社会と理科の学習に後塵を拝したため、何か暗記に役立ついい教材はないかとウェブで探していると、お風呂に貼れる、学習ポスターなるものがあることを知る。
買ったのは、JTBパブリシングの「図解でわかりやすい小学歴史年表 上・下」、「小学高学年 学習日本地図」、「ことばの世界を広げる四字熟語 上・下」。確か、Amazonで買ってすぐに風呂場の壁に貼った。
「図解でわかりやすい小学歴史年表 上・下」は、日本の歴史と世界の歴史が対比してあり、また主要人物のイラストで人名を覚えやすい。主要事項もイラストで掲載され(鎌倉幕府・江戸幕府体制とか冠位十二階、租庸調など)分かりやすい。
個人的には、「版籍奉還」と「廃藩置県」の違い(前者は土地の支配は大名(藩主)で変わらない、後者は大名に代わり県令が土地を支配するようになり、明治政府の権力強化の基盤になった等の説明の記載があり、なるほどと思った。
歴史の全体の流れを掴むため、また歴史の復習にはいいかと思ったが、長女いわく、風呂はリラックスしたいので、気が向いたときしか見ていなかった、とのこと。
家庭教師にMさんも、「よくご家庭でトイレとか壁に付箋で暗記したい事項を貼っていますが、子供意外と見ていないなんですよねー」と言っていたのを思い出した。それより、部屋を歩きながらとか、体を使いながら覚えたほうがいいらしいとも言っていた。
また、暗記といえば、「女の子は、ノートにきれいにまとめる(書く)のに集中しすぎて、書いたことを覚えていないことが多いんですよねー」、ともMさんは言っていた。実際に娘に暗記ノート(まとめノート)はつくらせず、問題を繰り返し解くことで、暗記させる方法をずっととっていた(この方法がよかったがいまとなってはよくわからないが)。
歴史年表については、逆に次女(小学1年生)がイラストを見て人名を何人か覚えていたもよう。卑弥呼とザビエルがお気に入りらしい(確かに特徴があり覚えやすい)。たまに2人で風呂に入っているときにクイズ形式で問題を出し合っていたので、少しは歴史勉強に役に立ったかもしれない。
今でもなんとなく風呂場の壁に貼ってあり、なんとなく日々眺めている。でも、上下、2枚あるのでかなり場所をとっており圧迫感がある気がする。