みなさんは
白鳥のイメージをどのように
持っていますか?
「美しい鳥」というイメージを
持っておられる方も多いのでは??
『白鳥の湖』などで、上品なイメージもついていますし、
『みにくいアヒルの子』では、
周りのアヒルから辛く当たられていた雛は成長して、
初めて自分が美しい白鳥だったことに気づいたりもします。
そんな、美しい白鳥……。
まったく違う存在になってしまいます。
見る場所? 私は写真撮影が趣味で、丹頂鶴を撮影しに、
北海道の鶴居村という「丹頂鶴」の生息地に行きます。
そこに行くと、主役は丹頂鶴! 白鳥の存在は薄かったです…。
丹頂鶴という美しい鳥がそばにいると、
美しいはずの白鳥も霞んでしまうんですよね……。
脚は、白鳥は太くて短い……。
丹頂鶴の細くて長い脚……。
この青空を飛ぶ白鳥の姿と
丹頂が飛んでいる写真と比べると……、
やはり丹頂鶴の方が美しいと思ってしまう。
だから、丹頂鶴を目当てに撮影をしに来たカメラマンさんは、
こんな白鳥が邪魔で仕方がないのです。
「白鳥(しらとり)さん、邪魔!」と言って、パンくずを投げて、
追い払っていますから……。
(注:Medyはそんなことしないですよ!)
そうなんです。
白鳥は本州などでは、美しいと思われていますが、
丹頂鶴がいる地域では、そんなに美しいと思われないんですよね。
今日は、場所が変わると見え方が全く異なること、
つまり、視点を変えてものごとを見ることの
大切さをお伝えしたくて、
このお話しをしてみました。
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