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特別支援学級に転籍したむすめ(4年生)は、ようやく居場所を見つけ本来の自分を取り戻しつつあります
むすこ(2年生)はまさに去年のむすめ状態で不登校真っ只中ですむすめから学んだことを活かしつつ試行錯誤しながらむすこの対応にあたっております。
とてもモヤモヤしているので吐き出します
ずっとずっと考えて悩んできました。
むすめがなぜ不登校になったのか。
でも、どうしても分からなかったんです。
なんで3年生になったその日から不登校になったのか。
なぜむすめが『2年間も頑張ったから学校を辞める』と宣言したのか。
要因はたくさんあったと思います。
だからわたしは、むすめと向き合い、自分自身と向き合ってきました。
結果として親子関係はとても良好になったので、不登校は無駄じゃなかったと思っています。
昨日むすめが学校職員全員の顔写真入りの広報を持ち帰ってきました。
その写真の中から、好きな先生を紹介してくれるむすめ。好きな先生は担任や交流級や保健の先生
うちのむすめ、悪口とか他人を悪く言うことが苦手です。友達の悪口なんて一度も聞いたことがありません。悪口を言ってはいけないと思っているので嫌なことがあっても飲み込んでいます。
でも、そんなむすめが苦手な先生3人を指差しました。自分の気持ちを言えるようになったのでこれも成長だと思っています!!
1人目は去年のむすこの担任はい、それは致し方ないでしょう。だって、本当にひどかったですもの。見た目からも性格が滲み出てますね
2人目はほぼ全生徒から嫌われている音楽の先生たまにこういう残念な先生いますよね〜。とにかくネチネチうるさいそうです。でも本人は嫌われてることに気付いていない幸せ者!
そして3人目が…2年生の時の担任。えっ?2年生の時の担任苦手だったの?しかもこの先生、新卒で入ってきた新任だったのに。わたしには悪い印象なかったけど…
2年生の時の担任が苦手だったというのは初耳だったので、もう少し詳しく話を聞くことにしました。
ガツガツ聞くと教えてくれなくなるので、あくまで冷静を装ってナチュラルに聞きました。
すると、むすめは話出しました。
この先生はいつも怒っていた。
すぐ怒鳴るから怖かった。
言い方もキツかった。
書写の教科書を忘れた時にどうしても忘れたと言い出せなくて困っていた時、それに気付いた先生が『前から思ってたけど、◯◯(むすめ)さんって、すごくワガママだね!』と言った。それがすごく傷付いて先生がすごく嫌になった。
・・・なにぃ?!
そんなことがあったなんて知らなかったです。
その頃はわたしも本当にむすめに対して無理解だったから、学校で嫌なことがあってもわたしにも言えなかったんだと思います。どうせママは聞いてくれないと思っていたと思います
担任にも理解されず、わたしにも理解されず、むすめは学校生活を1人耐えていたかと思うと申し訳ない気持ちでいっぱいになりました。
おそるおそる聞きました。
わたし:3年生から不登校になったのってその先生が原因?
むすめ:それも少しあるかも。
一気にモヤモヤしました。
むすめの人生を大きく変えたあの不登校の引き金を引いたのは、まさか新人教師だったとは!!!!
だからむすめは『2年間も頑張ったからもう学校を辞める』という言い方をしたのか…。
むすめは、2年生まではなんとか頑張ろうと自分自身を奮い立たせていたのか…。
わたしは教師に新人もベテランもないと思っています。相手が子どもだろうと大人だろうと、言っていいことと悪いことがあるし、1人の人間として誠心誠意関わっていく必要があります。
ましてや発達凸凹の繊細さんへの対応は、その後の人生まで影響することをもう少し真剣に考えてほしいです。無知だからとか、習ってないからとか、新任教師だったからとか、そんな理由で仕方ないという気持ちにはなれません。
教育者って、その人の価値観や考え方を次世代に引き継がせるとても責任ある仕事だと思います。
素晴らしい職業な反面、とてもリスクも高いです。
だからこそ、安易な発言はしていけないし、一人一人の子に寄り添いながら個人を分析していかなきゃいけないと思います。
ひとの人生に関わる仕事に失敗なんて許されませんよ。
でもむすめが不登校を選んでくれたから今があります。
むしろ不登校を選ばず、苦しみながらこのまま学校生活を続けていたら…と、考える方が末恐ろしいです。
むすめの選択は間違いなく英断だったと思います。
ただ人を傷つけておいてのうのうと教師を続けられている元担任には、今後のことも考え一言(では終わらないかもしれないけど)言わせていただこうと思っていますまだ3年目なら、これからの教師人生はうんと長いのでね
お読みいただきありがとうございました