ひとり占め Monopoly | つよしのん

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空き家に捨てられていたところを保護された、ねこの兄妹のほのぼのした日常です。
見てくれた人が、やさしい気持ちになれたらいいなと思って撮っています

 

猫は狭いところが好きなはずですが、それは時と場合によります。

猫だって広々とした場所でのびのびしたい時だってあります。

 

あらんとさくらは、最近わたしのベットがお気に入りです。

ダブルベットなので、猫にとっては広々としたスペースです。

柔らかいベットのうえで、だらんと横になったりナメナメして過ごしています。

 

しかし、あらんとさくらが一緒にベットにいることは滅多にありません。

ふたり一緒にいるとバトルが始まり、どちらかがベットを降ります。

ひとりでいるときのベットは憩いのスペースですが、ふたり一緒になると、ベットは戦いのリングに変わるのです。

バトルに勝利した方は、ベットをひとり占めして、ゆっくりくつろいでいます。

ふたりでも十分なスペースがあるのだから一緒に使えばいいのにと思うのですが、二人にはふたりなりのルールがあるようです。

ふたり一緒が嫌なのではありません。ハンモックやキャットサークルなどの狭いスペースには、ふたり仲良く入っています。

ですが、ベットだけはお互いにひとり占めしたいみたいです。

ひとり占めといっても、それはあらんとさくらのふたりが一緒には居ないということです。

わたしがベットにいることについては、どちらも認めてくれています。

ただ、あらんとさくらのふたりが一緒にベットに居ることが、お互いに認められないことのようです。

 

猫の世界には、人間の世界とは別のルールがあるんでしょうね。

 

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