18日、中山競馬場で行われた

第22回中山グランドジャンプ(4歳上・JGI・障害4250m)は、

道中2番手でレースを進めた

石神深一騎手騎乗の1番人気

オジュウチョウサン(牡9、美浦・和田正一郎厩舎)が、

3周目向こう正面で先頭に立ってゴールまで押し切り、

2着の3番人気メイショウダッサイ(牡7、栗東・飯田祐史厩舎)に

3馬身差をつけ優勝した。

勝ちタイムは5分2秒9(不良)。(netkeiba)

 さらに大差の3着に

4番人気ブライトクォーツ(牡6、栗東・荒川義之厩舎)が入った。

 なお、11番人気

セガールフォンテン(牡10、美浦・石毛善彦厩舎)と

2番人気シングンマイケル(セ6、美浦・大江原哲厩舎)は

障害飛越の際転倒し競走を中止、

6番人気メドウラーク(牡9、栗東・橋田満厩舎)は

馬体に故障を発生し、3周目4コーナーで競走を中止した。

 勝ったオジュウチョウサンは、

父ステイゴールド、母シャドウシルエット、

その父シンボリクリスエスという血統。

単勝1.1倍の圧倒的人気に応えて、

JGI出走機会7連勝を含む障害重賞13連勝を飾り、

中山グランドジャンプ5連覇という前人未到の偉業を達成した。

【石神深一騎手のコメント】
 ほっとしています。

コーナーが滑りやすかったので、

滑らないように気を付けて乗りました。

 (逃げたメドウラークに騎乗の)

北沢騎手が良いペースで流していたので、うまく折り合えました。

(ブライトクォーツ騎乗の)西谷騎手が迫ってきたので、

早めに抜け出すことになりましたが、

最後まで踏ん張ってくれました。

 オジュウチョウサンは素晴らしい馬で、

これからも負けないと思います。

いつも真面目にレースを走ってくれて本当に感謝しています。

また、5連覇という偉業を達成させてくれて

本当にありがたく思います。