オードリーヘプバーンは、可憐で美しい女優さんでした。晩年には、国連のユニセフの活動等に参加なさり、発展途上の国の子供達との交流がありました。イギリスのダイアナ妃も同じ様な活動をなさっていたかと思います。どちらの方も華やかさの影には、たくさんの悲しみや辛さ、精神的な苦悩、病があったとそれぞれの回顧録のなかで語っています。

お姫様も、お姫様のような方も決して幸せとは言いがたい一生を終えていたようです。


オードリーがアン王女を演じた「ローマの休日」とてもステキなストーリーでした。たった一日だけの冒険。様々な体験をしました。アメリカ人の記者に恋心を抱きながら。最後は宮殿に、王室に戻るのです。

王女が育った環境を捨てて、街の中の生活に入っていく。アメリカ人の記者と結婚!?


侍従に洗濯をしてもらっていた人が洗濯をすることも、料理の食材を買い求め、料理をする。片付けも。(侍従が付きます。)


前途多難な人生が始まります。


映画の中のアン王女は、王室に戻りました。一夜の夢を胸に抱きながら。

身分相応なのでしょうね。


秋が深まります。神宮外苑の銀杏並木の道が銀杏の絨毯で敷き詰められます。