J①明暗対比の大切さをダ・ヴィンチから学ぼう★ | Medyのツーレポ&色々ブログ

こんにちは! Medyです。


昨日の夕方にいきなりイラストの発注があり、

しかも締め切りが今日の午前中! 
(死にものぐるいで、作成しました!)


あり得ない……。と思いつつも

お絵描きをし出すと集中できるから、
お絵描きが好きなんだなぁと思います。



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絵の何がいいかというと、一言では言い表せないかも……。

でも、今日はイラストという作業をしていたので、
イラストから何を学べるのかというお話をして行きます。

例として、レオナルド・ダ・ヴィンチの「手のデッサン(素描)」を
使うことにしますね。


知らない人はいないと思われる「ダ・ヴィンチ」ですが、
ダ・ヴィンチのデッサン(素描)を見たことがない方は
結構いるかもしれません。

これを機会に、興味を持っていただけたらいいなと思います。

はい。また前置きが長くなりました。

私は今から

①「モノの見せ方」(明暗対比の重要性)
②「練習を積み重ねることの大切さ」

について説明しますね。


~~~~~~~~

①モノの見せ方(明暗対比の重要性)

作品を作るときに、明暗対比を何も考えずに作成している人って
結構多いんです。
だから、今日は「明暗対比の重要性」について、お話しします。

明暗というと白黒の世界です。だからデッサンを使用しますね。

これはトリビアになるのですが、
美術館などで巨匠のデッサンを見る機会があれば、
よく見てみてください。
真っ白の紙の上に描かれたものは、ほとんどありません。
(えっ、紙が古くなっているから白く見えないだけだって? 違いますよ)
ワントーングレイがかかった下地が付いている状態で
描かれているものが大半
です。

これなぜだか知っていますか?
後ほどこれについてもお答えします。


はい。ダ・ヴィンチのデッサンの画像に簡単に

このデッサンの見所の解説を書き加えてみました。


デッサン一枚からでも、これだけのことを学べるんですね。

やはり巨匠はすごいです!!!(興奮気味!)

今回は巨匠のデッサンなので、本当に学ぶ点が沢山あります。


でも、普段から、「観察力」というのを
鍛えた方が絶対にいい
と思います。

どんなものからでも、貪欲に何かを学び取る姿勢、

とても大事です。



~~~。「のことは分からない」って???


では分かりやすく解説をしますね。

図にもすでに書き込みましたが、


「この絵を目を細めて、薄目で見てみてください」


「どのように見えますか?」


ごろんとした左手と右手が見えるでしょ?


二次元の平面に描かれているのに、
立体的に見えるのはなぜでしょう?


はい。答えは、
手前と奥のものの描き分けが
しっかりとされているから
です。

一番手前に見える部分は、この画面で一番明るい色(白、つまりハイライト)
置かれています。

そして、その影の部分は暗い。


つまり、一番、手前に出て来ているところに

一番強い明暗の対比が来ているんです。


はい、ここで冒頭で問いかけをした
「巨匠が真っ白な紙の上にデッサンを描かないのは
なぜ?」の答え
があるんですね。

一番手前に見えるものに一番強い白(つまり真っ白)を
置きたいからなんです。

だから、過去の巨匠達は、

ワントーングレイがかかった下地が付いている状態で
デッサンを描いたのです。

私が言いたいことを分かっていただけますでしょうか?







つまり、動画の「タイトル画面」などでも、

最も強く言いたい部分に、一番強い明暗の対比を

持って来たらいいと言いたいのですね☆


色だけで画面を作っていたら駄目で、
色を使うときも、必ず明暗対比も考えることが
重要なのです。

(見せ方のパターンにもよりますが、最初はこの法則を使った方が、

画面にメリハリが出ます)


「えっ、なんで薄目でみたんですか?」って?


ものごとを客観的に見るためですよ。

芸術家は1日中座って、自分の作品を描いているわけではありません。


制作中、何度も遠く離れて作品がどう見えているのかを
チェック
しています。

先ほどもやったように薄目で作品を見たり、

中にはキャンパスの上下をひっくり返して、
画面をチェックする
方もいるぐらいなのです。

ずっと同じ視点でモノを見続けていると、これでいいんだ、
という概念みたいなものが
産まれがちになってしまうのです。


だからたまにはいつもと違う見方をすることが大切で、

そうすることで新たな発見が見えることもあるのですね。


あ~~~、ちょうど、いい感じでまとまっているのに、

ダ・ヴィンチだから、学べることが多すぎ!


もう少し、私の説明に付き合ってくださいネ。


~~~~~~~~~~

②積み重ねの重要性


あっ、ちなみに「この絵がダビンチの絵だと
認識できた人いますか?」

もし、いたとしたら、かなりの芸術通ですよ。

画集などでも、こっそりと掲載されているレベルの絵なので。


ダ・ヴィンチと言えば、『モナリザ』『最後の晩餐』など、

有名な絵はたくさんあります。





でもそのような

名作の影に、こういった練習の積み重ね(デッサン)が

多数あるのです!






ダ・ヴィンチはデッサン(美術用語で「素描」と言います)を何枚も残していて、

『ダ・ヴィンチの素描集』ってめちゃくちゃ分厚い画集になるんですよ。辞典ぐらいの太さの画集が数冊分☆




人体の構造を示した図や大作を描くための女性の顔部分のスケッチ、ネコのスケッチまで!!!




ダ・ヴィンチのすごさは、絵画の一部分のエスキース(下絵)、解剖学(イラストだけではなく、文章も書かれている!)、
科学的発想のアイデアメモなど分野が多岐に渡るんですよね。


計算しつくされた構図の名作の数々……。


これらはこのような積み重ねの素描があって、
初めて産まれ出されたものなんです。




あれだけ名作を残しているダ・ヴィンチですら、
これだけの積み重ねの作業をして、
試行錯誤をしているんですよ。


現代の私たちも、もっと自分自身が何者かを知るために、

試行錯誤をしながら、様々な経験値を
積み重ねて行く必要があるのではないでしょうか?

めちゃくちゃ頑張ってブログを書いています! 
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