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特別支援学級に転籍したむすめ(4年生)は、ようやく居場所を見つけ本来の自分を取り戻しつつあります。
むすこ(2年生)はまさに去年のむすめ状態で不登校真っ只中ですむすめから学んだことを活かしつつ試行錯誤しながらむすこの対応にあたっております。
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ずっと出し続けていたSOS
むすめは小さなSOSをずっと出していました。
それは、異常なまでのこだわりだったり、癇癪だったり、怒りだったり、偏食だったり、場面緘黙症状だったり。
でもむすめの心の声なき声は、わたしに届くことはなく、むしろそれらの行動全てがわたしの神経を逆撫でしむすめに対して嫌悪感を感じさせるものばかりでした。
何でこんなに育てにくいのだろう。
何でわたしの言うことを聞いてくれないんだろう。
わたしは、いつもそんな気持ちでいました。
幼い頃からむすめはずっと訴え続けていたのだと思います。ただわかってほしいと。
もちろん、むすめも無意識でSOSを出しているわけですし、言葉でうまく伝えられるような感情ではないので、家族みんなが混乱し疲弊しました。
青天の霹靂だった不登校
むすめは入学と同時にコロナのため休校になりました。また人との関わりやマスクの装着についても厳しく指導され、さらに学校というものに対しての嫌悪感は増したのではないでしょうか。
でも、その日が来るまで、わたしはなんだかんだ言いながらも育児は順調に進んでいると思っていました。もちろん毎日行き渋りはあったし、毎日通学団の集合場所まで引きずって連れて行き、毎日宿題で癇癪を起こし、毎日辛そうにはしていたけど、学校には行っていましたから…。
そして、不登校という奈落の底に突き落とされ…わたしはようやく目が覚めました。
わたしは、ずっとむすめの表面しか見てこなかったな。と。
むすめが不登校になった本当の理由、それは、
わたしがとことん自分自身と向き合うためだった
と、今ならはっきりと分かります。
自分と向き合う
不登校という、未知の世界に投げ込まれたわたしはとても混乱し狼狽えました。
でも少しずつ現実を受け止め、むすめと向き合い、自分とも向き合いました。
あれだけ、むすめに対して受け入れ難く問題行動だと思えていたことは今では本当に大した問題ではなくなっています。
なぜ、もっと早くこんな簡単なことに気付くことができなかったのか…自分でも不思議なくらいです。
それほどまでに人の価値観や固定観念というものは、強固で簡単には崩すことができないのでしょう。
不登校という青天の霹靂が、今まで培ってきたわたしの価値観や固定観念を木っ端微塵に粉砕してくれるキッカケとなりました。
だから、わたしはむすめが不登校になってよかったと思っています。それがなければ、わたしの考え方はこの先ずっと変わることはなかったでしょう。
むすめのことを愛しいと思った
今が1番むすめのことを心から可愛いと思えています。
むすめが不登校になるまでは、口では可愛いね、大好きだよ、とか言っていても、どこか気持ちは上の空でした。
むすめの言動をわたし基準で⭕️か❌と判定していたので、むすめ自体を受け入れているのではなく、わたし基準で合格だったむすめの時だけ受け入れていたのだと思います。
でも今は、むすめを丸ごと受け入れられるようになりました。だから、なんて愛おしいんだろうと思えるようになったんです。
それはむすめが変わったからではありません。
わたしが変わったからです。
まだやり残した課題がある
わたしには子どもが2人います。むすこも去年のむすめ同様に不登校です。
むすめの時と同様にむすこと向き合う(自分と向き合う)作業をしている途中です。
むすめとむすこは別人格なので、同じような展開になるとは思っていません。
100人いたら100通りの子育てがありますから
そして忘れてはいけないのは夫との関係。こちらもまだまだやり残しの課題が山積みです。
まだまだわたしは、くたばるわけにはいきません
ブログとの出会いが自分を変えた
わたしはブログに自分の気持ちを書き出すことで感情の整理と自分の言動を客観視するという作業を行なってきた気がします。
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