このつづき
少し前にこの記事で書きました
前頭前野です
我慢したり感情を抑えたりする部分です
怒りたい時にぐっと我慢できるか否かは
この前頭前野にかかっているのです
ですから
学校生活において暴言や他害等の
トラブルが起きる原因として
実は前頭前野の萎縮が
考えられるのです
では前頭前野の萎縮が
なぜ起きたのでしょうか
乳幼児期に大人の暴力や暴力シーンを
日常的に見て心身的なストレスを感じると
脳の前頭葉が萎縮するのです。
前頭葉は
思考・自発性・感情・性格・理性
をコントロールするため、
前頭葉が萎縮した子供は
感情をコントロールできず
暴力的になったり
物事に関心・やる気を
示せなくなる(抑鬱状態)
場合があります。
激しい夫婦喧嘩や
兄弟が激しく叱られる様子を
目撃させられるのも
虐待に相当する
とされています
また不思議なことに
「心理的虐待」は
会話や言語を司る「聴覚野」が
萎縮するどころか
拡大することが
明らかになっています
つまりとてもよく言語を操る
ということになります
＝
口による攻撃も凄まじい
ということになりますね
ネグレクトを受けた子は
逆にこの聴覚野が
萎縮するとのことです👂️
性的虐待を受けた子は
視覚野が萎縮するとのことです👁️
だからこそ
乳幼児期の脳が発達する時期に
本当に母親が一番力を入れるべきは
知育などではなく
優しくあたたかい心を育てること
なんではないかと思うわけです
字が早く読めるとか
パズルが早いとか
どーでもいいんですよ
大人になっても出来ない人なんか
いないんだから
善悪の価値観が育つ重要な時期に
『言っても聞かない子(家族)に対しては
力で捩じ伏せても良い、
仮にそれらが
発達障害に起因する
失態であったとしても
言ってもわからない人間には
暴力で持って
言うことを聞かせても良い』
というルールで
育てているシーンを
見せて育てると
その子の中では
どのような秩序が
育つでしょうか
親がして来た通りのことを
まねて行動するということは
ないでしょうか
子は親を写す鏡とも言います
このように育ってほしいという姿を
見せていけたら理想ですね✨
次回はまだ間に合うかも
知れないという話を
書きたいと思います