歴史マンガの次に検討したのは算数マンガ。算数も4年生、5年生で把握すべき特殊算の基礎が全然理解できていなかったため、なにか図示されていて、分かりやすい教材がないかウェブで検索したところ、見つけたのか算数マンガだった。

 

これもウェブで探すと目についたのが、「ドラえもんの学習シリーズ」のマンガ。全17巻で、約1万5千円。Amazonだと冊ずつ、楽天などではセットで売っている。マンガで結構な出費だが、次女でも使える、長女・次女ともにドラえもんが大好きなため、セットで購入。

 

内容はドラえもん、のびた、ジャイアン、すねお、しずかちゃんのいつもの掛け合い(?)の中で、楽しく算数を学習していくというもの。最初は足し算・引き算から掛け算・割り算になり、どんどん難しい内容(特殊算)になっていく。特に、算数0点が多い、”のびた”にドラえもんが表やグラフ、図やいろいろなキャラクターを介在せて、算数をパッと目でイメージしやすい構成で教えてくれる。

 

長女もそうだが、算数が苦手な子は、速さや展開図、仕事算など、設問をなかなか図示できない傾向が多いと思う。算数に苦手意識があるので、文章を読むだけで嫌なのかもしれないが。その点、マンガは見た目がわかりやすいので設問をイメージしやすくなったくらいの効果はあったのかと思う。

 

実際に役に立ったかといえば疑問だが、自宅学習の間に気分転換を兼ねて、よく読んでいた。学習マンガにもあまり期待しないで、学習ポスターと一緒で、何かの役にたったらラッキーくらいの感じでいたほうがいいかもしれない。