とか合成じゃなくて実際ロケしてるから本当それっぽいカーチェイスの仕上がり。巻き込まれて衝突とか横転する車がゼロなのはまぁ、実写の限界というか…危ないしね。バイクの人がコケたのが限界かな、あれも無傷じゃ済まなそうだけど。
それにしても本人が運転してるとか、マックィーン凄すぎでしょと月並みながら。
あと犯人の車のホイールがバウンドや急カーブの衝撃で外れて飛んでくたび、整備不良なのかなとじわじわ笑いがこみ上げて来る私。
シモンズさんの謎だらけのトランクを漁るブリットとデル…指紋採取するとか言ってなかった?素手だよね?触りまくってるね?とCSI的観点からアッ!アッ!ともやもや。
飛行機で逃げる本物のロスを追って取り逃がすかもしれないギリギリの緊張感は、派手なアクションではないのに今見ても古臭さはなく上手に作られていると思う。
全てを悟って駐機中の飛行機のハッチから飛び降りて逃げるロスを追う、ブリット刑事のシーン。夜の空港で滑走路をぬるぬる走ってる飛行機の下くぐったり、真横を走るのが、現実的な危険度を想像させてある意味一番手に汗握る。
ただ走ってるだけなのにロスの坂のカーチェイスより妙な緊張感あるってどういうことなの…私だけ?
大怪我して殺されたロスが実は偽物だ!本人逃げた!と解き明かしていく展開は結構想定外で、そこも昔ながらのぬるいサスペンスとは一線画してる感じがする。ただロス殺しの下手人探すだけじゃなかったのね。
銃バンバン撃ってくるわ、逃げるついでに空港警備員射殺するわ、ブリットにも銃向けるわで当然と言っちゃ当然本物のロスは射殺エンド。議員に生け捕り厳命されてたけど、こんなもん無理だわ。
但し後々「行ってこい」て優しい目で背中押してくれた警部とか、実際に射殺しちゃったブリットの責任問題になりそうで…事件としてはかなりモヤモヤする終わりだよなと。
政治に翻弄される現場の悲哀、人間としての一個人の感慨、とまぁ、心なしかしょんぼりと彼女の家に帰って来て、顔洗って鏡で自分の顔見つめたエンディングは犯人死亡でスカッとさわやかではないんですけど、バッドエンドでもない何かというか…渋い。
キャシーが兎に角美人。ふた昔前の映画の女優さんて、今観てもうっとりする美女オンパレードでもう本当目が幸せ。「死ぬのは奴らだ」のソリティアとか半端ないよね。
一昔前の映画の女優さんは個性が出て来たり、化粧がケバかったりで、観る映画全て美女だらけって感じじゃなんですけどね。